今回はサンスターから発売されるモノブロックストロボMONOSTAR C4とMONOSTAR C3をご紹介します。
MONOSTAR C4ストロボは、iOSアプリSSScontrolをコントローラーとして使用することでストロボの発光制御が可能になる大型ストロボです。
■MONOSTAR C4の基本性能
最速1/7000秒の高速閃光
MONOSTAR C4/C3はハイスピードシンクロに対応しており、水しぶきやスポーツなど被写体の速い動き、また日中シンクロなど様々なシーンを安定した色温度のまま捉えることが可能です。
単焦点レンズやF2.8通しズームレンズなど明るいレンズの開放絞りで背景をボカしたいといった場合、ストロボの同調速度が遅いと日中の屋外では露出オーバーになってしまいます。
ハイスピードシンクロに対応したMONOSTAR C4/C3ならそういった撮影にも対応出来、より表現の幅が広がります。
最速0.01秒の高速チャージによる秒間15コマの発光
MONOSTAR C4/C3はMONOSTAR C4で最小発光時では秒間15コマ(MONOSTAR C3は秒間12コマ)の連続発光を実現しています。
高速連写機能に同調させることが可能なだけでなく、ポートレート撮影などでもレスポンスの良い撮影が可能になります。チャージタイムを気にしながらシャッターを切らなくて済むのは助かりますね。
専用アプリで、直感的な操作が可能
MONOSTAR C4は全ての操作を無料の専用アプリ「SSScontrol」を使って行うことが可能です。シンプルなインターフェースで直感的に光量や各機能の操作が可能です。
■iOSデバイスからのストロボコントロール機能
MONOSTAR C4はiOSアプリ「SSScontrol」アプリによって全ての操作設定が可能になっています。Bluetoothによる簡単なペアリングによって1グループ6台まで、最大32グループ(192台)のMONOSTAR C4をコントロールすることが可能とのこと。十分過ぎますね。
各灯のストロボ光量・モデリングランプ光量の調光はもちろん、サウンドスイッチ・スレーブスイッチの操作やテスト発光がiPhone側で行え、最大6台までのMONOSTAR C4の出力比を固定したまま光量のUP・DOWN操作が可能です。iPhoneがリモートコントローラー代わりになるわけですが、一般的なワイヤレスコントローラーよりもiPhoneの方が画面が大きく見やすいというメリットがあります。
■MONOSTAR C4とMONOSTAR C3の主な仕様
MONOSTAR C4の仕様
- 最大出力 400ws
- 調光範囲 FULL〜1/128
- チャージタイム 0.01〜2.3秒
- 最大秒間連続発光回数 15コマ
- スレーブ回路 内蔵
- クーリングファン 内蔵
- 外形寸法 240 × 110 × 140mm
- 重量 1.6kg
- Bluetoothコントロール 搭載
- 価格 150,000円(税別)
MONOSTAR C3の仕様
- 最大出力 300ws
- 調光範囲 FULL〜1/32
- チャージタイム 0.01〜2.3秒
- 最大秒間連続発光回数 12コマ
- スレーブ回路 内蔵
- クーリングファン 内蔵
- 外形寸法 240 × 110 × 140mm
- 重量 1.5kg
- Bluetoothコントロール 非搭載
- 価格 120,000円(税別)
画像:SUNSTAR
Reported by 正隆