冬の防寒&撮影におすすめのハクキンカイロ&ハンディウォーマー!

zippo ハンディウォーマー

日に日に寒さを増していく今日この頃、みなさん撮影いかがでしょうか?風景撮影や野鳥撮影など屋外の長時間の撮影は辛い季節となってまいりました。冬はダウンジャケットなどの防寒着はもちろん、それに加えてカイロも効果的です。

ハクキンカイロハンディウォーマーに代表されるような白金触媒式のカイロは一般的な使い捨てカイロと比較して圧倒的に暖かく長時間暖かさが持続しますので厳寒時の撮影では非常にオススメです。

今回はこの白金触媒式のカイロの2大メーカーの製品をご紹介します。



■白金触媒式のカイロは使い捨てカイロと比較してどう違う?


白金触媒式カイロの魅力は以下のような点があります。

  • 一般的な使い捨てカイロより圧倒的に暖かい!
  • 一般的な使い捨てカイロより長時間暖かい!
  • 繰り返し使える!

白金触媒式カイロはベンジンなどの燃料をプラチナの触媒作用を利用し300〜400℃程度の温度で酸化分解させ、その反応熱を利用して暖をとるというものです。

白金触媒式カイロは燃料1ccあたり約11,500cal(約48,116J)となっており、一般的な使い捨てカイロの約13倍もの発熱量をもっています。

またわずか1ccの燃料でカイロ表面温度おおよそ60℃程度の状態を約1〜2時間持続させることができるため、一般的なサイズのハクキンカイロで最長24時間程度まで暖かさが持続します。

ただし2016年4月からベンジンなどの可燃性物質の列車内持ち込みは禁止となっており、列車内への持ち込みはできない点に注意しましょう。

また白金触媒式カイロは温度が下がりすぎたり空気が入らないようにしてしまうと触媒の反応が止まってしまうため、再度火口を炙って反応を起こす必要があります。

白金触媒式カイロはベンジンやジッポオイルを入れたり、ライターなどで加熱して触媒の反応を起こす必要があるなど、多少の手間はかかるものの、「圧倒的な暖かさ」や「長時間持続性」などそれらの手間を補って余りある魅力があります。

そのため白金触媒式カイロは、厳寒地で活動する多くの人々に愛されてきました。

■ハクキンカイロ


ハクキンカイロ

1923年創業のハクキンカイロ株式会社製のハクキンカイロは白金触媒式カイロの元祖と言える存在です。

日本製でハウキンカイロ株式会社から専用ベンジンも発売されています。

■ハンディウォーマー


zippo ハンディウォーマー

白金触媒式カイロのもう一つの定番品といえばオイルライターで有名なzippo社のハンディウォーマーです。

こちらも日本製となっており、ハクキンカイロとは空気穴や火口の形状に若干の違いがあるものの、基本的な構造は同じです。

画像:Amazon

Reported by 正隆