軒下デジカメ情報局にEF-M28mm F3.5 IS STMの高解像製品画像とスペックが掲載されています。
EF-M28mm F3.5 IS STMはEF-Mマウント初のマクロレンズであり、また1倍を超える撮影倍率やリングライト、シフトブレ対応手振れ補正を搭載するなど新しい試みが随所に盛り込まれたレンズとなっています。
■EF-M28mm F3.5 IS STMの製品画像とスペック・特長など
■EF-M28mm F3.5 IS STMのスペックと特長
- 世界最軽量マクロレンズ
- マクロライト内蔵
- 撮影倍率1.2倍
- ハイブリッドIS手ブレ補正
- 最短撮影距離0.093m
- ステッピングモーター(リードスクリュータイプ)
- UDレンズ1枚、非球面レンズ2枚
- 35mm換算で44.8mm相当
やや暗いマクロレンズですが、35mm判換算で44.8mmという標準レンズ代わりにも使えるレンズであり、マクロライトまで内蔵しているという面白いレンズです。
撮影倍率1.2倍ですが、最短撮影距離が9.3cmということですから、ワーキングディスタンスを考えると実際には1.2倍の状態で使うのはあまり現実的ではない(最短撮影距離はレンズ先端からではなく撮像面からの距離であるため)とは思いますが、マクロリングライトが内蔵されているため接写時には活躍しそうです。
世界最軽量とういうのは詳細が不明であるため何とも言えませんが、ソニーEマウントに138gのE 30mm F3.5 Macroがあることもあり、マクロライト内蔵のAFレンズの中でという注釈付きになる可能性はありますが、何れにしても軽量に仕上がっているようで、非常に売れそうな面白いレンズと言えるでしょう。
世界のカメラ業界のトップブランドですから当たり前と言われれば当たり前ですが、キヤノンはレンズの開発能力は相変わらず高いと驚かされます。
Reported by 正隆