4/3 RUMORSによると、オリンパスがPROシリーズレンズとして、25mm F1.2の大口径標準単焦点レンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PROを発売するだろうとのことです。
PROシリーズ初の標準単焦点レンズとして非常に期待されるこのレンズは果たしてどのようなレンズになるのか、今から非常に楽しみですね。
■M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
- オリンパスがF1.2単焦点のPROレンズシリーズを発売する。
- 最初に発売されるのはM.ZUIKO 25mm F1.2 PROになる。
- 2016年の中頃までに発売される。
- 価格は現在時点では不明。
以前にも4/3 RUMORSはこのF1.2大口径単焦点PROシリーズの情報を伝えており、その時の話も併記されています。
その話によると、オリンパスはF1.0のレンズも試作し検討していたようですが、F1.0で設計した場合、F1.2で設計した場合と比較して、生産コストは約2倍、レンズのサイズは43%大きく、質量は230g増加して620g程度になるとのことです。またフィルター径は68mm程度になるとのことです。
超高速かつ静音のオートフォーカスを実現しているそうで、PEN-Fに装着した場合にはOM-D E-M1に装着した場合と比較して30%もの高速化を実現しているとのことです。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8がフィルター径58mmで質量305gであることを考えると、仮にF1.0で設計したM.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.0 PROだった場合、フィルター径68mm、質量620gはマイクロフォーサーズ用の標準単焦点レンズとしては大き過ぎるという判断も頷ける気がします。
マイクロフォーサーズ用の大口径レンズとしてはコシナからNOKTON 25mm F0.95 Type IIなどが発売されていますが、開放F値付近では非常に柔らかい写りの傾向となっており、当然マニュアルフォーカスのレンズとなっています。
PROシリーズで最先端の高性能レンズを出し続けているオリンパスが満を持して出すM.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PROは、多くのマイクロフォーサーズユーザーにとって非常に楽しみな1本となりそうです。
参考:4/3 RUMORS
画像:4/3 RUMORS
Reported by 正隆