皆さんNAS使ってますか?最近は写真保存といえばNAS、晩御飯も麻婆茄子と、何かとNASが話題になりがち。
近年では一家に複数台のPCどころか一人で複数のPCを使い分けることも珍しくなくなりました。しかし複数のPCにそれぞれ外付けハードディスクを付けるのは煩わしく、またそれぞれの外付けハードディスクに同じ画像を入れていたのでは非常に非効率です。
一つのハードディスクで画像や動画データを一元的に管理し、無線接続によって家中のPCからアクセスできるNASは忙しい現代人にピッタリのスタイルと言えるでしょう。
そこで今回はNASの魅力と、写真愛好家向けの大容量ネットワークストレージ、BUFFALO TeraStation 1400Dをご紹介します。
■NASのメリット
NASは普通の外付けハードディスクと何が違う?
NASは「Network Attached Storage」の略で、ネットワーク上に接続できるハードディスクのことです。
画像や動画の保存に良く使われるハードディスクはUSBケーブルなどで接続され、PCと物理的に接続されます。しかし家庭内やSOHOではPCの増加によって、一つのストレージに複数のPCからアクセスしたいといったケースが増えています。
その際一般的な外付けハードディスクでは、複数のPCから部屋を隔てて一台のハードディスクにアクセスするのは面倒です。それらを解決するのがNASで、NASはLAN接続されることで複数のPCから同時アクセスが可能になっています。
これに対して、ネットワークHDD(NAS)はルーターやハブでよってネットワーク接続します。そのため、1対多の接続が可能となり、複数のパソコンから同時に接続することができます。
無線LANルーターを使用すれば無線接続で使用できるため、部屋を隔てて複数のPCから一つのストレージに保存されたデータにアクセスしたり、外出先からも自宅のNASにアクセスすることが可能です。
つまり画像データを1台のNASに保存し、デスクトップからでもノートPCからでもRAW現像やレタッチを行うことが出来るというわけです。
■BUFFALO TeraStation 1400Dの魅力
仕事でも使いやすい高速同時アクセス
SOHOの実環境で複数ユーザーがNASへ同時アクセス時には処理スピードが大幅に落ちてしまうものですが、TeraStation 1400Dでは同時アクセス時でも1アクセスあたり約30.41MB/sの転送スピードを実現しており、SOHOの実環境でも快適に利用することが可能です。
耐障害性・高速性・容量などさまざまな使い方に対応
TeraStation 1400Dは4つのHDDを内蔵。通常モードに加え5つのRAIDモードから用途に合わせて選択できます。システムのバックアップデータや仕事のデータ、写真データや映像データなど、大切なデータを万が一のドライブ故障等から守るモードも搭載しています。
RAID | 耐障害性 | 高速性 | 保存可能容量 | 最小構成台数 |
---|---|---|---|---|
RAID 6 | ★★★★★ | ★★ | 使用する台数-2台分の容量 | 4台 |
RAID 5 | ★★★ | ★★★★ | 使用する台数-1台分の容量 | 3台 |
RAID 10 | ★★★★ | ★★★★ | 全ドライブのうち2台分の容量 | 4台 |
RAID 1 | ★★★★ | ★★★ | 全ドライブのうち1台分の容量 | 2台 |
RAID 0 | 復旧不可 | ★★★★★ | 全ドライブ容量の1/1 | 2台 |
16TBの超大容量までラインアップ
TeraStation 1400Dは2TB・4TB・8TB・12TB・16TBとラインアップされており、超高画素時代、さらに4K動画といった高解像動画などデータ量が増大化する現代においても十分に対応できるものとなっています。
Reported by 正隆