イメージセンサーの「リングピクセル」ってどんなもの?

EOS-1D X Mark II

フォトマスター検定の予想問題です。合格目指してさっそく問題です!フォトマスター検定勉強法も掲載しています。参考にして頂ければと思います。

難易度:準1級レベル

問:デジタルカメラにおける「リングピクセル」とは何のこと?次の中から選べ。

① 画像処理エンジンによるシャープネス処理がかかるピクセル部分
② レンズの色収差が影響を与える結像位置周辺のピクセル範囲
③ フィルター処理に必要とされる最小限のイメージエリア周辺画素

正解はこのあとすぐ!



■正解は③(フィルター処理に必要とされる最小限のイメージエリア周辺画素)


イメージセンサー

フィルター処理とは?

RGGBカラーフィルターを使用しているベイヤー型のイメージセンサーは、各画素ではR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のいずれかの色情報しか得られません。

そのため1つのピクセルに当たっている光の色情報を得るためには、周辺の違うカラーフィルターから得られた色情報を掛け合わせることでフルカラー情報を得るという仕組みをとっています。これらの処理のことをフィルター処理と呼んでいます。

デモザイク処理

リングピクセルの役割

仮に記録画像サイズが2400万画素であれば、「画像として記録する2400万ピクセル+フィルター処理のために必要な周辺のピクセル」が必要になります。この周辺のピクセルのことを、リングピクセルと呼んでいます。

ちなみにCIPAの「デジタルカメラのカタログ等表記に関するガイドライン(PDF)」によって、「リングピクセルは有効画素に含めても良い」とされているため、

  • 画像として記録される記録画素数
  • リングピクセルを含めた有効画素数
  • イメージセンサー周辺部のオプティカルブラックピクセルを含めた総画素数

といった3つ表記存在します。そして画素数は、総画素数>有効画素数>記録画素数の順になるというわけです。

 

文献引用:CIPA
画像:Canon,CIPA,京都産業大学

Reported by 山﨑将方