マイク・ケリー航空機写真集「Airportraits」は執念の賜物!

Airportraits

写真家マイク・ケリーさんは航空機の離着陸を撮影した画像を一枚に合成した驚きの作品集「Airportraits」を発表しています。今回はこのマイク・ケリーさんの作品集、Airportraitsをご紹介します。



■マイク・ケリーさんについて


マイク・ケリーさんはロサンゼルス在住の建築写真家で、バーモント大学でスタジオアートと環境科学を研究していました。

アイスランド

マイクさんは元々はプロのスノーボーダーを目指していたそうですが、スノーボード中に15針を縫うケガを頭部に負い、入院中に不動産関係の友人が出来たことをきっかけに建築写真を仕事として請け負うようになったとのこと。

パンナム航空

ひょんなことから始まったマイクさんのカメラマンとしての道ですが、自然光や人工光を駆使したマイクさんの作風は一般的に知られる広告写真とは一風違います。

パンナム航空

まるで絵画のように描かれる彼の作品はパンナム航空の写真のように、一見してコマーシャルフォトに見えない独特の雰囲気が高く評価されています。

ひたすらクオリティを追い求めると言うよりは、その場の雰囲気を感じさせる作品です。20世紀のアメリカの画家、エドワード・ホッパーのような印象を受けました。こういう広告写真も味わい深くて良いですね。

 

■作品集「Airportraits」のご紹介


マイク・ケリーさんの作品集「Airportraits」は空港の離着陸を撮影した写真です。しかし通常の空港での航空機の撮影とは異なり、約8時間にも渡る長時間の撮影を行っているとのこと。

Airportraitsは、長時間にわたる撮影によって離着陸する航空機を大量に撮影し、その後レタッチソフトによって飛行機同士を適切に重ね合わせ一枚の画像に合成して仕上げています。

Airportraits

Airportraits

Airportraits

Airportraits

Airportraits

空いっぱいの無数の飛行機たちは、映画「紅の豚」のポルコ・ロッソの若い時の回想シーンのように不思議な光景を作り上げています。

 

画像:MIKE KELLEY

Reported by 山﨑将方