皆さんあけましておめでとうございます
皆さんはポートレート撮影をされたことはあるでしょうか?
ポートレート撮影をしていて初心者がつまづき易いポイントとして、「声かけが上手くできない」というのがあります。
つまり、
- 何を言っていいかわからず無言で撮影してしまう
- ポージングの指示が出せない
というパターンです。すごく普通のことです。
ポージングのパターンはもう知識なので、勉強しないことには身につかないのですが、声かけそのものが苦手な人も多いでしょう。
そこで!
昨今では電子シャッターでもシャッター音を擬似的に鳴らすミラーレス機も登場しましたが、それならいっそ、音声メモ機能を使って声かけを登録しておき、ファンクションキーなどに割り当てて、ボタンを押せばカメラに事前に登録した声かけをしてくれるようにしてくれれば、撮影時の声かけの労力や照れが軽減されて良いのではないかと思います。
そこで今回は、そんな「ポートレート声かけボタン」について話してみたいと思います。
■ポートレート声かけボタン
ポートレート声かけボタンの実際の構成
まずカメラによっては画像に音声メモをつけられる機能がありますし、そもそも今のカメラは動画撮影が出来るので、要するにマイクとスピーカーが付いているわけです。
そこでスピーカーを撮影者側ではなく被写体側に向けて作り、声がちゃんと前に飛ぶようにしておいて、
- 音声メモボタンでポートレート用の声かけを何パターンか登録する
- ファンクションボタンやボタンカスタマイズでボタンに音声を割り当てる
- 撮影中にボタンを押すことでモデルさんに事前に登録した声かけが出る
このように出来るようにしてもらえば、楽で良いのではないかと思います。
普段からポートレート撮影をしていない場合は撮影中にパッと出てこないことはあると思いますので、カメラ内のメニューに「声かけの代表的なパターン」を入れておき、それを事前に自分で読み上げて音声登録しておけば、実際の撮影現場でも声かけのパターンをを忘れてしまうことも減るでしょう。
声かけのパターンといっても、ポージングは沢山ありすぎてなかなかボタンに割り当てきれないと思いますが、例えば、
- はーい(シャッターを切ったタイミングを知らせてポージングのリズムを作るのに使います)
- かわいいかわいい
- 顎ちょっとだけ引こうか
- 綺麗綺麗
- そうそうそんな感じ
- いい感じ
- 前髪ちょっと直そうか
みたいなよくある声かけをファンクションボタンに登録できれば、登録した自分の声が、モデルさんの方に向かってスピーカーで発声させられるわけです。
これでポートレート撮影の声かけがぐっと楽になりますね!
まあ誰も使わないと思いますが、機能的にはできるわけです。
あけましておめでとうございます、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます