皆さんこんにちは。
令和元年ということもあり、今回はリアルその時代を生きた者にしか語れない視点から、この10年間のカメラメーカーの潮流をまとめてみます。
[目次]
- 2009年頃 〜ミラーレスの始まり〜
- 2009年頃を代表するカメラ
- 2009年頃のカメラ業界の潮流
- ミラーレスの始まりは静かに
- 判断を間違えたリコーのユニット交換式
- 2010年頃 〜将来性を感じさせるEマウントの登場〜
- 2010年頃を代表するカメラ
- 2010年頃のカメラ業界の潮流
- 未来を見据えたEマウントの誕生
- マイクロフォーサーズシステムに漂う暗雲
- 当時の各社カメラメーカー担当者との思い出
- 後発ゆえに正しい道を選べたソニー
- Aマウントの終焉を認める結果になったトランスルーセントミラー・テクノロジー
- 2011年頃 〜荒れ狂うカメラ女子ブーム〜
- 2011年頃を代表するカメラ
- 2011年頃のカメラ業界の潮流
- 一眼レフへの未練を捨てきれなかったニコンとペンタックス
- 吹き荒れるカメラ女子ブームと翻弄されたメーカーたち
- 最初から地獄だったPENTAX Qとビッグチャンスを逃したNikon 1
- 2012年頃 〜機械計測という新しい評価基準〜
- 2012年頃を代表するカメラ
- 2012年頃のカメラ業界の潮流
- カメラ女子ブームからカメラ男子ブームへ
- DxOに代表されるレビューサイトの一般化
- レンズ開発の実例にみる性能数値化の危険性
- カメラの評価に対する思想が求められる時代に
- 2013年頃 〜遂に登場したフルサイズミラーレス〜
- 2012年頃を代表するカメラ
- 2013年頃のカメラ業界の潮流
- フルサイズミラーレスの始まり
- DfとFマウントのニコンにとっての功罪
- その他のミラーレスメーカーの苦しみ
- レンズ交換式カメラが売れた最後の年
- 2014年頃 〜レンズ交換式カメラまでもがスマホの餌食に〜
- 2014年頃を代表するカメラ
- 2014年頃のカメラ業界の潮流
- 徹底改善されハイアマのフルサイズミラーレス移行を予感させたα7 II
- ユーチューバーを主体に自撮り動画需要に嵌ったLUMIX GH4のコンセプト
- 2015年頃 〜加速するソニーの技術力〜
- 2015年頃を代表するカメラ
- 2015年頃のカメラ業界の潮流
- ソニーの技術力を見せつけたα7R II
- ひっそりと動画用途でプロに広がり始めたα7R II
- 2016年頃 〜打つ手がなくなったオリンパスの凋落〜
- 2016年頃を代表するカメラ
- 2016年頃のカメラ業界の潮流
- オリンピックイヤーを飾った一眼レフの高級機達
- かつての大成功に足を引っ張られたオリンパス
- 2017年頃 〜一眼レフの到達点とミラーレスへの転換点〜
- 2017年頃を代表するカメラ
- 2017年頃のカメラ業界の潮流
- ハイクオリティを実現したD850とそれゆえに見え始めた一眼レフの到達点
- 報道用プロ機の市場に進出し攻勢を仕掛けたソニー ブルーオーシャンへ船出した富士フイルム
- 2018年頃 〜ついに登場したZとRF〜
- 2018年頃を代表するカメラ
- 2018年頃のカメラ業界の潮流
- 待望のニコン・キヤノンのフルサイズミラーレスの登場とその評価
- 悩ましいマウント径とフランジバック長の選択
- 新マウント採用を決断したキヤノン
- 2019年頃 〜ソニーの失速とタイタニックと化したカメラ業界〜
- 2019年頃を代表するカメラ
- 2019年頃のカメラ業界の潮流
- ここ数年業界をリードしてきたソニーの停滞
- 止まらないカメラ業界の衰退
- パナソニックもフルサイズミラーラレスに参戦
- 2020年以降 〜写真文化とカメラの変遷〜
- カメラ業界を救う術は…もうない。
- それでも写真文化は無くならない
というわけで今回は、2009-2019年までの10年間のカメラ業界の潮流をお話しします。 続きを読む 時代を生きた者にしか語れない、この10年のカメラ業界史