大型ストロボのメーカーとして有名なProfotoから、遂に待望のクリップオンストロボが登場しました。
このProfoto A1は、さまざまなライティングアクセサリーを使える本格的なクリップオンストロボで、大型ストロボを使うのが困難な機動性が求められるシチュエーションにピッタリのプロレベルの撮影に対応したクリップオンストロボとなっています。
そこで今回はこのProfoto A1をご紹介します。
■Profoto A1の特徴
Profoto A1の主な特徴
- やらわかく、なめらかで自然な光を作り出すラウンドヘッド
- 素早い撮影を可能にするAirTTLとHSSへの対応
- ライティングアクセサリーをワンタッチで取り付けられるマグネット式マウント
- ヘッドに統合されたLEDモデリングライト
- Air Remote内蔵で複数台のワイヤレスコントロールに対応
- 350回ものフル発光が可能な充電式リチウムイオンバッテリー
- リサイクルタイム0.05-1.2秒の高速チャージ
- TTL/MANスイッチ
- マニュアル制御も可能なモーターズームを内蔵
- オートフォーカスアシスト
- 大型高解像度ディスプレイ
Profoto A1はクリップオンストロボの最高峰になるか?
Profoto A1はまずキヤノン用とニコン用がラインアップされ、その後ソニー用もラインアップされるとのこと。
最近は中国を中心に電源にリチウムイオンバッテリーを使用した純正をも超える高性能クリップオンストロボが登場していますが、Profotoはスタジオ用大型ストロボメーカーとして機能性・操作性・耐久性に関して非常に高い実績を誇るメーカーですから、このProfoto A1もハイスペックなクリップオンストロボをお探しの方には有力な候補となりそうです。
ただし、サードパーティ製だからと言って安価が売りのものではなく、店頭予想価格は10万円前後とのことで、ニコンのSB-5000やキヤノンの600EX II-RTといった、カメラメーカー純正のハイエンドクリップオンストロボよりもさらに高価なものとなっています。
しかしその分性能に関しては非常に高く、発光性能・機能性・操作性、あらゆる面で非常に高性能なものとなっています。
Profoto A1はまずはキヤノン用とニコン用がラインアップ。その後、ソニー用も投入される予定とのことです。
Profoto A1の優れた発光性能
Profoto A1の大きな特徴は、最近の高性能クリップオンストロボと同じく電源にリチウムイオンバッテリーを採用している点で、それによってフル発光で350回の発光やフル発光でも1.2秒という高速なリサイクルチャージタイムを実現しています。
発光量に関しては一般的なクリップオンストロボがガイドナンバーで表記していることに対し、Profoto A1ではスタジオライトらしくWsで表記されており76Wsとなっています。
Profoto A1の発光量はカメラメーカー純正のハイエンドのクリップオンストロボと比較して、突出して大きいというわけではありません。
しかし先ほどご説明したように、発光回数・リサイクルチャージタイム、Air Remoteの内蔵によるワイヤレスコントロールやハイスピードシンクロなどに対応し、9f-stopの細やかな調光に対応しているなど、まさにプロレベルの使用を考慮した作りとなっています。
またヘッド部分に円形のラウンドヘッドを採用していることもProfoto A1の大きな特徴で、これによって柔らかで自然な光を得られるとのこと。もちろんこの発光部は通常のクリップオンストロボと同じようにバウンス発光にも対応できます。
多彩なライティングアクセサリーに対応
Profoto A1の同梱のアクセサリーは以下のようになっています。
- A1 AirTTL-N Unit(本体/ニコン用)
- Power Cable C7(充電器用電源ケーブル)
- Li-Ion Battery for A1(リチウムイオンバッテリー)
- Battery Charger for A1(バッテリーチャージャー)
- Flash Stand for A1(スタンド)
- Dome Diffuser(ドームディフューザー)
- Bounce Card(バウンス用カード)
- Wide Lens(広角レンズ対応用拡散レンズ)
- USB Cable 2.0 Type A to Micro B(USBケーブル)
- A1 Bag(携帯用バッグ)
同梱のアクセサリーだけでもかなり充実していますが、環境光とProfoto A1の色温度を合わせるカラーフィルターのセットGel Kit(1/1 CTO、1/2 CTO、1/4 CTO、1/2 グリーンの4枚のフィルターに加え、カラーフィルターホルダーとハードケースのセット)や、コンパクトなソフトボックスのようなSoft Bounceなどもラインアップされています。
またこれら多くのライティングアクセサリーが、マグネット式のマウントにワンタッチで装着できる点もProfoto A1の注目点です。
これまでライティングアクセサリーは取り付けに時間やコツが必要でしたが、Profoto A1のマグネット式マウントはこの問題を解決しています。
スレーブ発光やハイスピードシンクロにも対応、高い操作性を実現
Profoto A1は背面は大きく視認性の良い反転液晶を搭載しており、現在の設定値を読み取るのも容易になっています。
またProfoto A1には同社のAirTTL Remoteが搭載されているため、AirTTLリモート対応のライティング機材もこちらから操作できるようになっています。
もちろんProfoto A1同士であれば複数台を一つのProfoto A1からコントロールできますから、多灯ライティングも無線で快適にコントロールすることが可能です。
Profoto A1の正面向かって右側にはオートフォーカスアシスト用ライトが搭載され、余計な光が影響しないように暗くしたスタジオや夜間での屋外撮影でカメラのオートフォーカスをアシストします。
さらにヘッド部分にはメインの発光管だけでなく、LEDのモデリングランプも内蔵しています。
今回は高級ライティング機材メーカーであるプロフォトから遂に登場した超高性能クリップオンストロボ、Profoto A1をご紹介しました。
Reported by 正隆