Photoshopの「覆い焼き」や「焼き込み」ツールってどんなもの?

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フォトマスター検定の予想問題です。合格目指してさっそく問題です!フォトマスター検定勉強法も掲載しています。参考にして頂ければと思います。

難易度:2級レベル

問:Photoshopの機能の一つ「焼き込み」ツールを使用してみた。「焼き込み」ツールを使用した箇所は元の画像と比較してどうなるか?次の中から選べ。

① 暗くなる
② 明るくなる
③ 彩度が低くなる

正解はこのあとすぐ!



■正解は①(暗くなる)


「焼き込み」ツールを使用した箇所は元画像と比較して暗くなります。

「覆い焼き」や「焼き込み」はもともとはフィルムからプリントする際の暗室作業のテクニックのことで、プリントの一部の露光量を変えるために行います。

  • 覆い焼き:印画紙に当たる光を部分的に遮ることで印画紙の感光を防ぎ、相対的にその部分の露光量を下げます。
  • 焼き込み:一部を切り抜いた紙を使用し、切り抜いた部分だけ光が当たるようにすることでその部分の露光量を増やします。

ネガフィルムからのプリントの場合、印画紙は感光するほどに濃く(黒く)なっていくため、

  • 覆い焼き(部分的に露光量を減らす)を行うと、その箇所は他の部分と比較して薄く(白く)
  • 焼き込み(部分的に露光量を増やす)を行うと、その箇所は他の部分と比較して濃く(黒く)

という風に変化します。

Photoshopにおける「覆い焼き」「焼き込み」ツールもこの暗室作業に由来しており、「焼き込み」を行った箇所は濃く(黒く)なるため、正解は「①(暗くなる)」となります。

デジタルカメラの画像は露光量が増えると明るくなっていきますが、ネガフィルムからのプリントでは印画紙への露光量が増えるほどプリントは濃くなります。

もちろんPhotoshopで扱うのはデジタル画像ですが、Photoshop上で突然「覆い焼き」と「焼き込み」の意味が印画紙と逆転してしまうと混乱してしまうため、ネガフィルムのプリントと同じ効果となっています。

覚えづらいという方は、「日傘」と「日焼けサロン」をイメージすると良いのではないかと思います。

  • 覆い焼き→日傘で覆う→色白(明るくなる)になる
  • 焼き込み→日焼けサロンで焼く→色黒(暗くなる)になる

ちなみにPhotoshopでは、「覆い焼き」「焼き込み」ツールと同じグループにある「スポンジ」ツールを使用することで、部分的に彩度を上げたり下げたりすることが可能です。

 

参考:WIKIBOOKS
画像:Amazon

Reported by 山﨑将方