今日はカメラや機材を買う時のお話。 皆さんはカメラやアクセサリー、どちらで買っていますか?主なところですと、こんなところでしょうか。
・カメラ系量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ)
・家電系量販店(ヤマダ電機、ケーズデンキ、エディオン)
・カメラ店(カメラのキタムラ、荻窪カメラのさくらや)
・中古カメラ店(マップカメラ、フジヤカメラ)
・ネット通販(Amazon、楽天、ヤフオク)
私はというと、結構バラバラです。
高額な物は荻窪カメラのさくらやか、ヨドバシカメラで買っているような気がします。今日は電気屋さんが好きな私、ブリリアント正隆が案内する、これからカメラを買う人の為の家電店のお話です。
■カメラ系量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ)
カメラ系量販は展示が多く実物を見ながら買えること、購入後の不具合などの対応が安心できることではないかと思います。
他の店舗でもちゃんとしたところはいくらでもありますが、初期不良などは在庫を抱えていないとすぐに交換というわけにはいきません。
また、アクセサリーも家電系量販や小さいカメラ店だと取り寄せが多くなってしまうため、その点はヨドバシやビックカメラなどのカメラ系大型店が有利です。
ヨドバシカメラは展示が綺麗ですが、ビックカメラの方が値引きはし易いかと思います。これは店舗の管理職の方にもよるようです。
どちらも全体で見れば接客や知識、品揃えなどレベルは高く、さすがカメラ系量販と言えます。
■家電系量販店(ヤマダ電機、ケーズデンキ、エディオン)
家電系量販のメリットと言いますと、値引きが大きいように思います。
ヤマダ電機も最近は渋くなったそうですが、カメラ系量販店よりは値引きし易いかと思います。
ケーズデンキは現金値引きが強力で、また量販店と違って一般職の社員さんでもその場でガンガン値引きしてくれたりするのも魅力かと思います。あとケーズデンキは牧歌的で店員さんの感じが良いです。個人的な感想です。
家電系量販店は知識や品揃えは平均的にはカメラ系に及びませんが、知識と親切さはイコールではないので、気に入ったお店や店員さんから注文で買うのも良いことではないでしょうか。
■カメラ店(カメラのキタムラ、荻窪カメラのさくらや)
いわゆる街のカメラ屋さんというやつですが、馴染みの店員さんと話したり、注文して取り寄せて受け取りに行くというは煩わしいようで楽しいものです。
また、荻窪カメラのさくらやは追加料金無しにも関わらず延長保証もかなり豪華です。更に盗難保証も自動で付きます。ただし自宅や車内のみになります。
展示が沢山見られるわけでもない、在庫がなんでもあるわけでもない、だけど楽しい。それがカメラ屋さんの魅力ではないでしょうか。
ヨドバシやビックカメラもカメラ館というカメラ専門館がありますでの、そちらはカメラ店にある程度近い空気をもっています。私もスタジオ用品やライティング関係の機材などはカメラ館で買っています。スタジオ機材は事前に大きさが見たいものが多いからです。
■中古カメラ店(マップカメラ、フジヤカメラ)
中古カメラ店でも新品の購入ができますので、中古と同時に検討されている方は良いでしょう。客層がマニアックなため、店舗面積の割にニッチな物も見ることが出来るのも魅力の一つです。
例えばフジヤカメラの用品館などは店舗は非常に狭いのですが、FLM、Markins、KIRK、梅本製作所などのメーカーや、家電店ではまず見られない雲台なども実物に触れるため、私もよく見に行きます。
金額的には高くも安くもありませんが、店員さんの知識も豊富ですので安心して買える点は同じです。
■ネット通販(Amazon、楽天、ヤフオク)
今の流行はやはりネット通販ではないでしょうか。価格的にも安く、購入するものが決まっていたり、リスクの少ない少額の買い物に向いています。
特にお勧めしたいのが海外製アクセサリーです。カメラ系量販店がいかに品揃え豊富といえど、マニアックな海外メーカーの機材は展示がなかったり、そもそも取り扱いがありません。
中国・韓国系のライティング機材やアクセサリーは最近は激安でありながら性能・品質の向上が目覚しく、カメラメーカー純正と同等、場合によってはそれ以上の性能の物が格安で売られていたりします。
もちろん信頼性や耐久性はまだ未知数な部分があり、また保証に関しては期待できませんが、同等以上の性能の物が破格の値段で手に入る場合が多々あり、マニアの中で人気が出ているようです。
実はマニアに限らずプロカメラマンやスタジオでもこれらは浸透してきており、有名なところでは、YONGNUO、NEEWER、GODOXなどのライティング機材は人気があります。
また、Really Right Stuffのような日本での代理店を持たない有名メーカーなどの購入にも有効です。
■カメラはどこで買えばいい?
それぞれの販売形態にメリットやデメリットがありますが、選択肢が多いのは良いことですね。何を重視するかによって、便利に使い分けられるといいのではないでしょうか?
画像:Wikipedia
Reported by 正隆