もうミラーレスも出荷金額も関係ない。だが本当の地獄はこれからだ…

CIPAの2020年1-2月分のデジタルスチルカメラ生産出荷実績が発表されました。

オールジャンル、世界のあらゆる地域でカメラの出荷台数・出荷金額ともに減少していることがわかります。

新型コロナの影響はわずかしか反映されていない2月までのデータでこれでは、もはやコンデジもレンズ交換式も一眼レフもミラーレスもフルサイズも関係ありません。

しかし本当の地獄はこれからでしょう。



■2020年分のデジタルスチルカメラ生産出荷実績


デジタルスチルカメラ出荷台数・出荷金額実績
カメラタイプ 総出荷
デジタルカメラ全体 台数 前年同期比
1,483,689台 76.6%(-23.4%)
63,047,823,000円 80.9%(-19.1%)
レンズ一体型 レンズ一体型 584,846台 67.3%(-32.7%)
12,714,472,000円 81.4%(-18.6%)
レンズ交換式 レンズ交換式全体 898,843台 84.2%(-15.8%)
50,333,351,000円 80.7%(-19.3%)
一眼レフ 460,143台 75.2%(-24.8%)
20,157,051,000円 73.0%(-27.0%)
ミラーレス 438,700台 96.3%(-3.7%)
30,176,300,000円 86.8%(-13.2%)

全ての項目で台数・出荷金額ともに減少。しかし本当の地獄は始まったばかり…

表をご覧いただければわかるように、全てのジャンルで出荷台数・出荷金額ともに大幅に減少しています。

特に気になるのは「ミラーレスの出荷金額」でしょう。これまでなんだかんだで唯一のカメラ業界の心の拠り所であったミラーレスの「出荷金額」ですが、それさえも-13.2%と二桁減となっています。

しかし、これは2020年の1-2月分にすぎません。つまり新型コロナの影響は2月後半のわずかの期間しか影響を及ぼしていないはずです。それでさえこの惨状です。

これが3月分、4月分、5月分となっていけば、さらにその影響は顕著になるはずです。

すでにカメラメーカーや小売店はその影響をもろに感じているでしょうが、それが我々に可視化されるのは5〜6月以降になって、CIPAから3月分以降の出荷台数・出荷金額の発表が出てからでしょう。

 

参考:CIPA
画像:CIPA

Reported by 山﨑将方