ライカカメラの現在と未来

カメラ業界の最高峰ブランドであり、今も昔も憧れであり続けるLeica。数多の歴史と伝統を誇るLeicaですが、今日は過去の歴史や名機の数々ではなく、新たに発表されるフルサイズミラーレス「Leica SL」と、ライカのこれからについて考えてみたいと思います。



■Leicaの現行ラインアップ


Leicaは現在イメージとは裏腹に実に多様な機種をラインアップしており、

  • コンデジ
  • フィルムレンジファインダー(フィルム)
  • デジタルレンジファインダー(デジタル)
  • ミラーレス一眼
  • 35mmフィルム一眼レフ
  • 中判デジタル一眼レフ

など実はかなり手広くやっています。LeicaというとM型のレンジファインダーの印象が強いため、クラシックなカメラの印象が強いですが、フルサイズミラーレスのLeica SLまで加わる予定で、システムの幅の広さで言うなら業界随一と言っても過言ではありません。

Leicaレンズ交換式カメラ一覧
カテゴリー ミラーレス レンジファインダー Dレンジファインダー 中判デジタル一眼レフ
機種 Leica T Leica SL Leica M-A Leica MP Leica M7 Leica M-E Leica M-P Leica M Leica Mモノクロ Leica S-E Leica S
センサー APS-C Full Full Full Full Full Full Full Full 30x45mm 30x45mm
Leicaレンズ一体型カメラ一覧
カテゴリー コンパクトカメラ X Q
機種 Leica D-LUX Leica V-LUX Leica C Leica X-E Leica X Leica X2 Leica X Vario Leica Q
センサー フォーサーズ 1.0型 1/1.7型 APS-C APS-C APS-C APS-C Full
焦点距離 24-75mm 25-400mm 28-200mm 35mm 35mm 24mm 28-70mm 28mm
F値 F1.7-2.8 F2.8-4 F2-5.9 F2.8 F1.7 F2.8 F3.5-6.4 F1.7

■Leica SL Tyo 601について


ライカには今までLeica Tシステムというミラーレスがありましたが、新たにフルサイズセンサーを搭載したミラーレス、Leica SLが発表されます。

もちろん価格面では高価になるでしょうが、SONYのEマウントに次ぐフルサイズミラーレスカテゴリーへの参入の早さは、ライカが単なる懐古主義のメーカーではないことの証明と言えるでしょう。Leica SLはマウントシステムはTマウントとの互換性があるとのことです。

当初発売されるレンズとしては、

Leica Vario-Elmarit-SL 1:2.8-4/24-90 mm ASPH.
Leica Apo-Vario-Elmarit-SL 1:2.8-4/90-280 mm
Leica Summilux-SL 1:1.4/50 mm ASPH.

以上の3本が噂されています。標準ズーム、望遠ズーム、標準単焦点の3本という定番のバリエーションですが、面白いのはそのF値で、フルサイズミラーレス機と考えると随分明るいレンズを設定したものだと驚かされます。

レンズの大きさや重さを考えてもフルサイズ一眼レフより小型軽量とは言い難く、ライカがブランド力以外の何を売りにしてNikon、Canon、SONYのフルサイズ機に対抗するつもりなのはハッキリしないのですが、そもそもライカのバッジが付いた時点で競合していないという事なのかも知れません。

■Leicaの描く未来


私が教えて欲しいです。方向性がまったく分からないです。フィルムのM型ライカなら趣味で使ってみたいという気もしますが、最近の新機種は、Leica TLeica QLeica SLともにSONYのモノマネを高額なプライスをつけて出しているだけに見えてしまいます。しかしあのライカですから深遠なる考えがあるのかも知れません。

とは言え、カメラの歴史を語る上で絶対にはずす事のできない偉大なメーカーLeicaですから、これからもアグレッシブに話題性のある機種を発表していって欲しいですね!

画像:Leica

Reported by 山﨑将方