PENTAX K-1詳細スペック!初のフルサイズは凄いのか!?

PENTAX K-1

というわけで、デジカメinfoPENTAX K-1の詳細スペックリーク情報が掲載されましたので、今日はペンタックスファン待望のフルサイズ一眼レフ、PENTAX K-1の詳細スペックをご紹介していきたいと思います。

果たしてペンタックスユーザー悲願の初のフルサイズデジタル一眼レフは期待通りのスペックなのか!?D810EOS 5D Mark IIIと戦えるスペックとなったのでしょうか!?



■PENTAX K-1仕様表


早速詳細スペック一覧を見ていきましょう。

  • 撮像素子:ローパスフィルターレスCMOSイメージセンサー
  • 有効画素数:3640万画素
  • センサーサイズ: 35.9 × 24.0mm
  • 画像処理エンジン:PRIME IV
  • リアル・レゾリューション・システム搭載
  • 動画機能:Full HD/60p
  • 画質:14-bit RAW及びJPEG
  • 4Kインターバルムービー
  • ダストリムーバル:超音波振動による撮像素子クリーニング機能「DR II」
  • マウント:KAF2(KAF3、KAF2、KAF、KA、パワーズームレンズと互換)
  • AFセンサー:SAFOX12
  • AF測距点数:33点
  • クロスタイプセンサー:25点
  • 測距範囲:EV-3~18
  • AFアシストライト
  • ファインダー方式:ペンタプリズムファインダー
  • ファインダー倍率:約0.70倍
  • ファインダー視野率:約100%
  • フォーカシングスクリーン:ナチュラルブライトマットIII
  • 液晶モニタ形式:フレキシブルチルト式TFT液晶モニター
  • 液晶モニターサイズ:3.2型
  • 液晶モニター解像度:103.7万ドット
  • GPS:GPSログ(記録間隔、記録時間、カードスロット設定)、アストロトレーサー、キャリブレーション、詳細設定(自動時刻修正、GPSランプ)
  • Wi-Fi:内蔵
  • シャッター方式:電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター
  • シャッター耐久:約30万回
  • シャッタースピード:オート1/8000秒~30秒、マニュアル1/8000秒~30秒(1/3EVステップまたは1/2EVステップ)、バルブ
  • 記録媒体:SD、SDHC、SDXCメモリーカード、Eye-Fiカード、FLUカード(SDHC、SDXCメモリーカードはUHS-I規格に対応)
  • カードスロット:デュアルカードスロット
  • 端子:USB2.0(micro B)、外部電源端子、ケーブルスイッチ端子、Xシンクロソケット、HDMI出力端子(タイプD)、ステレオマイク入力端子、ヘッドホン出力端子
  • 手振れ補正方式:5軸撮像素子シフト方式( SR:Shake Reduction)
  • 手振れ補正効果:シャッタースピード約5段分の効果
  • 電子水準器:表示パネルおよびファインダー内表示(左右の傾き)、画像モニター表示(左右・前後の傾き)
  • 測光方式:8.6万画素RGBセンサーによるTTL開放測光、分割測光/中央重点/スポット
  • 測光範囲:EV-3~20( ISO100・50mmF1.4)
  • ISO感度(標準出力感度):ISO100~204800( 1EVステップ、1/2EVステップまたは1/3EVステップ)
  • ドライブモード(フルサイズ記録時):最高約4.4コマ/秒
  • ドライブモード(APS-Cサイズ記録時):最高約6.5コマ/秒
  • 連続撮影可能枚数:JPEG/70枚、RAW/17枚
  • バッテリー:D-LI90
  • 撮影可能枚数:約760枚
  • ボディ材質:防塵防滴対応、マグネシウム合金及びステンレス
  • 耐低温:-10度の耐低温
  • 外形寸法:136.5(幅)× 110(高さ) × 85.5(奥行)mm
  • 質量:925g(バッテリー・メモリーカード含む)

■悲願・念願・宿願のペンタックスフルサイズデジタル一眼レフが遂に、遂に登場する!


PENTAX K-3 IIがUSB 3.0対応だったのに、画素数が上がったPENTAX K-1はUSB 2.0になるんでしょうか?やや不思議です。

連写やオートフォーカスは期待ほどではないようで、D810EOS 5D Mark IIIとは十分に戦えるスペックですが、年内にD810後継機(D850 or D900)とEOS 5D Mark III後継機(EOS 5D Mark IV)の発売が予想されており、もう少し頑張って欲しかった部分もあります。

またペンタックスなら、α900を超えるデジタル一眼レフ史上最高のファインダー性能を期待しておられた方も多かったのと思いますが、倍率0.7倍とこのクラスとしては平凡なスペックである点もコストの問題があるとは言えやや残念です。

とは言え、5軸5段分の手振れ補正やフレキシブル液晶モニターなどペンタックスらしい拘りが随所に感じられる、ニコン・キヤノンには無い魅力を持ったフルサイズ一眼レフとなりました。

個人的にはAPS-C機でも綺麗だったリアル・レゾリューション・システムがフルサイズでどれほどの精細感を見せてくれるのか、実写作例が今から非常に楽しみです。早くサンプルが見たいところです。

いずれにしても一体何年待ったのでしょう…ペンタックスファン悲願のフルサイズ一眼レフが遂に発売カウントダウン!!

参考:デジカメinfo
画像:PENTAX,engadget

Reported by 正隆