GITZOの100周年記念イベントに参加してきました!

GITZOの100周年記念イベント
Photo by ひらはらあい

今年100周年を迎えたジッツオですが、先日100周年記念イベントが白金台の八芳園で行われ、ありがたくもこの記念すべきイベントにご招待していただきましたのでその様子をご紹介します。

ジッツオといえばカーボン三脚やトラベラー三脚を世に生み、現在でも三脚のトップブランドとしてプロや写真愛好家にとって憧れの三脚・一脚メーカーとして世界中で愛されています。



■三脚メーカーのトップブランド、ジッツオ100年の歴史


100周年に相応しいイベント会場
八芳園
Photo by ひらはらあい

八芳園といえば都心でありながら1万2000坪の広大な日本庭園を持つ結婚式場としても広く知られています。

八芳園は1915年に日本庭園として整備され、1917年に誕生したジッツオの長い歴史を祝うイベントに相応しい会場となっています。

ジッツオの歴史
GITZOの100年の歴史
Photo by ひらはらあい

世界中の写真・三脚愛好家の憧れのブランドとも言えるジッツオですが、単に歴史が長いだけのブランドではありません。

カーボンパイプを使用した三脚やトラベラー三脚など、多くの革新を三脚業界にもたらし、今も最先端の性能を追求するトップブランドです。

ジッツオの歴史を簡単にまとめてみました。

  • 1917年:アルセーヌ・ジッツホーベンによってフランスで設立。レリーズやシャッターなどを製造
  • 1942年:第二次世界大戦により一旦解散
  • 1944年:生産を再開、1950年代に三脚の生産を開始
  • 1960年:創立者のアルセーヌが引退、彼の娘イボンヌ・プリジェールと彼女の夫が会社を継承、高品質の三脚や雲台の開発に専念
  • 1992年:放送局や映画製作者のサポートを行う持株会社Vitecグループの一員に
  • 1994年:マウンテニアで世界で初めてカーボン三脚を発売
  • 2004年:脚を折り返す構造で高い携帯性を実現したトラベラー三脚を発表

 

■ジッツオ100周年記念イベント


写真で見るジッツオ100周年記念イベント
GITZOの100周年記念イベント
Photo by ひらはらあい

会場となった白鳳館に入ると、ジッツオと八芳園のスタッフさん達が暖かく迎えてくれます。そしてドリンクとフィンガーフードのサービスも。さながら結婚式前のようなおもてなしに、皆さんの会話も弾んでいるよう。

GITZOの100周年記念イベント
Photo by ひらはらあい

役員の方のにこやかな挨拶で始まります。

GITZOの100周年記念イベント
Photo by ひらはらあい

そして、今回最大の目玉として、マンフロットとソニーの協業が発表されました。

協業の証として手を取り合うのは、向かって左からマンフロット株式会社の新井啓之氏、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社の田中健二氏、Manfrotto Distribution USのマルコ・ヴィダリ氏です。

マンフロットとソニーは2018年からソニーα用シリーズの商品で協業を行います。

αシリーズユーザーからはカメラやレンズだけでなくアクセサリーの要望もあるため、マンフロットはα用製品の開発を行い写真文化のさらなる発展に寄与したいとのこと。

今回会場での公式のカメラマンはソニーα9を使用して撮影しており、さり気なくソニーとの協業体制をアピールしていました。

群がるカメラマンたち
Photo by ひらはらあい

こちらはフォトセッションでカメラを構えるプレスの方々。自分たちの媒体に掲載するため一所懸命です。

このあと、質問コーナーがあったのですが質問が少なく時間が余ってしまったため…知り合いの方々にご挨拶に行きました。

デジカメwatchの編集:鈴木誠氏と山崎
Photo by ひらはらあい

こちら向かって左はデジカメwatchの「本誌:鈴木誠」でおなじみの鈴木誠さんです。

記事はいつも拝見していましたが、実際にお会いするのは初めてでした。チェックのシャツがオシャンティ!「お祝いですからね」とのこと。

マンフロットの山縣ゆう子氏と山崎
Photo by ひらはらあい

こちらは、マンフロット株式会社の山縣ゆう子さん。この度のイベントにご招待してくださった方です。

私の執筆したデジカメwatchの記事と、このAmazing Graphをご覧頂いているそうで、大変うれしく思っております。

デジカメwatchの編集長:折本幸治氏と山崎
Photo bu ひらはらあい

いつもお世話になっているデジカメwatchの編集長、折本幸治さんです。写真は苦手なようで「緊張した…」とおっしゃっていました。スーツとメガネが高級そうです。カメラマンのひらはらがウザくてすみません!

なんか僕、ピースばっかりしていますね。

Vitecグループのフォトグラフィックディビジョン総責任者マルコ・ペッツァーナ氏
Photo by ひらはらあい

Vitecグループのフォトグラフィックディビジョン総責任者、マルコ・ペッツァーナ氏です。

このスピーチで印象的だったのは、ペッツァーナ氏が初めてジッツオの工場を訪ねた時、鋳物でできたマグネシウムの部品があり、その精巧さに惹かれて思わず手に取ろうとしたところ、女性作業者に「触らないで!これはとても特別な製品で、許可のない人が触ってはいけない」と制止されたというお話。

それをきっかけに「ジッツオがいかに情熱を持って製品を大切に作っているかが理解できた」とのこと。

GITZOの100周年記念イベント
Photo by ひらはらあい

ジッツオのターゲットユーザーは「熟練のプロフェッショナル&前途有望なアマチュア」すべてのジッツオユーザーは、

  • 才能がある
  • クリエイティブである
  • 大志を抱いている

そして、彼らの原動力は情熱である。とのことで、なんだか背筋の伸びる思いですね。

GITZOアンバサダー
Photo by ひらはらあい

ジッツオ・アンバサダーの左側 、ハリー・デ・ジッター氏は、ジッツオの三脚にキスするほどチャーミングな愛好家です。

この写真はマルコ・ペッツァーナ氏もお気に入りとのこと。

GITZOアンバサダー
Photo by ひらはらあい

ジッツオ・アンバサダー11人の紹介です。それぞれのインスタグラムのフォロワー数まで書いてあってビックリ。

フォトグラファーたるものこぞってインスタをやる時代なのでしょうか。

100周年トラベラー三脚キット アニバーサリー・エディション
Photo by ひらはらあい

さて今回のイベントでは、新製品の実機展示も行われました。

こちらは100周年トラベラー三脚キット アニバーサリー・エディションです。カーボンファイバー風の特別仕様のストラップが付属します。

100周年トラベラー三脚キット アニバーサリー・エディション
Photo by ひらはらあい

このように開脚部がマグネシウム合金になっており、軽量化を実現しています。

持ってみると、単に軽くなっているというだけでなく、重さが偏りがちなジョイント部分が軽量化されたことで、実際に持った時のバランスが良くなっています。

Gitzoセンチュリー カメラバッグ
Photo by ひらはらあい

ジッツオ初となるカメラバッグが登場しました。その名も「GITZO センチュリー カメラバッグ」。こちらは2サイズあるメッセンジャーバッグです。

フラップ部分など一部にカーボンファイバー風のイタリアンレザーが使用され、重量は押さえつつもオシャレ感のある仕上がりになっています。

フラップの上部についているさらに小さなフラップには、なんとレンズキャップを収納できるポケットになっているという細かい気遣いがあります。これは側にいらっしゃった写真家の鈴木光雄先生に教えて頂きました。ひらはらはお会いできたのが嬉しくて舞い上がってしまい、ツーショット写真を撮らせて頂くのを忘れました…。

Gitzoセンチュリー カメラバッグ
Photo by ひらはらあい

ここで小雨が降ってきてしまい少し濡れていますが、事前に防水スプレーを使用しておけば多少の雨なら弾いてくれそうな素材です。

そして注目したいのは、フラップ下部のタブを下にひっぱるだけでロックが開き、フラップを閉める際には閉じるだけで操作なくロックされるということ。

GITZOの100周年記念イベント
Photo by ひらはらあい

マルコ・ペッツァーナ氏がにこやかに記念写真に応じています。こちらはジッツオ初のジンバル雲台、「フルードジンバル雲台」です。

特徴はパン棒をゆっくり動かせばトルクが重めにかかりゆっくりとパン操作ができ、早く動かすとトルクが少なく素早く三脚が捻れないように動かせるという仕組み。

その構造には同じVitecグループで、放送局などで使われる高級三脚などを販売していることで知られるVintenの技術が使用されているとのこと。

動きはスムーズで、ゆっくりとジワッとした動きにも、素早いサッという動きにも対応できるため、一眼動画はもちろん、超望遠レンズを使用した野鳥撮影などさまざまなシチュエーションに対応できそうな雲台でした。上の写真はパン棒を外した状態。

フルードジンバル雲台
Photo by ひらはらあい

パン棒の付け外しはカメラ台裏側のレバーで簡単に行うことができます。ちなみにこの時フルードジンバル雲台には、α9がマウントされており、今後ソニーがこうした一眼動画や野鳥撮影などの分野でもさらに活躍していきたいという意欲を感じさせるものとなっていました。


最後には素敵なプレゼントも頂き、100周年に相応しい華やかでとても充実したイベントでした。今回参加させて頂き本当にありがとうございました。

これからもジッツオ製品を愛用していきたいと思います。

 

参考:GITZO
画像:ひらはらあい

Reported by 山﨑将方,ひらはらあい