NIKON RUMORSにニコンが今後発表すると噂されている機種の噂のまとめ情報が掲載されており、その中にはD810後継機だけでなく、Df後継機、フルサイズミラーレスなどに関しても言及されています。
そこで今回はニコンから今年、来年初頭までに発表されると予想される機種の噂をご紹介します。
■D850、Df2、フルサイズミラーレスの情報
D810後継機・ベイビーD5・フルサイズミラーレスの噂
NIKON RUMORSに掲載されている情報は以下の通り。
- D810後継機(2017年夏発表予定)
- COOLPIX P900後継機
- ニッコールレンズは今年さらに2本追加発表される
- 1本はAF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6 VR
- 1本はフルサイズ対応Eタイプレンズで、FL(蛍石)を採用している望遠レンズ
- D750の後継機についてはまだ何も聞いていないが、おそらく2017年内か2018年
- ベイビーD5が登場する可能性はまだあり、これはDf後継機になるかもしれない
- 新しいニコンのミラーレスは2017年後半か2018年初頭に予定されており、2つのモデルが噂されています
- ニコン100周年(7月25日)に何か発表しないとすれば、ニコンの次の大きな発表はD810の後継機になるだろう
■ニコンの巻き返しなるか?
ボディは注目のモデルが続々と…。
D810後継機はニコンフルサイズ機の中でも非常に注目度の高いモデルで、どのようなコンセプトで登場するのか楽しみなところです。
またベイビーD5のコンセプトのカメラが登場する可能性があるとのことで、これがD700の後継機のような高速連射モデルとなるのか、Df後継のようなクラシックデザインで登場するのかは不明ですが、いずれにせよ実際に登場すれば大きな話題を呼ぶモデルとなるでしょう。
またCOOLPIX P900は非常に人気のある途方も無い超望遠コンパクトデジタルカメラで、光学83倍(35mm判換算約2,000mm相当)というスペックからどれほど進化するのかも注目されます。
レンズも売れ筋&高級な望遠レンズが予定されている?
先日3本のレンズを一気に発表したニコンですが、ボディだけでなく、売れ筋の望遠レンズとなることが予想されるAF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6 VRに加えて、Eタイプで蛍石を採用した望遠レンズが登場する可能性があるとのこと。
ニコンは既に大口径超望遠レンズに関して殆どをEタイプ化しており、蛍石を採用した望遠レンズということであれば基本的には高級クラスである可能性が高いでしょうから、まだEタイプ化されていないということであれば、
- AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR II
- AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II
- AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II
あたりが候補となりそうです。
リオ・オリンピックでは、キヤノンのEFレンズの貸し出し機材ではEF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×が一番人気だったとの記事をご紹介(記事はこちら)しました。
以前は単焦点ばかりだった大口径超望遠レンズのカテゴリーでも、使い勝手の良いズームレンズの需要が高まっているようです。
2018年は平昌オリンピックやワールドカップが予定されており、EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×の競合となるAF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR IIの後継レンズが期待されるところですが、サンニッパも人気のある大口径望遠レンズですから、この蛍石採用のEタイプ望遠レンズがAF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR IIの後継レンズである可能性もあるでしょう。
何と言っても最大の注目はフルサイズミラーレス
フルサイズ一眼レフ、超高倍率コンパクトデジタルカメラ、望遠レンズなど、注目度の高い製品の登場が噂されるニコンですが、何と言っても最大の話題となりそうなのは年末から年明けまでに発表されると予定されているフルサイズミラーレス機でしょう。
これがどのようなマウントを採用し、どのようなボディをラインアップするかで、今後のニコンのミラーレスの方向性が見えてきそうです。
参考:NIKON RUMORS
画像:Nikon
Reported by 正隆