「カメラニュース」カテゴリーアーカイブ

カメラはなぜ再び売れ始めたのか?

レンズ交換式出荷数量月間推移

ヤフーニュースに、「カメラ各社が販売計画を上方修正、インスタ映え需要が後押し」というニュースが掲載されています。

そこで今回はこのニュースに加えて、デジタルカメラの出荷台数回復の要因を考えてみたいと思います。

続きを読む カメラはなぜ再び売れ始めたのか?

α7R IIIはプロ機として大幅進化!

α7R III

ソニーからα7R II後継機となるα7R IIIが発表されました。

α7R IIIは新世代の画像処理エンジンBIONZ XとフロントエンドLSIが採用され、常用ISO感度はISO32000まで、ダイナミックレンジは低感度時約15.0Evまで拡大しているとのこと。

画質面だけでなく、4Dフォーカス、高速連写、タッチパネルなど全方位にハイスペックを実現しています。

そしてα7R IIIは、シンクロ接点の追加、デュアルカードスロットの採用、大容量バッテリーへの変更など、プロの撮影現場を完全に意識した仕上がりとなっており、ソニーが人物撮影や商品撮影など、コマーシャルフォトの分野でプロカメラマンの市場に本格的に進出していくための下地を全て揃えたモデルとなっている点も注目です。

目次
  • α7R IIIの特徴概要
    • α7R IIIの概要
    • あらゆる撮影ジャンルに対応できるスペック
  • 優れたダイナミックレンジとボディ内手ぶれ補正
    • 一新した信号処理システムで向上した画質性能
    • シャッタースピード約5.5段分。驚異の5軸ボディ内手ぶれ補正
  • 動体にもポートレートにも強力に動作する進化したAF
    • 4Dフォーカスに対応し、最高約10コマ/秒のAF/AE追従による高速連写
    • 進化した瞳AFはポートレート撮影の強力な武器に
  • 動画品質も一眼動画トップクラス
    • 高解像4K動画とプロフェッショナルの映像制作に対応する多彩な機能
    • LUMIX GH5ほどではないが、高品質な動画でHDR動画にも対応
  • 新機能「ピクセルシフトマルチ撮影」で商品撮影や建築写真の大伸ばしにも対応
    • 高解像に細部の色や質感を忠実に描写するピクセルシフトマルチ撮影
  • プロの現場に対応するためのα7R IIIの進化
    • 小型・軽量ボディに高い操作性、信頼性、ソリューションを
  • 本当の意味でコマーシャルフォトの現場で使えるモデルに進化
    • シンクロ接点の搭載と大型ストロボへの対応
    • サードパーティー製もαを使うプロカメラマンを意識
    • デュアルカードスロットの搭載
  • 大口径超望遠レンズ「FE 400mm F2.8 GM OSS」も予定
    • プロスポーツカメラマンの市場も狙っていくソニー
  • α7R IIIの機能紹介動画
  • α7R III基本仕様

フルサイズミラーレス機として驚異の画質で話題を呼んだモデルはどのように進化したのか?今回はこのα7R IIIをご紹介します。

続きを読む α7R IIIはプロ機として大幅進化!

ニコン営業益上振れ4-9月190億円、デジカメ販売回復

ファンミーティング

日本経済新聞にニコンの営業益及びデジカメ販売が回復傾向にあるとのニュースが掲載されていますのでご紹介します。

ちなみにアイキャッチ画像は、先日のニコンファンミーティングに参加した際の記念撮影で、中央最前列の後藤哲朗氏のすぐ後ろに私も小さく写っております。

続きを読む ニコン営業益上振れ4-9月190億円、デジカメ販売回復

古いカメラも修理可能に?リコーが3Dプリンターで生産完了品の部品に対応!

GR Digital IV

日経新聞によると、リコーは製品の試作だけでなく実際の製品の製造にも3Dプリンターの活用を始めたとのこと。これによって多品種少量生産が可能で、保守部品などに適切に対応できるようになりました。

既にGR Digitalなどの生産が完了しているカメラの一部部品で利用されているそうです。そこで今回はこのリコーが製品の保守部品などに3Dプリンターを利用しているというニュースをご紹介します。

続きを読む 古いカメラも修理可能に?リコーが3Dプリンターで生産完了品の部品に対応!

キヤノンPowerShot G1 X Mark III発表。APS-C高級コンパクト!

PowerShot G1 X Mark III

PowerShot G1 X Mark IIIは「PowerShot G1 X Mark II」(2014年3月発売)の後継機種として、本格的な写真表現を求めるユーザー向けに開発されたレンズ一体型の高級コンパクトデジタルカメラです。

特徴としては、APS-CサイズのCMOSセンサー、大口径ズームレンズ、EVFと防塵防滴構造を採用し、フラッグシップモデルにふさわしい高画質を実現しています。

続きを読む キヤノンPowerShot G1 X Mark III発表。APS-C高級コンパクト!

ヤシカ「digi Film Camera Y35」発表。デジタルフィルムが復活!

digiFilm camera Y35

たまにカメラマニアの間で「フィルムカメラをデジタルカメラとして使えるように、フィルム室にはまるパトローネ型のイメージセンサーが欲しい」という話題が出ますが、実はこれは過去にシリコンフィルム社から「EFS-1」という製品として実際に発売されていました。

今回KICKSTARTERでクラウドファンディングプロジェクトが始まったヤシカの「YASHICA digiFilm Camera Y35」は、クラシックカメラの傑作機であるヤシカエレクトロ35を模したボディに、APSのIX240フィルムカートリッジのようなデジタルフィルムシステムを組み合わせたデジタルカメラです。

そこで今回は、デジタルカメラ黎明期に登場した「EFS-1」と、SNS時代に登場した「YASHICA digiFilm Camera Y35」、二つの少し異なる発想のデジタルフィルムシステムをご紹介したいと思います。

続きを読む ヤシカ「digi Film Camera Y35」発表。デジタルフィルムが復活!

レタッチしたモデルなどの商業写真に加工済み表示が義務化

ファッションモデル

フランスで10月1日、レタッチを施した商業写真の場合「レタッチトフォト(加工写真)」と明記することが義務付けられました。

違反した者には約3万7,500ユーロ(約496万円)、または広告費の30%に相当する高額の金額の罰金が科されることとなります。

そこで今回はこのフランスの新法律をご紹介します。

続きを読む レタッチしたモデルなどの商業写真に加工済み表示が義務化

8月は一眼レフ好調で前年比112.1%。ミラーレスも好調維持!

デジタルカメラ出荷台数

CIPAが発表しているデジタルカメラ出荷台数統計ですが、2017年8月分が発表されましたのでご紹介します。

それによると8月は一眼レフが好調で、前年比+12.1%と大きく伸びており、ミラーレスも+4.9%と相変わらず好調でした。そこで今回はこのCIPAデジタルカメラ出荷統計をご紹介します。

続きを読む 8月は一眼レフ好調で前年比112.1%。ミラーレスも好調維持!

ソニー躍進、レンズ交換式フルサイズカメラ市場でシェア1位も近い?

α9

東洋経済オンラインに、世界最大級の家電見本市「IFA 2017」でのソニーヨーロッパの粂川滋社長によるプレゼンテーションの様子が掲載されています。

それによると、ソニーは今年6月にはフルフレームのレンズ交換式カメラ市場において、ドイツ・スペイン・オーストリアでキヤノンを逆転、特にドイツでは42.1%のシェアを獲得してキヤノンの30.5%に大差を付けてシェア1位を獲得したと伝えています。

また、今後ソニーがフルサイズカメラ市場でキヤノンを抜いてシェア1位になる可能性が出てきたと伝えています。

そこで今回はこのソニーのフルサイズ市場躍進のニュースをお伝えします。

続きを読む ソニー躍進、レンズ交換式フルサイズカメラ市場でシェア1位も近い?