野鳥撮影機材最前線！あなたはまだ、本当のカワセミを知らない…。

今日は野鳥撮影に向けた機材の選び方をご紹介したいと思います。皆さん野鳥撮ってますか？

これから野鳥を撮りたい方も、既に撮っているがより本格的に撮りたい方も、もはや野鳥そのものになってしまった方も、是非お付き合い頂ければと思います。

■野鳥撮影機材のポイント

野鳥を撮影するにあたって機材選びは悩みますよね。気軽なコンパクトカメラから大砲のような超望遠レンズまであります。

気楽に撮るなら高倍率コンデジ、高画質をお手頃にということならデジスコなどもありますが、AF性能の問題で撮りにくく、画質面でも不満が募ってしまうのが常です。やはりいつかは超望遠レンズで撮ってみたいというのが本音では無いでしょうか？

撮影の容易さ、画質、やはり行き着く先は超望遠レンズ＋一眼レフかと思います。

いつ買うの？今でしょ！

という訳で、今日は最高の野鳥撮影をするための機材をカメラ、レンズ、雲台、三脚、照準機までトータル的に実例を挙げてご紹介したいと思います。

35mm判換算で800mm！しかも小型軽量の野鳥撮影システムです。AFも早く持ち運びと楽と至れり尽くせり。手軽に野鳥撮影を始めたいかたにピッタリのセットです。

高額で大きく重くなりがちな野鳥撮影を手頃な価格と労力で実現してしまうNikon 1だからこそ可能にした夢のシステムと言えるでしょう。

カメラをAFと連写性能を重視してEOS 70Dに。レンズを超望遠として実用に耐えるAF性能と不満のない画質を重視して150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryを選びました。

三脚はフルード雲台付属で使いやすく、しっかりとしたFT-5000に。照準器はお手頃な価格ながら評判の良いEE-1を選びました。

野鳥撮影には超望遠レンズが必須。しかし大口径超望遠レンズは高価すぎて…というあなたの為にあるようなレンズ、それがAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRです。

APS-C機であるD500と組み合わせることで換算750mm相当、使いやすく純正の安心感とAFの速さと信頼性。三脚もNikon純正で揃えられるというマッチングも魅力です。

カメラをAPS-C機で最高のAF性能と連写性能をもつEOS 7D Mark IIに。望遠レンズをより高画質かつ防塵防滴機能をもった150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsに。

カメラとレンズとのバランスをとるべく、十分なカウンターバランスの効く雲台の付いたMVK502C-1を選びました。高額になり過ぎない機材を選びながら本格的な野鳥撮影を行える組み合わせになりました。

バランスの良いフルサイズ機であるD750と、500mm大口径レンズという豪華な組み合わせ。それに見合うようにGitzoのフラグシップ三脚であるGT5532Sと評価の高いFSB 8を合わせました。

画質面では申し分なく、野鳥に飛行機にと大活躍してくれることでしょう。

野鳥撮影ファンの夢の到達点とも言えるCanonフラグシップ機と600mmレンズの組み合わせ。最高の野鳥撮影をしたいと思うなら是非。

秒間12コマの高速連写と最速のオートフォーカスがあれば、後はファインダーを覗いて野鳥を見つけるだけ。

Nikonのフラグシップ一眼レフと最新最高峰のレンズの組み合わせです。テレコンも付属していますから、1000mm相当の撮影が可能ですが、テレコンなしでも800mmですからオートフォーカス速度と高画質を落とすことなく撮影が可能です。

野鳥撮影は機材次第で撮影の容易さが格段に違ってきます。もちろん技術は必要ですが、同じ腕なら機材で勝負が決まります。それどころか、多少の腕の差なら機材で簡単にひっくり返ってしまいます。それが現実です。

写真撮影のジャンルでも高額な機材が必要になるジャンルではありますが、機材を所有する喜びもまた格別のジャンルです。そして撮れた時の喜びも。この冬、是非野鳥撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか？

Reported by 正隆