値崩れしやすいカメラメーカー、値崩れしにくいカメラメーカー

価格.com

カメラの購入を考える際、今買うべきか待つべきかは悩ましいところです。各カメラメーカーのうち値崩れの少ないメーカーや値崩れの大きいメーカーはどこなのでしょうか?

そこで今回はカメラメーカーの値崩れの具合を、価格.comの最安値を参考に比較してみたいと思います。



■各カメラメーカーの価格推移


価格推移

対象としたのは以下の通りです。

  • 一眼レフとミラーレスが対象
  • 公式サイトに現行機種として掲載されかつ発売中であるもの
  • ボディ単体の価格が価格.comに掲載されているもの
  • 価格.comへの初登録日の最安値と現在の最安値を比較

※価格は記事執筆時のものです。

キヤノン
機種名 初値 現在最安値 差額 値下り率
EOS-1D X Mark II 651,807 564,534 -87,273 13.4%
EOS 5D Mark IV 420,388 323,976 -96,412 22.9%
EOS 5D Mark III 322,198 223,858 -98,340 30.5%
EOS 5Ds 454,889 400,812 54,077 11.9%
EOS 5Ds R 484,049 413,000 -71,049 14.7%
EOS 6D 178,198 120,780 57,418 32.2%
EOS 7D Mark II 202,169 113,922 -88,247 43.7%
EOS 80D 125,690 92,397 -33,293 26.5%
EOS 9000D 104,488 92,790 -11,698 11.2%
EOS Kiss X9i 94,502 83,370 -11,132 11.8%
EOS Kiss X8i 93,539 61,500 -32,039 34.3%
EOS Kiss X7 71,799 45,700 26,099 36.4%
EOS Kiss X80 47,809 37,430 10,379 21.7%
EOS M5 109,209 91,612 -17,597 16.1%
EOS M6 89,909 75,800 14,109 15.7%
EOS M10 41,595 27,300 14,295 34.4%
キヤノン平均 218,264 173,048 -45,216 23.5%
ニコン
機種名 初値 現在最安値 差額 値下り率
D5(XQD-Type) 675,540 572,759 -102,781 15.2%
D5(CF-Type) 675,536 578,144 -97,392 14.4%
Df 250,198 209,780 -40,418 16.2%
D810 313,462 228,116 -85,346 27.2%
D810A 376,603 326,080 -50,523 13.4%
D750 204,000 153,841 -50,159 24.6%
D610 178,199 113,378 -64,821 36.4%
D500 233,245 184,213 -49,032 21.0%
D7500 142,162 124,081 -18,081 12.7%
D5600 80,779 70,480 -10,299 12.7%
D5300 80,798 60,769 -20,029 24.8%
D3400 58,303 43,309 -14,994 25.7%
Nikon 1 J5 49,080 35,440 -13,640 27.8%
Nikon 1 AW1 67,313 54,801 -12,512 18.6%
ニコン平均 241,801 196,799 -45,001 20.7%
オリンパス
機種名 初値 現在最安値 差額 値下り率
OM-D E-M1 Mark II 211,886 182,360 -29,526 13.9%
OM-D E-M5 Mark II 111,887 79,480 -32,407 29.0%
OM-D E-M10 Mark II 78,729 51,185 -27,544 35.0%
PEN-F 141,336 122,201 -19,135 13.5%
PEN E-PL8 75,809 64,476 -11,333 14.9%
オリンパス平均 123,929 99,940 -22,175 21.2%
ソニー     
機種名 初値 現在最安値 差額 値下り率
α9 484,910 418,233 -66,677 13.8%
α7S II 407,149 283,633 -123,516 30.3%
α7R II 426,590 297,927 -128,663 30.2%
α7 II 184,559 138,199 -46,360 25.1%
α7S 223,499 201,810 -21,689 9.7%
α7R 197,819 145,980 -51,839 26.2%
α7 134,806 103,370 -31,436 23.3%
α6500 141,394 120,780 -20,614 14.6%
α6300 131,103 83,000 -48,103 36.7%
α6000 61,000 48,684 -12,316 20.2%
α5100 53,313 48,218 -5,095 9.6%
α99 II 377,984 314,999 -62,985 16.7%
α77 II 131,184 111,280 -19,904 15.2%
ソニー平均 227,331 178,162 -49,168 20.8%
パナソニック
機種名 初値 現在最安値 差額 値下り率
LUMIX GH5 232,504 184,699 -47,805 20.6%
LUMIX GH4 164,540 97,753 -66,787 40.6%
LUMIX GX8 133,270 86,489 -46,781 35.1%
LUMIX GX7 Mark II 87,247 46,412 -40,835 46.8%
LUMIX G8 106,132 98,060 -8,072 7.6%
LUMIX G7 81,156 56,800 -24,356 30.0%
パナソニック平均 134,141 95,035 -39,105 30.1%
リコー     
機種名 初値 現在最安値 差額 値下り率
PENTAX 645Z 777,103 678,298 -98,805 12.7%
PENTAX K-1 250,126 208,340 -41,786 16.7%
PENTAX K-3 II 125,999 87,646 -38,353 30.4%
PENTAX KP 122,886 109,988 -12,898 10.5%
PENTAX K-70 69,749 62,900 -6,849 9.8%
PENTAX K-S2 87,119 53,784 -33,335 38.3%
リコー平均 238,830 200,159 -38,670 19.7%
富士フイルム     
機種名 初値 現在最安値 差額 値下り率
FUJIFILM GFX 50S 723,654 708,000 -15,654 2.1%
FUJIFILM X-Pro2 193,840 158,449 -35,391 18.3%
FUJIFILM X-T2 164,753 144,770 -19,983 12.1%
FUJIFILM X-T20 101,003 86,000 -15,003 14.9%
FUJIFILM X-E2 98,788 56,400 -42,388 42.9%
富士フイルム平均 256,407 230,723 -25,683 18.0%
各メーカーの平均値
メーカー名 初値平均 現在最安値平均 差額平均 平均値下り率
キヤノン 218,264 173,048 -45,216 23.5%
ニコン 241,801 196,799 -45,001 20.7%
オリンパス 123,929 99,940 -22,175 21.2%
ソニー 227,331 178,162 -49,168 20.8%
パナソニック 134,141 95,035 -39,105 30.1%
リコー 238,830 200,159 -38,670 19.7%
富士フイルム 256,407 230,723 -25,683 18.0%
全社平均 205,814 167,695 -37,859 22.0%

平均値を比較してみると、最も初値との差額が大きいのがソニー、最も少ないのがオリンパスで、平均では初値から37,859円値下がっています。

また最も値下り率の大きいのがパナソニック、最も値下り率の小さいのが富士フイルムとなっており、全体の平均としては22.0%となっています。

 

■値崩れしやすいメーカー、値崩れしにくいメーカー


各メーカーを平均値で比較
順位 発表時の価格 現在の価格 発表時との差額 値下り率
1位 富士フイルム 富士フイルム ソニー パナソニック
2位 ニコン リコー キヤノン キヤノン
3位 リコー ニコン ニコン オリンパス
4位 ソニー ソニー パナソニック ソニー
5位 キヤノン キヤノン リコー ニコン
6位 パナソニック オリンパス 富士フイルム リコー
7位 オリンパス パナソニック オリンパス 富士フイルム
平均単価が高いのは?

最も平均単価が高かったのは富士フイルムでした。ただ、富士フイルムとペンタックスは中判デジタルカメラが価格を押し上げている部分もあります。

仮に中判デジタルカメラを除くと、現在の平均単価はニコンが最も高く、次いでソニー、キヤノン、富士フイルム、リコー、オリンパス、パナソニックという順になります。

最も平均単価が高い富士フイルムと比較すると、オリンパスとパナソニックの平均単価は半分程度となっています。

最も値崩れしにくいのは富士フイルム

値下り率で見た場合、最も値崩れしにくいのが富士フイルムでした。最も単価が高く最も値崩れが少ないということから、富士フイルムの価格調整が非常に巧みであることが窺い知れます。

また値崩れの少ないメーカー2位はリコー、3位はニコンとなりました。

次に発表時との価格差で見てみると、オリンパスが価格下落が最も少なくなっています。

これは、オリンパスの現在の平均単価が全メーカーで2番目に安いということも影響していますが、最大の理由はオリンパスの在庫管理が改善してきているということが要因でしょう。

そのため以前は値崩れした旧機種の在庫に苦しんでいたオリンパスですが、現在は通年でのイメージング部門の黒字化も果たしています。

最も値崩れしやすいのはパナソニック

逆にもっとも値崩れしやすいのはパナソニックで、値下り率が30.1%と突出しており、全メーカー平均の22%を大幅に上回っています。

パナソニックは現在の価格が平均値で最も安いメーカーでもあり、これでは利益を確保するのはかなり難しいのではないかという気がします。

また発表時との価格差に関しては、ソニーが差額が最も大きく、これはソニーの発売当初のプライスが高めに設定されていることが要因のように見受けられます。

少し待つと良いメーカー、待たなくても良いメーカー

これらの傾向から、パナソニックやソニーの場合、購入する際に発売してから少し待つことでお得になると言えますし、逆に富士フイルムやリコー(ペンタックス)は待ってもあまり値下がらないため、さっさと買うのが良いと言えるのかも知れません。

買い時はいつ?

買い時としては、

  • キヤノン:初値 × 0.765円
  • ニコン:初値 × 0.793円
  • オリンパス:初値 × 0.788円
  • ソニー:初値 × 0.792円
  • パナソニック:初値 × 0.699円
  • リコー:初値 × 0.803円
  • 富士フイルム:初値 × 0.82円
  • 全メーカー平均:初値 × 0.82円

このような感じになります。

結局のところ…

いかがでしたでしょうか?

計算が非常に多く大変でした。計算に間違いがあるかも知れませんので、あくまでも参考程度にとどめて頂ければと思います。

最後にこれだけはお伝えしておきましょう。

なんだかんだ言っても、「欲しい時が買い時」です。

 

参考:価格.com
画像:価格.com

Reported by 山﨑将方