マウント選びから分かる、信頼できる人できない人

レンズマウント
画像引用:PROFIFOTO(https://www.profifoto.de/neuheiten/kameras/2019/06/14/wertewandel/)

皆さんこんにちは。

カメラファンにとってマウント選びは人生の大きな分岐点です。

ゆえにマウントを変えるということは、大げさに言えば信仰する宗教を変えるほどの一大決心と言えるでしょう。そこからその人の人となりも伺えるというもの。

  • こういうマウント選択する人は信用できる!
    • 1位:落ち目のマウントと心中する覚悟がある人
    • 2位:メーカーが撤退し仕方なくマウント変更した人
    • 3位:特定のメーカーを浮気せず使い続ける人
  • こういうマウント選択する人は信用するな!
    • 1位:流行りのマウントへ乗り換えていく人
    • 2位:複数のマウントを使っている人
    • 3位:オシャレそうなイメージでマウントを選ぶ人

そこで今回は、こういうマウント選びをする人は人間的に信頼できる・できないというのを、独断と偏見に基づいてランキングしたいと思います。

※冗談なので真面目に受け取らないようにお願いします。

■こういうマウント選択する人は信用できる!


まずは信用できるタイプから。結婚するならこういう人を選べ!

1位:落ち目のマウントと心中する覚悟がある人

何と言っても一番裏切らないのはこういう人でしょう。売れていないマウントをずっと使い続ける人です。

マウントで言えばKマウントとか、メーカーで言えばパナソニックのように、一度も主流になれず、オシャレとも思われたことがないブランドを一途に愛してやまないという人です。

人に羨ましがられもしない、自慢できるわけでもない、もっと言うならいつ無くなってもおかしくない、それを分かっていながら、「好きだから」という理由だけで一つのマウントを使い続けるのは実にカッコいいと思います。

船乗りは船と運命を共にするそうだ!

2位:メーカーが撤退し仕方なくマウント変更した人

これは特定のマウントを愛用していたけれどカメラ業界から撤退したり、マウントが廃止になったのでやむなく違うマウントに変更せざるを得なかったというケースです。

例えばFDマウントが無くなったからEFへとか、コンタックスが無くなったからニコンへといった、やむにやまれぬ事情で乗り換え、その後は一途にそのマウントだけを使っているというタイプです。

メーカーがカメラ事業から撤退することはユーザーの責任ではないので、もちろんこういう場合は信頼に値する人物と言えるでしょう。

3位:特定のメーカーを浮気せず使い続ける人

これは多くの人が使っているマウントではあるけれど、一つのメーカーを一途に使い続ける人です。

それがたとえ売れているマウントであっても、競合メーカーが良いカメラやレンズを出した際など、隣の芝生が青く見えることはしばしばあります。しかし決して浮気せず一つのメーカーを使い続ける、これも素晴らしいですね。

マウントを変えるにしても同じメーカーで移行する人なので、「ミラーレス化を機にメーカーを変える」といったことをしない人でもあります。

例えば、厳しい状況が続いていると言われるニコンを裏切らずミラーレスに移行する際、Fマウント→Zマウントを躊躇なく選択するような人は、厳密にはマウントを変えているとは言っても一途で信用できる人物と言えるでしょう。

■こういうマウント選択する人は信用するな!


次に信用できないタイプ。こういう人は信じちゃダメ、絶対!

1位:流行りのマウントへ乗り換えていく人

これはもう人として最低ですね。間違いありません。

一つの例で言えば、キヤノンEFマウント→ソニーEマウント→キヤノンRFマウントみたいな乗り換え方をする人です。

こういう人はただ売れている、勢いがあるというだけで、信念なく人気者に群がっているだけですから、当然すぐ浮気したり不倫したりするので異性としても1ミリも信頼出来ません。

そもそもこうしたタイプの人は見た目からして薄っぺらさや胡散臭さが漂っているのも特徴です。

また、コロコロ流行りのマウントに変えるというのは、

  • いつも主流派に属して安心したい
  • 常に話題の中心でいたい
  • 人に羨ましがられたい

そういった心の弱さや虚栄心の現れであるため、知ったかぶりの傾向も強く、カメラ知識も大したことがないという人がほとんどです。

つまり人として未熟であるのみならず、カメラマニアとしても三流というわけですね。

2位:複数のマウントを使っている人

これもダメですね。全然ダメだと思います。

ただ注意点としてはこの複数マウントというのは、古いマウントのカメラが押入れにあるというようなケースではなくて、同世代の複数のマウントを並行して所有している人のことです。

つまり、フィルムのFDマウント+ミラーレスのZマウントを所有しているといったような場合は該当しません。

該当するのは、例えばEマウント+RFマウントといったような、同じミラーレスのマウントといった場合です。

まずもって複数マウントを並行して使う人は生き様に潔さがありませんし、信念もありません。

また「その時々で良いメーカーを使おう」とか「保険をかけておこう」といった弱さの現れとも言えます。

ましてそうした心の弱さからくる行為を、

  • 被写体や状況に応じて使い分けているんだ
  • どちらのメーカーが主流になっても対応できる賢明な選択だ
  • 複数マウント所持してる俺すごい

などと思っている人もおり本当に浅ましい限りです。複数マウントは全く賢明でのなければ凄くもありません。

主流派に属していたいなんてのはもはや写真と全く関係がないですし、複数マウントを持つことは偉くもなんともなく単なる浪費バカです。そしてそんな人間が被写体に応じてメーカーを使い分ける必要があるほどの写真を撮っているわけがないでしょう?

当然こういう人は信頼してはいけませんね。

複数マウントの人に会ったら、

  • 2マウントならダメ人間
  • 3マウントなら詐欺師同然
  • 4マウント以上ならすぐ逃げろ

と覚えておきましょう。ちなみに私の場合は詐欺師同然のクズ野郎のようです。実に納得ですね。

3位:オシャレそうなイメージでマウントを選ぶ人

これは正確にはマウントではなくカメラのブランドでマウントを選ぶ人が多いのですが、要するにミーハーのにわかの薄っぺら野郎ことです。

例えば10年前であれば、EOS KissのCMがよく見かけるからキヤノンにしようとか、カメラ女子ブームの時にはオリンパスにしようとか、ここ数年だとソニーが売れてるらしいからαにしようといった風に、その時々で「なんか流行ってるらしいよ」「なんかオシャレらしいよ」といった世の中の流行でメーカーやマウントを選ぶ人です。

こうした人は何事も周りの空気に流されて人生を選択する人であり、主体性も自分の考えもまるでない中身空っぽ人間なので、信用に値しないのは当然でしょう。


そんなわけで、今回はマウント選びからわかるその人の信頼性についてお話ししました。

Reported by 正隆