最近D5&D500、X-Pro2、PEN-Fと立て続けにインパクトのある高級機が発表されたため、そちらに注目が集まっていますが、ライカからも初の防水防滴カメラX-Uが発売されました。更に2012年に50台限定で国内発売されたLeica M9-P White Edition setが再販されるようです。
アメリカのみの再販のようですが、ライカストアマイアミから購入できるようです。今回はこの美しすぎる、そして高価すぎるライカを簡単にご紹介します。
■Leica M9-P White Edition setについて
もともとは2012年7月に日本国内では50台限定のセットで発売されました。
ボディは塗装部はホワイトのラッカー仕上げ、貼り革は白いボックスカーフの本革を使用。
セットにはシルバーアルマイト仕上げ(通常はブラック)のNoctilux-M 50mm f/0.95 ASPH.が付属しています。更にホワイトのレザーストラップも付属しています。
レンズもまあ綺麗ですが、このレンズだけで実売130万円以上もする超高級レンズです。F0.95とはいえ、50mm単焦点で130万円ですから驚きですね!そんな超高級レンズがどんな風に作られているか見てみましょう。
クラフツマンシップというやつですね!一回言ってみたかったんですよ、クラフツマンシップ。
正面からのデザインも化粧ネジがシルバーだったり、シャッター幕までライトグレーに塗られており、ライカらしいこだわりを感じます。
トップカバーを見るとライカロゴが白字で入っています。
レンズケースもホワイトで、説明書やテストの証明書も相変わらず豪華ですが、どうせなら説明書やケーブルもホワイトだと圧巻だったのになという気はしないでもないです。
■そして問題の価格
$49,995です。単純に現在のレートで円に換算すると、593万円となっています。
M9-Pボディとノクティルックス M f0.95/50mm ASPH.を新品で買っても約220万円程度となりますから、スーパー割高ではあります。しかしライカの限定版を買うような方はコストパフォーマンスという言葉とは無縁なのかも知れません。
画像:Leica
Reported by 正隆