花火撮影テクニック教えます!疑問解消、花火写真何でもQ&A!

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Amazing Graphでも頻繁に取り上げている花火撮影。やってみたいけど、初めてだからちょっぴり不安…という方も多いのではないでしょうか。

そこで!花火の疑問解消スペシャル!何でもQ&Aと題しまして、よくある花火に関する疑問を徹底解明したいと思います☆

リアルな撮影の現場で役に立つものばかり。花火大会へ向かう前にはぜひ目を通してみてくださいね!



■はじめての大会編


Q.早く会場入りしろって言うけど、実際どのくらい?
A.「絶対ココじゃないとイヤ」という場所がなくても、1時間以上前には落ち着いて準備したいところです。ただ、もっと早く場所取りしている人はたくさんいますので、慣れてきたらこだわりが出ててきてベストポジションで撮影を目指したくなるかも?会場によっては3時間以上前になるかもしれません。事前に情報をチェックが一番です。

Q.三脚を立てている人の近くに自分も三脚を立てたい!迷惑かな?

A.三脚OKの場所は、もちろん誰が立てても構わないはず。でも、あとから来た場合はちょっと気後れすることも。例えばひとこと「隣よろしいですか?」「空いてますか?」などと声を掛ければ、ぐんと印象がよくお互い気持ちよく撮影できるのではないでしょうか。

電車の中と同じで、狭い場所では譲り合いましょうね!

Q.花火大会は帰りの混雑が心配。避ける方法は?
A.花火を最後まで観ることなく、早めに切り上げて帰路に着く…という手もありますが、やはり最後まで見守りたいですよね。事前に最寄りの駅を調べ、空いていそうなルートを調べておきましょう。

そして終了後に一刻も早くとダッシュするよりも、食事などどこかで時間を潰してからゆっくり帰ったほうが、帰宅時間は遅くなっても精神的には余裕があっていいかもしれません。ぐったり疲れないように、余裕を持って行動したいですね。

Q.暑くてグッタペルカ…
A.ブリリアント先生は、猛暑のお出かけにはメントールなどが配合されたひんやりクリームを持参し、おでこなどに頻繁に塗りなおしているそうですよ。効果は絶大だそうです。ドラッグストアで探してみてくださいね。

ただ、ひんやりするだけで熱中症を防ぐことはできませんので、こまめな水分補給を忘れずに、無理せず撮影を楽しみましょう!

 

■はじめての撮影編


Q.基本の設定は?
絞りF8~F11程度、バルブ、ISO100が基本です。絞りは最初から最後まで一緒というわけではなく、まだ明るい時間はもう少し絞込み、暗過ぎたらもう少し開放するというように、適宜調整しながら撮影します。

Q.シャッターを空けるタイミングは?
A.花火が炸裂する前に露光を開始し、炸裂した後に露光を終了するのが基本です。空にポツンと花火を写すのでは途中でなにもなく寂しいので、打ち上がる軌道から露光するのも良いです。

露出オーバーで真っ白にならない限りは、連続で開く花火をいくつか待って露光を続けると、賑やかな写真になります。

Q.花火の線が太くなる…
A.おそらく、ジャスト無限遠になっておらず、微妙にピントがズレているのではないでしょうか。

ジャストなピントで撮影できたときの、引っ掻いたような細い線は美しいものです。ピンがズレているとこのように太くなってしまい、あまりキレイではないですね。

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Q.花火打ち上げ途中で、無限遠にピントを合わせる効率的な方法は?
A.打ち上げ前なら、まだ明るいうちに遠くのビルなどを目安にして簡単に無限遠に合わせられますが、露光間ズーム、露光間デフォーカスを試した後などは困りますよね。

「ピントリングを無限縁側にぐっと回して、突き当たったら少し戻す」もいいのですが、感覚に頼ることになってしまいます。距離計のあるレンズの場合は無限遠のマークを指標にしてもいいですが、ない場合は困りものですね。

そこで、花火が打ち上がる際の軌道を目安にしてみてはどうでしょうか?

ライブビューに目が慣れてくれば、軌道がシャープに写る瞬間がわかり、比較的手応えのあるピント合わせができるかと思います。余裕があれば表示を拡大すると格段にわかりやすくなります。

花火の打ち上がる付近に建物があればそれを頼りにピント合わせができますが、なにもないときはぜひ意識してみてくださいね。

Q.花火の線がジグザグになる?
A.見栄えが悪く、とても気になりますよね。残念ですが三脚が風に揺れてしまっているようです。少しでも揺れを防ぐため、下記を確認してください。

1.カメラとクイックシュー、クイックシューと雲台がしっかり固定されているか?
2.自由雲台やパン棒が、現在の位置でしっかり固定されているか?

少し固めに締めるのがポイントです。

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Q.花火撮影に適した三脚は?
A.できる限りしっかりとした、脚径の太い物を選んでください。花火撮影は三脚が9割と言っても過言ではありません(byブリリアント先生)。

少しの風でも三脚は意外に揺れるもの。仕上がりの美しさに直結すると思えば、重くても良い物を持ってくるほうが後悔しないハズ!

Q.花火の先っぽがブツブツになる
A.先っぽがブツブツになる花火のようです。…そういう種類の花火があるので、そういうものだと安心してくださいね。

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Q.花火撮影にレリーズって必須?どんな物がいい?
A.少しのブレでも防ぎたいなら、あるにこしたことはありません!花火には無線タイプではなく、有線のレリーズが使いやすいですよ。

なぜかというと、無線タイプでバルブ撮影をする場合は、「1.押して露光開始 2.押して露光終了」を花火の打ち上がりに合わせて繰り返すわけですが、同じアクションのため今は露光開始だっけ?露光終了だっけ?とだんだん混乱しやすいのです。

また、撮影地ですとめったにないとは思いますが、同じ製品を使っている人がいて混線する可能性も考えられます。

一方有線のレリーズなら、「1.押して露光開始 2.離して露光終了」なので、混乱しにくいのです。

Q.横位置・縦位置両方撮影したいけど、その度に画角を直すのが大変…
A.そのためにL型ブラケットという便利なものがあります!
カメラに取り付けておけば、最小限の画角の変化でスマートに縦位置・横位置を変えることができます。まさに花火撮影にピッタリ。

汎用の安い物も販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

Q.たくさんの花火を一つの画面に収めたい!合成しかない?
A.昔からある撮影テクニックで、黒い下敷きやうちわを使って、バルブ撮影中の「露光を遮る」方法があります。

次の花火が打ち上がるまでの何もない時間や、写真としていまいちな花火のときは黒い下敷きでレンズの前を遮り、露光したいキレイな花火の時は下敷きをどけてレンズの前を空けます。遮る、空ける、遮る、空ける…の繰り返しで、いい塩梅のところで露光を終了させます。

うまくいけば、露光時間が長くてもむやみに明るくならず、いくつかの単発の花火も一つの写真に収めることができますよ!

 

■まとめ 〜人生いろいろ、花火もいろいろ〜


いかがでしたか?花火の疑問、解決できたでしょうか。もしまだわからないことがありましたら、ぜひAmazing Graphへお問い合わせください!

もしかしたら、質問を引用させていただくかも知れません。花火撮影がうまくいきますように、みなさんのご健闘をお祈りしています☆

 

Reported by ひらはらあい