東京は広いため、有名な場所から無名な場所まで非常に多くの撮影スポットがあります。
目次
- 東京国際フォーラム
- 東京駅
- 昭和記念公園
- 目黒川
- 銀座和光
- 浅草寺
- 浅草公園
- 六義園
- 新宿都庁
- 上野公園
- KITTE
- 六本木ヒルズ
- 東急プラザ表参道原宿
- 有楽町マリオン
- 上野駅
- 東京ゲートブリッジ
- 多摩動物公園
- 国立科学博物館
- 国立新美術館
- 新宿駅前
- 文京シビックセンター
そこで今回は、東京のさまざまな撮影スポットをご紹介したいと思います。
■東京国際フォーラム
東京国際フォーラム
東京国際フォーラムは千代田区丸の内にあるガラス張りの美しい建物です。
外も内もスナップに適した建物で、建物の外の庭も夜間はライトアップされるため、昼も夜も撮影が可能です。また雨でも問題なく撮影が可能であることも東京国際フォーラムの大きな魅力でしょう。
外側は日没以降光るタイル状の床とそこを歩く人々が撮影スポット、建物内は1階から最上階までのさまざまな場所がスナップ撮影に適しています。
作例の写真は東京国際フォーラムの最上階にあるガラスの手すりに天井が写り込んでいる様子を撮影したものです。
ただし、東京国際フォーラムの撮影では、カメラを落下させないように手すりから外にはカメラを出さないように、また手すりの内側から撮影する際にもストラップなどを必ず使用して、万が一のカメラ落下事故などが起こらないように気をつけましょう。
■東京駅
東京駅
東京駅は言わずと知れた長い歴史を持つ駅で、その外観もさることながら周辺にはKITTEなどの撮影に適した建物が数多くあります。
外観は昼も綺麗ですがライトアップされた夜間が最大の魅力でしょう。内観に関しては丸の内側の吹き抜けのホールが有名撮影スポットです。
都心のビル群の中に佇むレトロな外観は、東京駅だけの不思議な雰囲気を醸し出します。
■昭和記念公園
昭和記念公園
昭和記念公園は立川にある広大な自然公園で、春は桜、秋はコスモスや紅葉など四季折々の自然風景が撮影可能です。
なにせ広大な場所を持つため、カナル側の噴水、広大な広場にポツンと一本のケヤキの大木が立つみんなの原っぱ、広大な水鳥の里や昭和30年代の雰囲気を再現したこもれびの里など、とにかく広いために一度や二度では到底全てを見てまわる事が出来ないほどさまざまな表情を見せてくれます。
特に秋は紅葉や銀杏並木が素晴らしく、多くの人で賑わいます。自然風景のスナップ撮影がしたければ、昭和記念公園は東京でも屈指の撮影スポットと言えるでしょう。
自然公園であるため冬は花などが少なく寂しい感じはありますが、夜間にイルミネーションを行っていますので、冬はイルミネーションの撮影もオススメです。
四季折々の花情報を公式サイトで掲載していますから、お出かけの際には今見頃の花などを事前にチェックしてから行かれると良いでしょう。
お出かけの際には、閉園時間や休園日のチェックしてから出かけましょう。また入園料は大人(15歳以上)は410円(記事執筆時)となっています。
■目黒川
目黒川
目黒川は何と言っても桜の季節のライトアップが最高のシーズンで、多くの桜と提灯が並ぶ姿は、風情と現代性が同居しています。
多くの橋がかかっているため、橋の上から撮影することで川べりの桜並木を左右均等に配して撮影することが可能です。
■銀座和光
銀座和光
銀座和光と言えば銀座の象徴とも言われる由緒ある建物ですが、和光はその建物だけでなく、有名な巨大ショーウィンドウがあります。
このショーウィンドウはラウンドしており、銀座の夜景が映し出されるため、ショーウィンドウの展示と相まって素晴らしい景色を見せてくれます。
しかもこのショーウィンドウ、2ヶ月程度のサイクルで展示が変わるため、同じ場所から違う写真を撮影する事が出来るというわけです。
ショーウィンドウの展示は和光のウェブサイトから事前に調べる事が可能です。ショーウィンドウの中身が暗い部分が多い時の方が、夜景が綺麗に映るためにオススメです。
■浅草寺
浅草寺
浅草寺と言えば日本人だけでなく、日本に旅行に来られる外国人旅行者にも非常に人気があります。
浅草寺と言えば大提灯ですが、仲見世や巨大なわらじ、本殿の天井画や大きな手水などスナップ撮影の宝庫となっています。
またあんみつ屋など老舗の和菓子屋が数多くあるため、撮影の合間に小腹が空いた際にも困らないでしょう。
■浅草公園
浅草公園
浅草公園は隅田川沿いの公園で、浅草寺の撮影とセットで撮影する事が可能です。
特に桜の季節には、スカイツリーと桜並木のセットで撮影する事が可能な非常に魅力的な撮影スポットとなっています。
また桜の季節以外でも、夏場は屋形船や遊覧船を構図に入れて撮影する事も可能です。
さらになんとコンクリートの分厚い手すりがあるため、それを利用して三脚なしでも夜景を低感度で撮影する事が出来る点も浅草公園の大きな魅力となっています。
ただし風が強いので夜間の撮影では十分な防寒対策が必要です。
作例は桜とスカイツリーと隅田川を収めたものです。
■六義園
六義園
六義園は文京区の駒込にある日本庭園で、紅葉のシーズンには非常に賑わいます。
都心にありながら非常に広く、散策を楽しみながらの撮影が可能です。
作例はライトアップされた松の木を擬人化して撮影したものとなっています。
■新宿都庁
新宿都庁
新宿都庁は言わずと知れた首都東京の都庁ビルであり、北展望室がメインとなっており、無料展望台でありながら非常に広く美しい展望台となっています。
都心の素晴らしい夜景を無料で見に行けるという点から、夜景撮影の練習にもピッタリです。
■上野公園
上野公園
上野公園は誰もがご存知かと思いますが、広い上野公園はスナップはもちろんの事、上野動物園があるため、最も都会で多様な動物撮影が出来るスポットとも言えるでしょう。
作例の被写体は上野動物園のカワセミです。
公園内の噴水や国立科学博物館の実物大シロナガスクジラ像、にSL、さらに国立西予美術館のロダンの彫刻など、入場料を払わなくても見られる展示も多くあります。
さらに神社などの和風建築や不忍池といったものまであり、上野公園は、とても一日で全てを撮影することは出来ないほど多くの撮影スポットが点在しています。
■KITTE
KITTE
KITTEは東京駅の近くにある日本郵便が運営する商業施設です。
巨大な吹き抜けのロピーを利用しての建築写真に加えて、屋上まで出られますから、東京駅やその周辺の夜景を撮影するのにも適しています。
■六本木ヒルズ
六本木ヒルズ
六本木ヒルズには撮影に適した被写体が無数にあり、特に夜景ではその魅力を最大限に輝かせます。
巨大なクモがビルに迫る姿を撮影しているのが作例で、非現実的な雰囲気を醸し出しています。
他にも料金は高いですが森ビルの展望台からの夜景は東京をまさに一望できる絶景ですし、クリスマスシーズンではけやき坂にて壮大なスケールのイルミネーションが展開されます。
暖かいシーズンだけでなく、冬場でこそ魅力を最大限に発揮する六本木ヒルズですが、夜景撮影では風が強いため防寒が重要となります。
■東急プラザ表参道原宿
東急プラザ表参道原宿
東急プラザ表参道原宿は、鏡張りの階段が魅力の建築物です。
人が多いときほど見栄えしやすい場所と言えるでしょう。作例では引きの構図となっていますが、鏡に映った部分を切り取るもよし、様々なパターンを撮影する事が可能です。
ただしこの東急プラザ表参道原宿自体は他にはそれほど被写体がないため、近隣の撮影スポットを探しておき、かけもちで撮影に行くつもりで計画すると良いでしょう。
■有楽町マリオン
有楽町マリオン
有楽町マリオンはエスカレーターが並んでおり、両サイドが鏡張りであるため、まるで無限にエスカレーターが並んでいるように写す事が可能です。
また、映画終わりのタイミング以外では非常に人通りが少ないため、無限に並ぶエスカレーターと無人の状態が非常にシュールな雰囲気を醸し出します。
■上野駅
上野駅
上野駅は沢山の路線がつながる駅で、さまざまな表情を見せてくれます。
グランドコンコースも広く、自分なりのスナップ撮影スポットを探すのが良いでしょう。
また、上野公園の撮影とセットで回ることで、一度のお出かけで多くの撮影を行うことが可能である点も魅力です。
■東京ゲートブリッジ
東京ゲートブリッジ
東京ゲートブリッジは江東区にある橋で、その特徴的な橋の形自体大きな魅力ですが、航空機が頻繁に橋の上を旋回しているため、ライトアップされた橋の上空に航空機の光跡を映しこむことが可能です。
駅から遠いため多くの場合バスを利用して行くことになるためちょっと面倒ですが、航空機の光跡を撮影したい場合はオススメです。
■多摩動物公園
多摩動物公園
多摩動物公園は東京西部にある動物園で、広く小綺麗な動物園です。人が少なく綺麗であるため撮影に非常に適しています。
■国立科学博物館
国立科学博物館
国立科学博物館は上野公園にある博物館で、外にはシロナガスクジラの実物大模型、SL、内部の展示も楽しめるものとなっています。
作例は国立科学博物館の天井を撮影したものですが、天井一つとっても非常にクオリティが高く、撮りようによってさまざまな被写体を見つけることが出来ることでしょう。
■国立新美術館
国立新美術館
国立新美術館は2007年に開館した新しい美術館で、ガラス張りの外観が特徴となっています。
また内装も非常にインパクトのあるものとなっており、カメラのミニチュア(ジオラマ)モードが大活躍することでしょう。
東京国際フォーラムもそうですが、俯瞰で撮影する際は、手すりからカメラが出ないように気をつけて、ストラップをしっかりと使用して万が一にもカメラを落下させないように気をつけて撮影しましょう。
■新宿駅前
新宿駅前
新宿駅は世界一の乗降者数を誇る駅で、とにかく凄い数の人間が行き交っています。
作例はチラシを配っている青年を長秒露光で撮影したものですが、人数の多さと歩くスピードが速いため、雑踏を表現した撮影をするのに適した場所です。
■文京シビックセンター
文京シビックセンター
文京シビックセンターは東京ドームシティの近くにある文京区役所のあるビルです。
こちらも新宿都庁と同じく無料展望台があるため、非常に綺麗な夜景を撮影することが可能です。
条件が良ければ富士山も撮影することが可能で、夕暮れから夜景にかけてオススメの撮影スポットとなります。
日が傾くまでは入場無料(アトラクションは有料)の東京ドームシティで撮影し、夕暮れ時からは文京シビックセンターで夕景・夜景を撮影するコースがオススメです。
Reported by 正隆