「カメラニュース」タグアーカイブ

2022年のミラーレスシェアがキヤノンの独壇場になりつつある

皆さんこんにちは。

今回は皆さん大好きBCNランキングのPOSデータから、2022年に入ってからの各週のミラーレス販売実績を見てみることにしましょう。

それによると、どうやらキヤノンが競合他社にに大きく差をつけて独走いる様子が見えて来ました。そしてこれはフルサイズミラーレスにおいても同様の傾向であることがわかります。

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CP+はイベントとしてもう終わっている。

CP+ 2022 開催中止

皆さんこんにちは。

CP+ 2022は今年もリアル開催が直前に中止になりました。

当初主催者であるCIPA(一般社団法人カメラ映像機器工業会)は、「ワクチン接種証明」だの「PCR検査の陰性証明」だの言っていたわけですが、結局3年連続のリアル開催中止となりました。

根本の原因はコロナではなくCIPAの気概のなさにあるため、コロナがどう変異しようが関係ありません。本心は「少しでも批判されるリスクがあるなら中止したい」というだけでしょう。

目次
  • CP+廃止はもう既定路線なのだと考える

と言うわけで今回は、CP+はもう今後もリアル開催は難しくフェードアウトしていくだろうというお話です。 続きを読む CP+はイベントとしてもう終わっている。

2021年アクセス数が多かった記事ランキング

アクセス数

メリークリスマス皆さんこんにちは。

2021年も終盤となってまいりました。

今年、Amazing Graphで書いた記事でアクセス数が多かったよく読まれた記事はどれだったのか?

目次
  1. ソニーが生き残る道はZマウントアライアンスしかない
  2. 東京2020オリンピックプロカメラマンはキヤノン59.7%、ニコン31.2%、ソニー9.1%(352人を対象調査)
  3. LUMIX20周年、中身は良いのになぜ売れない?
  4. 最新カメラメーカーシェア発表!BCN 2021
  5. 名機ニコンZ 9の少しだけ残念な部分
  6. α7 IVとか只のポンコツでしょ。
  7. α1はオリンピックには使われないだろうけど、広告写真には魅力的だと思う。
  8. EOS R5の個人的おすすめメニュー設定一覧
  9. ボディ平均価格42万円。カメラ業界の異常性
  10. 2021年プロフォトグラファーが良く使っているカメラは?

そこで今回は、2021年Amazing Graphでよく読まれた記事ランキングトップ10をご紹介したいと思います。

皆さん良いお年をお迎えください

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α7 IVとか只のポンコツでしょ。

α7 IV

皆さんこんにちは。

α7 IVが発表されましたが、普通に見れば期待外れのポンコツでした。売れようが売れまいが関係なく

ソニーから仕事が欲しいレカメラ系レビュアーやYouTuberと違って、忖度の必要がない私はハッキリ言いましょう。買うなと。

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3D VR映像制作の現場を変えるRF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEが登場!

キヤノンからVR撮影用デュアル魚眼レンズ、RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEが発表されました。

このレンズはこれまで撮影も編集も非常に面倒であった、プロレベルでの3D VRコンテンツ制作を劇的に容易かつ安価にする可能性を秘めています。

目次

  • これまでの3D VR撮影機材
    • かつて存在した視差を利用したカメラやレンズたち
    • 非常に面倒で高価だったプロレベルの3D VR撮影
  • RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEは何がすごいのか?
    • ハイクオリティな3D VR撮影の現場を劇的に変える夢のレンズ
    • 構造としても面白い、RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE
    • RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEは3D VRのプロ市場で通用するのか?

一般の方やスチールのフォトグラファーには基本的に関係がないレンズではあるものの、3D VR撮影を行なっているクリエイターや中小の映像制作会社が一気にRF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEとEOS R5に流れる可能性を秘めている革新的なレンズと言えます。

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EOS R3は未来をいく実用性世界最高のスポーツ報道用プロ機

Canon EOS R3/キヤノン EOS R3 01

皆さんこんにちは。

遂にEOS R3が正式発表され、その全ての機能とスペックが公開されました。まさに実用性に特化したもの凄いプロ機を出してきたという印象です。

目次

  • EOS R3のスペック部分について
    • コンセプトを明確化した結果オールラウンダーになったEOS R3
    • ローパスフィルターを安易に廃さない誠実さ
    • Picture Style Editorで劇的に良くなるEOS Rシリーズの画質
    • なぜPicture Style Editorを調整するのか?
    • RFレンズの特徴とEOS Rシリーズとの相性
    • 最高約30コマ/秒について
    • ローリングシャッター歪みの低減は無駄ではないが大騒ぎするほどのことではない
    • AF低輝度限界-7.5EVは凄いがスピード感が重要
    • 世界最高約8.0段の手ブレ補正効果は高感度耐性とのバランスを考えて使うといい
  • EOS R3の機能性について
    • 前髪が目にかかると瞳AFが奥の目に合わせにいってしまう問題とその対処
    • 前髪問題を完全に過去のものにしたEOS R3の驚愕の瞳AF
    • 人物・動物に加えて、モータースポーツ(車・バイク)も認識可能に
    • 遥かに実用的になって復活した、視線入力対応ファインダーを搭載
    • 物理シャッターが無くなったスペースをどう活用するか?
    • ダブルスロットのCFexpress+SDカードという選択は正しかったのか?
    • 連続動画撮影最長6時間に対応
    • 4K Canon Log 3に対応
    • 4K オーバーサンプリングの実現
    • RAW動画内部記録
    • 動画撮影中に人物・動物・モータースポーツの被写体追尾が可能
  • EOS R3の外装などについて
    • EOS-1D系と同等の防塵・防滴性能
    • 快適な操作性を備えた縦位置グリップ一体型ボディー
    • マグネシウム合金採用ボディー
    • マルチコントローラー、スマートコントローラー
    • メイン電子ダイヤル、サブ電子ダイヤル2つの合計3つの電子ダイヤル
    • バリアングルモニターは単なる縦位置撮影や自撮りのためではない
    • 5GHz無線搭載でも悩ましい無線でのテザー撮影速度
    • データ通信や電源供給が可能な新アクセサリーシュー搭載
  • EOS R3の総合評価
    • 画質面に関して
    • 機能面に関して
    • 価格面に関して
    • EOS R3は総合評価95点
    • 実用性において、まさに「無双」のカメラ

今回は次世代のスポーツフォトグラファー・報道カメラマンのスタンダートになるであろう、このEOS R3の印象を語っていこうと思います。

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カメラグランプリの審査は全くダメだと思う。

画像引用:カメラグランプリ2021(http://www.cjpc.jp/gra/2021/grandprix21J.html#TOP)

皆さんこんにちは。

今年もカメラグランプリ2021が発表されました。

毎年カメラ記者クラブが発表している「カメラグランプリ」は、前年4月1日から今年3月31日(今回であれば2020年4月1日〜2021年3月31日の期間)の期間に発売されたカメラとレンズの中から、優れた機種を選出するというもので、

  • 大賞(審査員投票)
  • レンズ賞(審査員投票)
  • あなたが選ぶベストカメラ賞(web一般投票)
  • カメラ記者クラブ賞(カメラ記者クラブ会員投票)

の4つの部門があります。

今時このカメラグランプリを参考にしてカメラを買っているというような人はほとんどいないと思いますが、一応日本のカメラ賞としては1984年から続くもっとも歴史ある賞にも関わらず、特に近年はまともに審査されているようには見えません(※選出された機種自体がどうこうという意味ではありません)。

そこで今回は、カメラグランプリの審査が極めて劣化しているというお話です。

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レンズ交換式カメラ生産、キヤノン276万台、ソニー115万台、ニコン90万台

SankeiBizの記事によると、2020年のレンズ交換式カメラの各社生産台数は、

  1. キヤノン:276万台(ミラーレス:105万台/一眼レフ:171万台)
  2. ソニー :115万台(ミラーレス:115万台/一眼レフ:ーーー)
  3. ニコン :   90万台(ミラーレス :  25万台/一眼レフ:65万台)

であったとのことです。そこで今回はこの話題です。

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ニコンZ 9は年内発売!フラッグシップはやっぱりこうじゃないと。

画像:DPREVIEW(https://www.dpreview.com/news/7215673224/)

ニコンからミラーレスZマウントのフラッグシップ機、Z 9の開発が発表されました。2021年内の発売を目指しているとのこと。

ニコンの持てる最先端技術を結集させ、静止画・動画ともに過去最高の性能を発揮することを目指し幅広いジャンルで活躍するプロフェッショナルの高いニーズに応えるべく、鋭意開発を行っているとのこと。

新開発のフルサイズ積層型CMOSセンサーと新型画像処理エンジンを搭載するとのことで、特に開発費のかかるところに新技術を盛り込んできた様子です。

またこれまで一眼動画を最初に作った割には定着しなかったニコンの動画機能に関しても、8K動画に対応するとのことです。

CP+2021でもニコンのセミナーはかなり動画関連のアピールに力を入れていたことからも分かるように、Z 9で動画でもキヤノン、ソニー、パナソニックと張り合えるという新しいニコンのイメージを作っていくための一里塚としたい様子です。

ニコンによるとZ 9は、道具としての使い心地を極め、これまでの一眼レフカメラ、ミラーレスカメラを超える新しい映像体験を提供したいとのこと。

目次

  • Z 9のデザインの良いところ、残念なところ
    • 右側シャッターボタン周り
    • ファインダー部分
    • 左側ダイヤル部分
    • 縦位置グリップ部分
  • やっぱりいいわ、ニコン

そこで今回は、発表された(まだ開発段階ですが)フロントの画像を見たZ 9の印象をお話ししたいと思います。

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最新カメラメーカーシェア発表!BCN 2021

2021 BCNカメラメーカーシェア
画像引用元:BCN

今年もBCN AWARD 2021により、カメラやレンズの2020年の年間シェアとランキングが発表されましたのでご紹介します。

目次
  • コンパクトデジタルカメラ部門
  • デジタル一眼レフ部門
  • ミラーレス部門
  • 交換レンズ部門
  • ビデオカメラ部門
  • アクションカム部門
  • 三脚・一脚部門
  • カメラバッグ部門
  • インクジェットプリンタ部門

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