富士フイルムX-E3正式発表、コンセプトは高画質&ダウンサイジング!

X-E3

富士フイルムから中級ミラーレス機、X-E3が発表されました。

X-E2後継機となるX-E3の価格com登場時の最安値は、ボディ単体が111,290円、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISが付属するレンズキットは150,170円となっています。

■FUJIFILM X-E3の概要


X-E3の特徴は以下の通り(※富士フイルムプレスリリースより)。

1.シリーズ最小・最軽量ボディと刷新されたデザインにより、携帯性と実用性を両立

X-E3はX-Eシリーズ中で最小のボディ(幅121.3mm×高さ73.9mm×奥行き42.7mm)と最軽量を(337g)を実現しています。

また、縦横サイズの適切なバランスと手に馴染むグリップ形状の採用に加え、フォーカスポイントを瞬時に操作できる「フォーカスレバー」を搭載し、しっかりとカメラをホールドしたまま素早いフォーカス合わせが可能です。

ボディ天面には、シャッタースピード、露出補正の2つのダイヤルを搭載、アルミ削りだしの金属製ダイヤルにより、上質な外観と心地よいクリック感を実現しています。

2.究極の高画質と高い機動性を実現

X-E3は2430万画素の「X-Trans CMOS III」センサーと、画像処理エンジン「X-Processor Pro」の組み合わせで、高画質を生み出します。

さらに、像面位相差AFエリアの拡大とAFアルゴリズムの見直しにより、最速0.06秒の高速AFとライブビュー撮影5.0コマ/秒の高速連写、起動時間0.4秒、シャッタータイムラグ0.050秒、撮影間隔0.25秒を実現。

また、画像認識アルゴリズム改善により、従来機種に比べ被写体への追従性が向上。被写体の動く速度が2倍、サイズが1/2となっても捕捉し、高い機動性を発揮します。

3.高解像・高精細な4K動画撮影に対応

フルHD動画撮影に加え、Xシリーズの特長である「フィルムシミュレーション」を活かした多彩な色調の4K動画撮影をお楽しみいただけます。

HDMIモニター出力や外部マイク入力も備え、本格的な動画撮影も可能です。

4.Xシリーズ初のBluetooth対応

スマートフォン・タブレット端末用アプリケーション「FUJIFILM Camera Remote」を介して、事前にペアリング登録した端末に簡単・即時に撮影した画像を転送できます。

5.進化したタッチパネルによる直感的な操作性

液晶モニターには高精細な104万ドット・3.0型の静電式タッチパネルディスプレイを採用。従来の「タッチAF」や「タッチショット」に加え、上下左右のフリック操作により、事前に割当てた機能を呼び出す「タッチファンクション」を新搭載。

さらに、電子ビューファインダーを覗いた状態でもモニター上をドラッグ操作する事で、フォーカスエリア位置を移動させることができます。

また、タッチ操作の有効範囲は「全面」「右半分」「左半分」「OFF」での切換えが可能です。

6.豊富なラインアップで幅広い撮影領域をカバーする、高性能なフジノンXマウントレンズ

同日発表のFUJINON XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macroを加えることで、交換レンズラインアップを25本に拡充。超広角から超望遠域まで、X-E3との組み合わせで高い描写力を発揮します。


X-E3は前モデルX-E2と比較して、X-Trans CMOS IIIとX-Processor Proという上位機と同じイメージセンサーと画像処理エンジンの組み合わせへの刷新、タッチパネル液晶モニターやBluetoothの搭載、また小型軽量化が特徴となっているようです。

  • X-E3:121.3×73.9×42.7mm/337g(撮影時)
  • X-E2:129×74.9×37.2mm/350g(撮影時)

約4年ぶりに登場したX-Eシリーズ最新モデルX-E3、堂々の登場となりました。

画像:FUJIFILM

Reported by 正隆