SIGMAから超望遠大口径レンズ「500mm F4 DG OS HSM Sports」が登場!

500mm F4 DG OS HSM Sports

シグマからAPO 500mm F4.5 EX DG HSM後継レンズとなる500mm F4 DG OS HSM Sportsが発表されましたが、いわゆるゴーヨンと呼ばれるクラスのこのレンズ、どれほどのポテンシャルを秘めているのか?

今回は野鳥や飛行機を撮影する方にとって純正レンズと比較したくなる注目の大口径超望遠レンズ、500mm F4 DG OS HSM Sportsをご紹介したいと思います。



■SIGMA 500mm F4 DG OS HSM Sportsの特徴


500mm F4 DG OS HSM SportsはシグマSportsラインのフラッグシップレンズとなっており、シグマの最新技術を余すことなく盛り込んだレンズとなっています。もちろん光学性能だけでなく、防塵防滴・手ブレ補正・AFファンクションボタン・シグマ第6世代となる超音波モーターなど、使い勝手の部分でも力が入れられており、光学性能と機能性を高次元で両立させた「高性能望遠レンズの新基準」を実現しています。

500mm F4 DG OS HSM Sportsはコンバージョンレンズにも対応しており、スポーツ撮影や野鳥・野生動物などのネイチャーフォト、航空機や鉄道撮影など様々なシーンで活躍する超望遠レンズとなっています。

500mm F4 DG OS HSM Sportsには一脚や三脚でも安定した撮影を可能にするために大型で安定性に優れた三脚座が採用されています。この三脚座は鏡筒のリング部分に90°のクリックストップが採用されているため、縦位置と横位置の変更が行いやすくなっています。

三脚を不整地に設置する場合や斜め位置での撮影など90°ではない角度調整が必要な場合、このクリックストップをスイッチ一つで容易に解除することが可能です。

現在では三脚や一脚などをアルカスイス互換のプレートやクランプのシステムで運用する方が多くなっていますが、500mm F4 DG OS HSM Sportsでは別売りのアルカスイス互換クランプに対応したレンズフットTS-81も取り付けられるようになっています。

■SIGMA 500mm F4 DG OS HSM Sportsの製品外観


500mm F4 DG OS HSM Sports

500mm F4 DG OS HSM Sports

500mm F4 DG OS HSM Sports

■SIGMA 500mm F4 DG OS HSM SportsとEF500mm F4L IS II USM・AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VRの比較


シグマ500mm F4 DG OS HSM Sports、キヤノンEF500mm F4L IS II USM、ニコンAF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VRの比較は以下の通り。

メーカー SIGMA Canon Nikon
レンズ名 500mm F4 DG OS HSM Sports EF500mm F4L IS II USM AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR
レンズ構成 11群16枚 12群16枚 12群16枚
最小絞り F32 F32 F22
フィルターサイズ φ46.0mm(差し込み) φ52.0mm(差し込み) φ40.5mm(差し込み)
画角
最短撮影距離 3.5m 3.7m 3.6m
最大径×全長 φ144.8×380.3mm φ146.0×383.0mm φ140.0×387.0mm
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り) 9枚(円形絞り) 9枚(円形絞り)
最大倍率 φ144.8×380.3mm φ146.0×383.0mm φ140.0×387.0mm
重さ 3310g 3190g 3090g

画像:SIGMA

Reported by 正隆