パナソニックのハイエンドミラーレス機、LUMIX GH5が遂に正式発表されました。
LUMIX GH5はLUMIX GH4後継機となるパナソニックのハイエンドミラーレス機で、4K/60p動画を搭載し一眼動画にあらたな基準となるのでしょうか?
今回はパナソニックLUMIX GH5正式発表のニュースをご紹介します。
■LUMIX GH5の概要
LUMIX GH5は4K/60p動画を搭載するミラーレス一眼で、2017年3月23日から発売されます。新開発のイメージセンサーと同じく新開発の画像処理エンジンの搭載により、LUMIXミラーレス機史上最高の静止画・動画品質を実現しているとのこと。
またボディ内手ぶれ補正とレンズ内手ぶれ補正を協調動作させることでより強力な手ぶれ補正効果を実現するDual I.S. 2に対応しています。
GHシリーズの要とも言える動画品質に関しては、4:2:2 10bit 4K/30p動画のSDカード記録に対応しています。また連続記録時間の制限がなく、メモリーカードの容量が許すまで記録することが可能です。
また高速なオートフォーカス動作を実現する空間認識AFに関しては、より高速・高精度を実現し、動体追随AFも秒間約9コマを実現しています。
また新たに4Kフォトを超える6Kフォトを搭載し、約1,800万画素の画像サイズで秒間30コマの高速連写を実現し、これまで撮影が困難であった決定的瞬間の記録を可能にしています。
LUMIX GH5はLUMIXシリーズで初めてのデュアルSDカードスロットを搭載し、防塵防滴に対応したタフなボディと相まって、プロ・ハイアマチュアによる写真撮影や映像制作に存分に対応しているのも大きな進化点と言えるでしょう。
■LUMIX GH5の主な特徴
LUMIX GH5の特徴
- 有効画素数約2,033万画素の新開発Live MOSセンサー
- 4K/60pの動画記録に対応
- 本体SDカードへの4:2:2 10bit 4K/30p動画記録に対応
- HDMI出力であれば4:2:2 10bit 4K/60pに対応
- ローリングシャッター歪みの抑制
- ボディ内手ぶれ補正とレンズ内手ぶれ補正を協調動作させるDual I.S. 2搭載
- 6K PHOTO/4K PHOTO機能を搭載
- 高精細368万ドット、35mm番換算0.76倍の有機ELファインダーを採用
- 3.2型162万ドット背面液晶モニター搭載
- 省エネで常時接続可能なBluetooth 4.2によるペアリングでスマートフォンと接続可能
- 防塵防滴及び-10℃までの耐低温設計
- シャッター耐久約20万回を実現
- 6K/4Kフォトの連続撮影から前後のフレームを利用して画像合成処理を行いローリングシャッター歪みを抑制するポストリファイン機能搭載
- 最速0.05秒の高速オートフォーカスを実現、LUMIX GH4と比較して約6倍に高速化
LUMIX GH5の店頭予想価格はボディ単体が税別24万円前後、LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.が付属するレンズキットの店頭予想価格は税別27万円前後の見込みとのこと。
画像:Panasonic
Reported by 正隆