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カメラ業界、総員玉砕せよ!!

ミラーレスカメラ

遂にオリンパスがカメラ事業の売却を発表しました。

これが1936年の「セミオリンパスI型」から長く続いたオリンパスカメラの事実上の終焉を意味することを、オリンパスファンを含むカメラマニアの多くが少なくとも本心では気付いているはずです。

そして次にカメラ市場から退場するのはどのメーカーなのか?どのメーカーなら生き残れるのか?…と戦々恐々としている方も多いようです。

しかし心配はいりません。

これまでのような形態のカメラ事業を続けられるメーカーなどありはしません。重ねて申し上げます。ありません。

  1. 会社の為にカメラ事業を売却し撤退する
  2. カメラ事業からは撤退しないが会社ごと売却する

全てのメーカーはこのいずれかの選択を数年内に迫られることになるでしょう。

もうカメラマニア同士が内輪で「どこは潰れる」「どこは生き残る」などという論争に明け暮れることは本当に愚かで滑稽な話です。

もう敵も味方もないのです。助かる道もありません。

何もかもが手遅れであり、ここまで来てはどれほどの天才をもってしても、大量生産品としてのカメラが生き残る手段は見つけられないでしょう。

全てのカメラメーカー、レンズメーカー、アクセサリーメーカーは、同じタイタニック号の乗客であり、等しく沈みゆく運命にあるのです。 続きを読む カメラ業界、総員玉砕せよ!!

自粛自粛でカメラ売り場崩壊の危機!

現在新型コロナの影響を様々な業界が受けていますが、そこにはカメラ業界も含まれます。

今回はヨドバシカメラのマルチメディアAkibaに行ってきましたので、現在のカメラ売り場の惨状をご紹介します。

※ヨドバシカメラは店内撮影・SNS等への掲載可です。

マルチメディアAkibaと言えば、カメラ販売において関東の量販店では首位の超大型店です(全国ではマルチメディア梅田‎)。

しかし見に行った時間帯(金曜日の夕方6時頃)、そのマルチメディアAkibaのカメラ売り場は信じられないほど閑散としていました。

そんなマルチメディアAkibaの様子から、現在の日本中のカメラ売り場の本当に悲惨な状況を知っていただければと思います。 続きを読む 自粛自粛でカメラ売り場崩壊の危機!

その時代を生きた者にしか語れない、この10年のカメラ業界史

ミラーレスカメラ

皆さんこんにちは。

令和元年ということもあり、今回はリアルその時代を生きた者にしか語れない視点から、この10年間のカメラメーカーの潮流をまとめてみます。

[目次]

  • 2009年頃 〜ミラーレスの始まり〜
    • 2009年頃を代表するカメラ
    • 2009年頃のカメラ業界の潮流
      • ミラーレスの始まりは静かに
      • 判断を間違えたリコーのユニット交換式
  • 2010年頃 〜将来性を感じさせるEマウントの登場〜
    • 2010年頃を代表するカメラ
    • 2010年頃のカメラ業界の潮流
      • 未来を見据えたEマウントの誕生
      • マイクロフォーサーズシステムに漂う暗雲
      • 当時の各社カメラメーカー担当者との思い出
      • 後発ゆえに正しい道を選べたソニー
      • Aマウントの終焉を認める結果になったトランスルーセントミラー・テクノロジー
  • 2011年頃 〜荒れ狂うカメラ女子ブーム〜
    • 2011年頃を代表するカメラ
    • 2011年頃のカメラ業界の潮流
      • 一眼レフへの未練を捨てきれなかったニコンとペンタックス
      • 吹き荒れるカメラ女子ブームと翻弄されたメーカーたち
      • 最初から地獄だったPENTAX Qとビッグチャンスを逃したNikon 1
  • 2012年頃 〜機械計測という新しい評価基準〜
    • 2012年頃を代表するカメラ
    • 2012年頃のカメラ業界の潮流
      • カメラ女子ブームからカメラ男子ブームへ
      • DxOに代表されるレビューサイトの一般化
      • レンズ開発の実例にみる性能数値化の危険性
      • カメラの評価に対する思想が求められる時代に
  • 2013年頃 〜遂に登場したフルサイズミラーレス〜
    • 2012年頃を代表するカメラ
    • 2013年頃のカメラ業界の潮流
      • フルサイズミラーレスの始まり
      • DfとFマウントのニコンにとっての功罪
      • その他のミラーレスメーカーの苦しみ
      • レンズ交換式カメラが売れた最後の年
  • 2014年頃 〜レンズ交換式カメラまでもがスマホの餌食に〜
    • 2014年頃を代表するカメラ
    • 2014年頃のカメラ業界の潮流
      • 徹底改善されハイアマのフルサイズミラーレス移行を予感させたα7 II
      • ユーチューバーを主体に自撮り動画需要に嵌ったLUMIX GH4のコンセプト
  • 2015年頃 〜加速するソニーの技術力〜
    • 2015年頃を代表するカメラ
    • 2015年頃のカメラ業界の潮流
      • ソニーの技術力を見せつけたα7R II
      • ひっそりと動画用途でプロに広がり始めたα7R II
  • 2016年頃 〜打つ手がなくなったオリンパスの凋落〜
    • 2016年頃を代表するカメラ
    • 2016年頃のカメラ業界の潮流
      • オリンピックイヤーを飾った一眼レフの高級機達
      • かつての大成功に足を引っ張られたオリンパス
  • 2017年頃 〜一眼レフの到達点とミラーレスへの転換点〜
    • 2017年頃を代表するカメラ
    • 2017年頃のカメラ業界の潮流
      • ハイクオリティを実現したD850とそれゆえに見え始めた一眼レフの到達点
      • 報道用プロ機の市場に進出し攻勢を仕掛けたソニー ブルーオーシャンへ船出した富士フイルム
  • 2018年頃 〜ついに登場したZとRF〜
    • 2018年頃を代表するカメラ
    • 2018年頃のカメラ業界の潮流
      • 待望のニコン・キヤノンのフルサイズミラーレスの登場とその評価
      • 悩ましいマウント径とフランジバック長の選択
      • 新マウント採用を決断したキヤノン
  • 2019年頃 〜ソニーの失速とタイタニックと化したカメラ業界〜
    • 2019年頃を代表するカメラ
    • 2019年頃のカメラ業界の潮流
      • ここ数年業界をリードしてきたソニーの停滞
      • 止まらないカメラ業界の衰退
      • パナソニックもフルサイズミラーラレスに参戦
  • 2020年以降 〜写真文化とカメラの変遷〜
    • カメラ業界を救う術は…もうない。
    • それでも写真文化は無くならない

というわけで今回は、2009-2019年までの10年間のカメラ業界の潮流をお話しします。 続きを読む その時代を生きた者にしか語れない、この10年のカメラ業界史

乃木坂46の番組にてソニーα7 IIIをバナナマンが使用して撮影

乃木坂工事中

皆さんこんにちは。

乃木坂46のバライティ番組、「乃木坂工事中」にて、乃木坂46の神宮球場ライブの舞台裏をバナナマンが撮影するという企画が行われ、その撮影にソニーのα7 IIIが使用されました。

そこで今回は乃木坂工事中でソニーα7 IIIが使われたという話をご紹介します。 続きを読む 乃木坂46の番組にてソニーα7 IIIをバナナマンが使用して撮影

レンズマウントの潜在能力を測る、バリューアングルという考え方

レンズマウント

バリューアングルな皆さんこんにちは。

富士フイルムがXシリーズののイベントにおいて、レンズマウントの潜在能力を表すバリューアングルなる考え方を提唱しています。

そこで今回はこのバリューアングルの意味と各マウントのバリューアングルの数値をご紹介したいと思います。 続きを読む レンズマウントの潜在能力を測る、バリューアングルという考え方

プロフォトグラファーの年齢・性別・経歴などの属性は?

プロフォトグラファーを目指す皆さんこんにちは。

プロフォトグラファーは男性社会と言われることがありますが、現在の業界はどのようになっているのでしょうか?

また、広告写真業界ではどのような被写体の撮影が多いのか?

広告写真の専門誌であるコマーシャル・フォト2019年2月号に、コマーシャルのプロフォトグラファー205人を対象に行ったアンケート、「フォトグラファー白書 2019」が掲載されています。

そこで今回はこのフォトグラファー白書を参考に、プロフォトグラファーの大まかな属性などについてご紹介したいと思います。 続きを読む プロフォトグラファーの年齢・性別・経歴などの属性は?

歴史に残るデジタルカメラ時代の名機をご紹介!

名機ファンの皆さんこんにちは。

フィルムカメラの名機というのはこれまでにも数多語られてきました。

しかしフィルムカメラと比較して、イメージセンサーの進化や現在も進化が続いていることなどから、デジタルカメラの名機というのは語られにくく、また難しい問題でもあるでしょう。

そこで今回はレンズ交換式デジタルカメラの中から、

  • デジタルカメラの歴史に影響を及ぼしたか?
  • 機種そのものが普遍的な価値を有しているか?
  • 使わなくても所有しておきたい魅力があるか?

といったことを基準として、

個人的に「これはデジタルカメラ時代の名機と呼べるのではないか?」という機種を選んでランキング形式でご紹介したいと思います。 続きを読む 歴史に残るデジタルカメラ時代の名機をご紹介!

2019年の世界的水中写真コンテストの受賞作品が発表!

Richard Barnden/The Gauntlet

今年も水中写真の有名なフォトコンテスト、Underwater Photographer of the Year 2019の受賞作品が発表されました。

大賞に選ばれたのは、イギリスの写真家、リチャード・バーンデン氏の作品「ガントレット」でした。

そこで今回は、このUnderwater Photographer of the Year 2019の受賞作品の一部をご紹介します。 続きを読む 2019年の世界的水中写真コンテストの受賞作品が発表!

SNSの自撮りレタッチはなぜ不自然になってしまうのか?

portrait retouch 01

SNSの自撮り画像レタッチにお悩みの皆さんこんにちは。

昨今インスタグラムやツイッターなどのSNS上で、非常に不自然な自撮り画像を見かけることも多いと思います。これらの不自然なレタッチは一体どこを失敗しているのでしょうか?

PetaPixelにイギリス人写真家RANKINさんが行った実験が紹介されています。

実験はRANKINさんがティーンエイジャーを撮影し、その撮影画像と、それを本人たちにスマートフォンアプリを用いてSNSにアップロードする用の画像にレタッチしてもらった画像とを比較しており、そこからポートレートでのレタッチの注意点を学ぶことができます。

目次
  • 自撮り写真のレタッチ時の注意点
    • レタッチ例1
      • 痩身レタッチは骨ではなく肉の膨らみを軽く押さえる程度にする
      • 肌のレタッチは一時的な肌荒れのみ修正する
    • レタッチ例2
      • キャッチライトは黒目の量とのバランスに気をつける
    • レタッチ例3
      • 肌の修正で残すべきものと消すべきもの
      • 生え際の修正は適度にボカすか不規則性を持たせる
    • レタッチ例4
      • 鼻は細くしてはいけない
  • レタッチで変えていい部分、変えてはいけない部分
    • 不気味なレタッチにならないために
    • レタッチで修正していい部分と修正してはいけない部分

そこで今回は、レタッチ画像を元にSNSなどでやってしまいがちな人物レタッチのありがちな失敗と適切なレタッチを行うための注意点について解説したいと思います。 続きを読む SNSの自撮りレタッチはなぜ不自然になってしまうのか?