
今回はAmazing Graphの2人で多摩動物園に行ってきました。また、今年3月で工事のため当面の間休業してしまう「ライオンバス」にも乗ってきましたよ!
たくさんの動物を撮り歩き、最後は昆虫園で〆るのがお約束。はてさてどんな写真が撮れたのでしょうか?
ちなみに都内の動物園では、毎年恒例「ほっとフォトコンテスト」が開催中!動物園のフォトコンテストで入賞を狙いたい方も参考になるかも!?
■多摩動物園へGO!
みんな大好き多摩動物園といえば、入り口にある巨大なゾウの像。
この日は、額にインド風な?飾りをつけておめかししていました。このゾウと記念撮影する人も多いですよ。ちなみに退園時には飾りが点灯されていました☆
■ライオンバスにまっしぐら
今日の来園には目的があったのです。そう、今年3月31日を以って休止してしまう「ライオンバス」に乗り納めをしたいと…!なので、真っ先にあの宮殿へ向かいました。
多摩動物園好きにはお馴染み、アラビア風の謎の宮殿。ここがライオンバス乗り場です。ちなみに、ブリリアント先生は人生初ライオンバス。
ブリリアント「あんなお城に住みたい。美人でセクシーな女性に毎夜、千一夜に渡って面白い物語を語ってもらえそう」
ブリリアントとかシェヘラザードとか…占い師の先生の名前みたいですよね。それはともかく、切符を買ってわくわくしながらライオンバス乗り場で並ぶこと約5分。バスは10~15分間隔で出ているのですぐ案内されました。
ひらはら「カメラは先生に渡しておきますね(※D8101台しか持ってこなかった)。がんばって!」
ブリリアント「任せなさい。ワイルドライフフォトグラファーの腕がなるぜ!」
じゃん。ライオンバスに乗ってみましたの図。なんというあるある写真…!
お。これはちょっとカッコイイです。アーティスト写真みたい。
オスライオンがなんとも眠そうな顔をしています。
ブリリアント「近くに来ないなぁ…モヤモヤ」
バスはゆっくり敷地内を一周していますが、メスのライオンが近寄ってきた2回とも反対側でうまく撮れませんでした。
しかしそこはさすがライオンバス、今度は逆方向に走行し、こっち側がライオンに近づくようにまたゆっくりと走り出しました!シャッターチャンス到来!
ひらはら「おお~!すごい!!迫力!!」
ライオンが口を開けてペロペロ窓と窓の間をなめてきます。そう、そこにお肉が一切れずつぶら下がっているという仕組みです。
こんな間近で見れるなんてやっぱりライオンバスは楽しすぎる!先生はどうでした?
ブリリアント「ライオンがたゆたっている姿を、もっと遠くから眺めるだけかと思っていた。感動した。」
■順番に見ていく
多摩動物園に決まった観覧コースはありませんが、今日は入り口に近い方から準に見て回りたかったため、道を戻ります。
ヤギは名前が首輪に書いてあるのですが、こし、あん、つぶ…などあんこにちなんだ名前だったりします。名前を知ると親しみが湧くかも。
モルモットが箱に収まってる…かわいい。
ブリリアント「はやく!行くよ!日が暮れちゃう!」
せっかちなブリリアントなのでした。
■ウォークイン・バードケージを歩く!
多摩動物園には、私ひらはらあいのお気に入りスポットがあります。その名も「ウォークイン・バードケージ」。つまり、バードのケージにインしてウォークできるんです!巨大な鳥カゴの中を歩けるんです!!
思い思いにくつろぐ鳥さんたちをウォッチング。水浴びをする鳥さん。
鳥さんの目線の高さにカメラを構えて。広角で天井も写しました。
鳥さんが見放題です。いいですね。
孔雀もいるよ!クジャクは移動が自由なので、動物園内のひょんなところで遭遇することもあります。
エサのキャベツが設置してありましたが、なぜか見向きもされず。
最後にオシドリの池が。逆光の中で輝くオシドリ。麗しいです。
バードケージを出ると、サイの展示がありました。
マイナス補正で重厚感を演出。
こちらはHDR。順光だとコントラストが強いので見やすくなりました。
■ダレる動物たち
時刻は1時過ぎ。ちょうどお昼が終わってお腹がいっぱいなのか、動物たちに覇気がありません。
以前見に来た時はぴょんぴょん飛び跳ねまわっていたカンガルーも、ごろんとお昼寝…。
ブリリアント「がおー。ライオンだぞー。やる気あんのかお前らー」
もちろんまったく効果なし。
お次はオランウータンの展示に行くも…。
ブリリアント「オランウータンがおらんウータン!オランウータンだけに!がっはっは」
じっと見ていると、飼育係のお姉さんがどうやらエサを丸太の穴の中に詰めています。ということは彼らもそろそろ来るのかも?
しばらくウロウロしていたら、やっとオランウータンが出てきました。エサをほじくりだして食べています。エサやりにもいろいろ工夫があるんですね。
■園内で最も高い場所へ
この先、みはらし広場。ここは園内で一番高さのある場所で、ワライカワセミの展示があります。
水墨画風にレタッチしてみました。
ブリリアント先生が一生けんめい背伸びをし、柵を避けて撮った見晴らし。
おっきなコアラゲットー。なぜか時計台もありましたが、このみはらし広場まで登ってくる人は少ないです。
■コアラ館へGO!
せっかくだから、コアラ館も寄っていこうかー。どうせコアラ動かないだろうけど…と思いきや。
ムシャムシャムシャ。笹の取り換えが30分前にあったらしく、盛んに動き回って食べているコアラさんたち。ラッキー!!
私は今まで何度もコアラ館に来ていますが、こんなに動いていたのは初めてかも。笹の交換直後、オススメです。
だんだん日が傾いてきました。サクサク歩いて動物を見て回ります。
ブリリアント「シマウマの縞は縦縞でしょうか、横縞でしょうか~!?」
ひらはら「えー。縦縞じゃないの?」
ブリリアント「ぶっぶー。動物の縞は、顔を上にした状態で向きを判別します。だからシマウマは横縞なのでーす」
ひらはら「へー。トリビアント山﨑じゃないですかー」
これは私の大好きなモモイロペリカンです。ちょうどエサの時間が終わって、羽繕いをしてくつろいでいました。エサは飼育員さんが魚を投げて投げて投げまくります。それを必至でチャッチして丸呑みするペリカンたちは見ものですよ。
■昆虫園へGO!
最後は、多摩動物園名物の「昆虫園」へやってきました。温室になっており、たくさんの植物と花が咲き乱れ、蝶が飛び交う夢のようなところです。
暑くなるので上着を脱いでおくといいですよ。
ひらはらがボケーっとしていると、ニコニコした解説員のおじさんが棒のようなものを持っています。これ知っている!! 思わず受け取ります。
正解はタイワントビナナフシでした。葉っぱの上に戻すと、棒の状態からちゃんとナナフシに戻ります。私は目が肥えていないので擬態しているナナフシを見つけられないのですが、おじさんによるとナナフシは「あっちにもこっちにもたくさんいる」そうです。
おじさん「手に匂いついてない?」
ひらはら「えっ。(くんくん)ついてない…」
おじさん「ナナフシは触られると、ゴボウに似た匂いを出すんだよ」
ひらはら「へえー。(くんくん)やっぱり付いてないなぁ。なんで付けなかったんだろう」
昆虫園はキレイな蝶がたくさん飛び交っているので、写真を撮るのも楽しいです。
こんどは別の解説員の方が、おっきな虫を持っていました。通る子どもたちに話しかけているのですが…
おじさん「どう、ぼうや。トノサマバッタだよ。触る?」
ぼうや「…ヤダー」
小さな男の子たちはみんなビビり気味。そこで思わず言ってみました。
ひらはら「触りたいです(キラキラ)」
おじさん「はい、どうぞ(ニコニコ)。この頭の後ろが固くなっているからここを持つんだよ」
ひらはら「わー。見せに行ってもいいですか!?」
おじさん「どうぞどうぞ」
ひらはら「みーてー!山﨑さんみーてー!!」
ブリリアント「えっ、何?…ギャー!!」
ひらはら「カッコイイでしょ!!あれ、山﨑さん怖かった?ごめんね」
ブリリアント「いや大丈夫…こっちに近づけなければいいよ…」
これはスジグロカバマダラですね!よく見ると羽の先が傷ついている個体が多いです。
白くて大きな羽を持つ、オオゴマダラです。温室に入る前に展示がありましたが、オオゴマダラの蛹は塗装したような金ピカでインパクト大。
逆光を狙って背景をキラキラぼかしてみました。ドリーミィ。
■そして帰り道…
多摩動物園を満喫しました。楽しかった~。
このイラスト可愛い。クオリティ高い。
ショップのディスプレイ。やっぱりライオン推しなのか~。
ライオンバスにも乗れてよかったです!また会う日まで!
■多摩動物園は楽しいよ
園内が広々としている多摩動物園は坂がちではありますが、動物をゆったりと観察できるオススメの動物園です。名物のライオンバスがしばらくの間なくなってしまうのは残念ですが、進化を続ける多摩動物園のこれからに期待です。
Reported by ひらはらあい