SLR Loungeによると、キヤノンのフラッグシップ一眼レフ、EOS-1D X Mark IIで一部のSIGMAレンズを使用した際、光の輪のような円形のバンドが記録されてしまうとのこと。
今回はこの問題と回避策をご紹介します。
■なぜこのような問題が起こるのか?どうすれば良い?
RESOURCE Magazineはこの問題をEOS-1D X Mark IIに85mm F1.4 EX DG HSMと35mm F1.4 DG HSM Artを使用していて発見したそうです。
円形のバンドが発生する原因はシグマレンズの周辺光量落ちをEOS-1D X Mark IIが補正しようとした際、適切なデータが所得出来ないために発生しているのではないかとのこと。
そのため解決策としては、周辺光量補正を切ることになります。
- メニューから、レンズ光学補正を選択する
- 周辺光量補正をOFFにする
といった方法で回避することが可能とのこと。
EOS-1D X Mark IIの不具合というわけではなく、マニュアルにも他社製レンズを使用する場合は補正データが登録されていてもOFFにすることが推奨されています。
シグマレンズはその高い光学性能から、プロ・ハイアマチュアにも積極的に選ばれることも多いレンズです。
シグマ側のレンズファームアップデートで対応されることが理想なのかも知れません。
画像:SLR Lounge,RESOURCE Magazine
Reported by 正隆