フィルターで有名なコッキンからクラシックカメラに似合う珍しい三脚「RIVIERA Classic」が発売されました。
最近は以前のカメラ女子の時ほどではないものの再びフィルムカメラがブームになっていたり、オリンパスやフジフイルムからPEN-FやX-Pro2のようなクラシックデザインのカメラが発売されています。
しかしいざ本気で使おうとすると、クラシックデザインのカメラに似合う三脚は意外と見つかりにくいもの。
そんなクラカメファンの皆さんのために登場したRIVIERA Classic三脚を今回はご紹介します。
■RIVIERA Classicの魅力
RIVIERA Classicはアルミ製三脚ですが、RIVIERA Classic最大の魅力は何と言ってもそのクラシックなデザインにあります。レザー風素材と木と金属を融合したそのデザインは他の三脚にはない優美さを持っています。
金属部も機械式フィルムカメラを彷彿とさせるローレットが刻まれていたりといったように、機械式フィルムカメラのようなクラシックカメラはもちろんのこと、現在の一部のミラーレス機などに見られるようなネオクラシックデザインとも見事にマッチします。
ハンドル部には暖かみのある木製ハンドルが採用されており、またハンドルは非常に高い耐久性を誇るイロコ材が使用されているのも特徴です。
ハンドルにはcokinのロゴが彫り込まれており、木製のグリップは使っていくうちにエイジングしその魅力を増していくことでしょう。
グリップは三脚としては非常に珍しいレザー風の素材で覆われており、ありきたりのウレタングリップとは違う魅力があります。
たんに冬場冷たくないというだけでなく、ウレタングリップと異なり厚みが少ないためたたんだ状態でも指が入りやすく持ちやすいという特徴があります。
ロックナット部分もアルミのローレットが採用されており、非常に美しい仕上げとなっています。
金属のロックナットは細かいローレットが刻まれていると回した際に手がそれなりに痛いというデメリットもあるので必ずしも良いことばかりではないものの、見た目の美しさとクラシカルなデザインを優先して採用されたものと考えられます。
コッキンはRIVIERA Classicに関して日本の大手三脚メーカーであるスリックと共同開発したとのこと。雲台に関してはおそらくスリックのSH-707E Nというフリーターン雲台が元になっているように思います。2wayの水準器も搭載されています。
RIVIERA Classicの主な仕様は以下の通り。
- 全高:160cm
- 縮長:60cm
- センターポール全長:29.7cm
- 重量:1.54kg
- 最大積載重量:5kg
- クイックシュー:付属
- キャリングケース:付属
RIVIERA Classicには、レザー風の素材があしらわれたクラシカルなケースが付属しています。
画像:Cokin
Reported by 正隆