CANON RUMORSによると、EFマウント定番望遠レンズ、EF70-300mm F4-5.6 IS USMの後継レンズとなるEF70-300mm F4-5.6 IS II USMは9月のフォトキナ前に発表され、ツァイスBatisシリーズのような液晶モニターが搭載されるかも知れないとのことです。
■EF70-300mm F4-5.6 IS II USMの情報
- EF70-300mm F4-5.6 IS II USMは9月のフォトキナ前に発表される可能性が高い。
- EF70-300mm F4-5.6 IS II USMにはZEISS Batisのような「デジタル表示部」が搭載されていると言われている。
- このディスプレイに何が表示されるのかは現時点では不明。
- EF70-300mm F4-5.6 IS II USMにはナノUSMが搭載されている。
- このEF70-300mm F4-5.6 IS II USMは前部がずんぐりしたデザインとなっている。
- EF70-300mm F4-5.6 IS II USMは現行のEF70-300mm F4-5.6 IS USMよりもやや重くなっている。
ツァイスのBatisシリーズにも搭載されている液晶表示ですが、液晶は経年劣化でいずれ使えなくなるため長期間に使う事になるレンズには採用して欲しくないという意見もあります。しかし、ツァイスによると、有機ELによるデジタル距離計は10年ほどはノーメンテナンスで使用出来るとのこと。
10年持てば十分と考えるか10年では不足と考えるかは人それぞれですが、このレンズを新品で購入する多くの人は「このクラスのレンズは10年持てば十分」と受け入れられるのではないかと思います。
またデジタル表示による距離計は夜景など暗い環境でも視認しやすいため無限遠に合わせることが容易で、あらかじめパーマセルテープで留めたりすることなく、その場で正確に無限遠が出せるため、オーバーインフを回避しやすくなるメリットがあります。
デジタル表示では様々な情報を表示できるため、距離計以外の表示が出来ることも、あらたなレンズの進化の可能性の一つとなるかも知れません。
参考:CANON RUMORS
Reported by 正隆