CANON RUMORSにEOS 7D Mark II後継となる、EOS 7D Mark IIIは2018年の上半期に発表されるとのこと。またこのEOS 7D Mark IIIには、4K動画記録やキヤノンで初となる幾つかの機能が搭載される見込みとのこと。
そこで今回はこのEOS 7D Mark IIIの噂をご紹介します。
■EOS 7D Mark IIIの発表時期の噂
EOS 7D Mark IIIは2018年上半期に登場する?
CANON RUMORSによる情報は以下の通り。
- 私たちはキヤノンが2018年前半にEOS 7D Mark IIの後継機種を発表する予定であると聞いています
- 2月のCP+ 2018で登場する可能性がありますが、EOS 90Dが先に来るように思います
- EOS 7D Mark IIは2014年のフォトキナで発表されました
- そこで、EOS 7D Mark IIIは2018年に後継機が出る予定です
- EOS 7D Mark IIIのスペックは不明ですが、4K動画を搭載したキヤノン初のAPS-C機になるでしょう
- 私はEOS 7D Mark IIIよりもEOS 90Dが先に発表されると考えており、EOS 7D Mark IIIは第2四半期かもしれません
現行のEOS 7D Mark IIは2014年10月30日に発売されたモデルで、
- EOS 7D:2009年10月02日
- EOS 7D Mark II:2014年10月30日
製品サイクルとしては5年周期であるため、そこから考えるとEOS 7D Mark IIIの登場は2019年10月頃になりますが、フルサイズのフラッグシップが4年周期であることを考えると、APS-C機の製品サイクルが5年は長く、また競合機のニコンのD500が後発で高い性能を誇ることを考えると、製品サイクルがもう少し早くなる可能性はありそうですが、それにしてみ2018年上半期というのは早すぎる気もします。
EOS 7D Mark IIIに期待されるスペックは?
現在キヤノンのAPS-C機は、デュアルピクセルCMOS AF+バリアングル液晶というのがトレンドですが、デュアルピクセルCMOS AFは確実に搭載されそうです。
対してバリアングル液晶モニターは利便性が高い反面、フラッグシップ機には相応しくないという印象を持つユーザーも多く、APS-Cフラッグシップ機であるEOS 7D Mark IIIに採用してくるかは興味深いところですが、D500がチルト可能式液晶モニターを採用し、キヤノンもEOS Kiss X9やEOS 6D Mark IIでバリアングル液晶を続々採用していることからも、EOS 7D Mark IIIでもバリアングル液晶モニターを採用する可能性もあるように思います。
またオートフォーカスはD500が153点(うち99点クロスタイプセンサー)という非常に評判の良いオートフォーカスシステムを採用していることもあり、EOS 7D Mark IIIにはEOS-1D X Mark IIIに先んじる形で次世代のオートフォーカスシステムの採用と、4K/60P動画記録、さらに何と言ってもキヤノンの大きな魅力である連写性能も最高約12コマ/秒の実現が期待されるところでしょう。
参考:CANON RUMORS
Reported by 正隆