EOS R3のスペックやデザインから思うこと。

皆さんこんにちは。

EOS R3の情報が少しずつ公開されていますが、今回はデザインを中心に、公開されている外観やスペックから思ったことなどについての感想を簡単にお話ししたいと思います。





■EOS R3の外観を見て思うこと


正面

引用:デジカメwatch(https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1328574.html)

正面画像は以前から出ていましたが、EOS-1D系を踏襲したレイアウトで、ファインダー部分の曲線が非常に美しいと思います。(実際は革ではないですが)パンチングレザー風のデザインも、どことなくカーボン調で高級感があります。

また用途を考えた場合、一体型を採用したのもニコンのZ 9同様に正しい判断をしたと言えます。

スポーツフォトグラファーはどうせ縦グリップを付けて撮影するため、分離型より一体型のメリットの方が遥かに多いため、こうした用途の機種では一体型にすべきというのは、まともに写真を撮ったことがある人なら誰でも分かることでしょう。

斜め

引用:デジカメwatch(https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1328574.html)

真正面からでは分かりにくかった上面とのつながりは、一旦エッジを効かせてからつながっていることも今回わかりました。

また上面も基本的にはEOS-1D系のレイアウトと似ていますが、EOS Rシリーズならではのモードダイヤルなど、EOS R5EOS-1D X Mark IIIが融合したようなレイアウトとなっています。全体にスッキリしていて防塵防滴性も高そうです。

新型のアクセサリーシューを搭載しているとのことで、高機能化するのは良いのですが、これまでのクリップオンストロボや汎用アクセサリーが使えるのかは気になるところです。

このクラスのカメラを買う人は既にそうしたアクセサリーを既に多数所持しているでしょうから、(EOS R3に搭載される新機能には対応しなくて構わないので)従来の性能であれば使用出来ることを願っています。

要するに「これまで発売していたEOS用のクリップオンストロボやマイクは、EOS R3以降の機種では取り付けらません」といったような仕様は嫌がる人が多いだろうということです。

ソニーのマルチインターフェースシューも互換性や堅牢性の問題をずっと指摘されてきました。

EOS R3の新型アクセサリーシューがそうした問題を解決できているのかは気がかりな点です。

背面

引用:デジカメwatch(https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1328574.html)

これが今回一番多くの方が興味があった背面ではないかと思います。やはりEOS-1D X Mark IIIのコンセプトを引き継ぎつつ、少しスッキリとしています。

もう完全に出来上がっており、開発が最終段階にあることが伺えます。この様子であれば発売も遠くないでしょう。

多くの方がまず注目したのは一体型ボディとしては初めてバリアングルモニターを採用していることではないかと思います。

もうキヤノンとしてはバリアングルモニターの経験は十二分に積んでいますから、耐久性や堅牢性の面でもプロ機に採用して問題ないという判断なのでしょう。動画需要もあるでしょうしこれで良いと思います。

グリップは縦位置撮影時にもしっかりと握れそうな形状で、また横位置撮影時と操作性にほとんど差がないボタン・ダイヤルの配置となっており、その点もEOS-1D系のノウハウがしっかりと活かされています。

他の特徴的な部分としてはやはりファインダーの大きさでしょう。

視線入力機能の関係だと思いますが、EOS R5よりも接眼部がかなり大きくなっています。ちょうどEOS R5では接眼部の下側にあるアイセンサーのスペースが上と横方向にもあるような大きさに見えます。

一つ気になった点というか、こういうレイアウトになることは多くの方が予想されていたとは思いますが、EOS R3では測距点選択をするための機構が数多く搭載されており、マルチコントローラー、スマートコントローラー、タッチ&ドラッグAF、視線入力、ダイヤル操作などさまざまな測距点選択の方式を搭載しており、

  1. ダイヤル操作→あえて測距点選択に使えないようにする理由がない
  2. タッチ&ドラッグAF→これもあえて出来なくする理由がない
  3. スマートコントローラー→指での素早い測距点選択に有用
  4. マルチコントローラー→スマートコントローラーよりも悪天候時に強い
  5. 視線入力→より簡単に素早く測距点選択を行うためのEOS R3の目玉機能

といったことを考えると、それぞれに存在する理由があるとはいえ、ちょっと機能的に被ってきているため、今後どう発展していく(あるいは整理していくのか)は気になるところです。

スマートコントローラーは雨や雪といった悪天候時は反応が悪い場合もあるものの、手袋での操作にも対応しているため、スマートコントローラーや視線入力が今後も強化され、悪天候でも問題なく素早い測距点選択が出来るようになれば、長らく背面の一等地で活躍してきたマルチコントローラーは違う操作系へと変わっていくのかも知れません。

メニュー操作でマルチコントローラーを使う人も多いは多いのですが、習慣的に指が届きやすいそこにいくというだけで、メニュー操作のためだけであれば現在のマルチコントローラーの形状である合理性は薄いような気もします。

背面に余裕がある一体型ボディゆえの、ある意味で贅沢な悩みではありますが、今後どう進化していくのか期待したい点です。

レンズ付き

引用:デジカメwatch(https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1328574.html)

いいですね。

RF24-70mm F2.8 L IS USMがマッチしています。素晴らしい一体感で実に美しいと思います。

今回全体デザインがわかってきましたが、デザインや操作系は、EOS R3という機種により一層期待を抱かせる良い出来だと感じました。

海外では既に実機の動画レビュー(操作や写りなど中身のレビューはキヤノンがまだ制限しているようで、外観についてのみ)が出ているようです。

Reported by 山﨑将方