ソニーはレンズが少ないってホント?Eマウントレンズラインアップを考える

FE 70-200 mm F2.8 GM OSS

ソニーがEマウントミラーレス機を発売してから早くも6年が経ちます。

発売当初から「ソニーはレンズが少ない」と言われ続け、未だに言われる事がありますが、果たして本当にそうなのでしょうか?今日はEマウントのレンズラインアップについて考えてみたいと思います。



■広角レンズラインアップ


広角レンズは合計で25本、うちフルサイズ対応レンズが10本となっています。

ソニーEマウント用レンズはかなりマニアックなメーカーなどからも発売されているようで、全てをカウントすることは難しいのですが、価格comに掲載されているような大手カメラ店などで入手出来るものだけをカウントしています。

広角レンズだけで25本というのは十分なラインアップと言えるでしょう。出来ればズームレンズがもっと増えるとより選択肢の幅が出そうです。

また、28mm F1.4や28mm F1.8などもあっても良いかも知れませんね。

 

■標準レンズラインアップ


標準レンズに関しては合計で14本、うちフルサイズまで対応したレンズが8本となっています。こちらも必要にして十分ではないでしょうか?より大口径の50mm F1.4なども期待したいところです。

 

■望遠レンズラインアップ


望遠レンズに関してはEマウントの泣き所とも言えるかも知れません。合計で7本、フルサイズ対応レンズは3本です。

ポートレート用レンズとしては85mmが充実してきたもの、135mmも欲しいところですし、またスポーツ撮影や野鳥撮影となるとAFレンズが200mm程度まででは被写体が限られてしまいます。

70-300mm程度のフルサイズ対応レンズや、様々な被写体に対応するには600mm程度までのレンズも欲しいところでしょう。

 

■高倍率ズームレンズラインアップ


高倍率ズームレンズに関しては合計で6本、フルサイズ対応が2本となっています。

動画撮影にも力を入れているソニーだけに、高倍率ズームレンズは充実しています。また動画撮影に適した電動ズームを採用したレンズラインアップも魅力となっています。

 

■マクロレンズラインアップ


マクロレンズに関しては合計で4本、フルサイズ対応が1本とやや不足気味で、料理撮影にも適した50mm程度のものや昆虫撮影向きの150mm程度のレンズも欲しいところです。

 

■魚眼レンズラインアップ


魚眼レンズに関しては明確に不足しており、APS-C用のフィッシュアイコンバーターレンズがありますが、フルサイズ用の魚眼レンズがありません。今後の拡充に期待したいところです。

 

■広がっていくEマウントレンズの世界


2016年3月20日時点でEマウントレンズの価格com登録数は合計で63本、フルサイズ対応レンズが22本となっています。これはミラーレスマウントのレンズラインアップとしてはマイクロフォーサーズマウントに次ぐ本数となっています。

各社ミラーレスマウント価格com登録本数(2016年3月20日時点)

  • マイクロフォーサーズマウント:124本
  • Eマウント:63本
  • EF-Mマウント:20本
  • Nikon1マウント:22本
  • Qマウント:9本
  • Xマウント:47本

これだけのレンズラインアップに加えて、オートフォーカス対応マウントアダプターのAF速度も実用十分なレベルになっていることを考えると、少なくとも一般的な撮影においてそのレンズラインアップはかなり充実していると言えるレベルで、「ソニーはレンズがない」というのは杞憂と言えるのでしょう。

逆にEマウントレンズラインアップでレンズ不足と感じる被写体としては屋外スポーツや野鳥撮影などで使用する超望遠レンズ群と、建築撮影などで使用するアオリレンズかと思います。

今後Eマウントの更なる飛躍のためには、それら特殊用途レンズの充実も期待したいところです。

 

画像:Amazon

Reported by 山﨑将方