皆さんこんにちは。
カメラ系YouTuberも増えてきた昨今ですが、果たしてカメラ系YouTuberは儲かるのでしょうか?
そこで今回は、主要なカメラ系YouTuberの月間の広告収益を、チューバータウンよりも精度が高いと言われているNoxInfluencerのサイトで調べてみました。
ちなみに、
- チューバータウン→推定年収
- NoxInfluencer→推定月間収益
で表示されていますので、その点注意してください。NoxInfluencerは月間というわけです。
メインチャンネルから算出される推定収益であるため、サブチャンネル、スーパーチャット、メンバーシップ、企業タイアップなどの収入は含まれていません。
また、ランキングは「カメラ系YouTuber」で検索して出てきた人を調べただけなので、「なんで○○さんが入っていないの?」ということは多々あると思います。
今回の調査に載っていない人で気になるカメラ系YouTuberさんがいる場合は、YouTubeのサイトからその方のチャンネル名をクリックしてそのチャンネルのホームのページアドレスをコピーし、NoxInfluencerの検索窓に入力すれば推定収益額が表示されますので、ご自身で確認していただければと思います。
単にNoxInfluencerの検索窓のところにチャンネル名を入れるだけでも候補として出てきますが、その場合はチャンネル名を正しく入力しない候補として表示されませんのでご注意してください。
例えば「山田太郎」さんというカメラ系YouTuberの方がおられたとして、チャンネル名が「TARO YAMADA」であれば、チャンネル名の「TARO YAMADA」で検索しないと出てきません。
ちなみに、この記事を書いているのは2022年1月時点であるため、今後はまた変化していく可能性があることと、何よりもNoxInfluencerによる「推定額」である点にご注意ください。
目次
- カメラ系YouTuberの推定月間広告収益ランキング
- 高澤 けーすけ
- Wataru Nishida 西田航
- ジェットダイスケ JETDAISUKE
- UZUMAX
- Ilko Allexandroff
- ゆ〜とび
- Takanori Yazawa 矢沢隆則
- もろんのんTV
- カメラ部TV
- 写真家 小島征彦 オフィシャルチャンネル
- 老人と文学社
- Hissy Studio
- Michiko Yone 米 美知子
- 写真家夫婦上田家
- 【カメラ】柴田
- ふぁらおチャンネル
- 野村誠一 Nomura Seiichi official
というわけで今回はカメラ系YouTuberの動画広告収入に関するお話です。
■カメラ系YouTuberの推定月間広告収益ランキング
1位:高澤 けーすけ(月間収益:383,386円)
1位は「高澤 けーすけ」さんでした。
名だたるカメラ系YouTuberを抑えて、「高澤 けーすけ」さんが映えある1位となりました。また、登録者数も増加傾向で着々と伸びているカメラ系YouTuberでもあり今後も活躍が見込まれるでしょう。
ライブ配信もされているようですが、Adsenseの広告収入の方が明確にが高いため投稿動画が人気を博していることがわかります。
2位:Wataru Nishida 西田航(月間収益:230,491円)
2位は「Wataru Nishida 西田航」さんでした。キヤノン系YouTuberの代表格とも言える西田さんですが、登録者も順調に伸びており精力的に活動されているという印象があります。
またサブチャンネルやメンバーシップ、コラボ動画などにも力を入れているようです。
その営業力の高さは従来のカメラ系YouTuberとは一線を画すもので、カメラ系YouTuberには少ないコミュ力高めのタイプと言えるでしょう。
3位:ジェットダイスケ JETDAISUKE(月間収益:223,487円)
3位は「ジェットダイスケ JETDAISUKE」さんでした。
カメラ系YouTuberの先駆者とも言えるかたですが、さまざまなカメラ系YouTuberの台頭によって現在は伸び悩んでいることがNoxInfluencerのデータからわかります。
4位:UZUMAX(月間収益:217,796円)
4位は「UZUMAX」さんでした。
UZUMAXさんの場合はカメラだけでなくゲーム系なども情報発信していたと思いますが、カメラに完全に特化されていると言うよりは、家電店での経験を生かしてさまざまなガジェットを幅広く解説しています。
カメラの高度な話というよりは、元家電店店員らしい一般の人の目線をうまく捉えた話をしているという印象があり、また販売経験を生かした常識ある話し方ができるというのは強みだと思います。
5位:Ilko Allexandroff(月間収益:187,589円)
5位は「Ilko Allexandroff」さんでした。見た目は見るからに外国人、喋りは関西弁というユニークなキャラクターで人気を博しているイルコさんです。
6位:ゆ〜とび(月間収益:124,986円)
6位は「ゆ〜とび」さんでした。
知らないので語れず申し訳ないです。頑張っていただければと思います。
7位:Takanori Yazawa 矢沢隆則(月間収益:115,574円)
7位は「Takanori Yazawa 矢沢隆則」さんでした。
ニコン系のYouTuberとして有名ですが、最近はソニーにも幅を広げつつあるのかもしれません。動画とライブ配信を両輪で行なっている点が特徴ではないでしょうか。
8位:もろんのんTV(月間収益:96,749円)
8位は「もろんのんTV」さんでした。
見たことがないので何もわかりませんが、チャンネルは好調に伸びているようですので、今後さらなる活躍が期待出来そうです。
カメラ業界が下火の中でこれだけ順調に伸びているというのは凄いですね。
9位:カメラ部TV(月間収益:67,528円)
9位は「カメラ部TV」さんでした。
元カメラ開発者という異色のカメラ系YouTuberで、一般的なカメラ系YouTuberにはない専門的な技術解説をすることでマニアの方に人気を博しています。
レンズのメカ設計を専門にされていた方のようで、特にそうした部分では他のカメラ系YouTuberとは一線を画す高いレベルの解説を聞くことができます。
またチャンネルも好調に伸びています。
10位:写真家 小島征彦 オフィシャルチャンネル(月間収益:53,847円)
10位は「写真家 小島征彦 オフィシャルチャンネル」さんでした。
登録者数と比較して広告収入は多く、そこそこ長い間YouTube投稿をしている他のYouTuberさんを抜いてトップ10に入ってきました。
八方美人的なYouTuberでなく、パフォーマンスではない本当の好き嫌いをハッキリ言う点が魅力のYouTuberさんという印象があります。
11位:老人と文学社(月間収益:49,798円)
10位は「老人と文学社」さんでした。
矢沢隆則さんや上田晃司さんと並ぶいわゆるニコン系YouTuberの代表格と言えるかたでしょう。三人でコラボしたらどうなるのか見てみたい気がします。
12位:Hissy Studio(月間収益:43,669円)
11位は「Hissy Studio」さんでした。
詳しくは知りませんが、すごく王道的というかカメラ系YouTuberらしいカメラ系YouTuberのかたというイメージがあります。
チャンネルは順調に伸びているようで、今後さらに活躍されることが期待されます。
13位:Michiko Yone 米 美知子(月間収益:37,211円)
11位は「Michiko Yone 米 美知子」さんでした。
米美知子さんは今回のランキングの中で数少ない現役のリアル写真家です。
更新頻度は一般的なカメラ系YouTuberと比較して少なく、カメラ談義のようなものはせず、動画内容も結構過酷な場所に行くことも厭わないガチの撮影風景という印象があります。
そこまでYouTubeで積極的に活動しているわけではありませんが、チャンネルは緩やかにですが着実に伸びています。
14位:写真家夫婦上田家(月間収益:34,037円)
12位は「写真家夫婦上田家」さんでした。
夫婦揃ってカメラ系イベントやセミナーで大活躍されているお二人で、ライブ配信と動画投稿をバランスよく行なっているようです。
お二人の人柄の良さが滲み出ていることがファンが付く一番の理由ではないかと思います。
15位:【カメラ】柴田(月間収益:27,471円)
13位は「【カメラ】柴田」さんでした。
見たことがないため何も語れず申し訳ないのですが、しかしチャンネルは好調に伸びているようです。
16位:ふぁらおチャンネル(月間収益:52,862円)
14位は「ふぁらおチャンネル」さんでした。
なんでも粉☆砕してしまうある意味では最もYouTuberらしいカメラ系YouTuberかもしれません。
カメラ系YouTuberというと、とかくカメラ知識を披露することに比重を置きがちですが、ふぁらおさんの場合はエンターテイメント性を重視しているように思います。そうした意味で珍しいタイプのカメラ系YouTuberと言えるのではないでしょうか。
投稿ペースはゆっくりであるものの、チャンネルは好調に伸びているようです。
17位:野村誠一 Nomura Seiichi official(月間収益:23,093円)
15位は「野村誠一 Nomura Seiichi official」さんでした。
15-20年くらい前は見かけない日はないというくらい雑誌のグラビアや写真集などで大活躍していた野村誠一さんですが、現在は精力的にYouTubeの動画投稿をされているようです。
そんなわけで、今回はカメラ系YouTuberの推定収入ランキングを作ってみましたが、今の有名カメラ系YouTuberの方たちは編集やテロップなども頑張っており労力をかけているなと感心します。
しかしそれほど市場が大きくないジャンルに対してカメラ系YouTuberが増えたことで、これからはカメラ系YouTuberもかなり大変だろうなと思います。
Reported by 正隆