今日は写真愛好家の皆さんにオススメの登山靴をご紹介します。え?カメラマン向けの登山靴とかあるの?と思われたことでしょう。ありますとも。たぶん!
安全に快適にアウトドアでの撮影を行うには靴を何にするかは重要な問題です。風景撮影から本格的な登山撮影、はたまた普段使いまで。見た目も機能も素敵なフォトグラファー向け登山靴をご紹介しましょう。
■mont-bell クラッグステッパー(普段使い・風景撮影・ハイキング)
モンベルのクラッグステッパーは、レザーを使用することで優れた耐久性を備え、岩場へのアプローチやハイキング、自然散策からキャンプまで、幅広い場面でマルチに活躍する全天候型シューズです。
足入れがよく、窮屈感のない履き心地を実現しながらもシューレースの起点をつま先に近づけているため、つま先までしっかりとフィットします。
■LOWA レネゲード Ⅱ GTX ロー ワイド(普段使い・風景撮影・ハイキング)
LOWA社開発のSTGシステムを採用したMONOWRAP構造のソールを採用。歩行時の安定性とクッション性が向上しより快適な歩行を実現。
男性用モデルは足幅の広い方にもフィットしやすいワイド木型採用(女性用はノーマル木型を採用)。長時間のウォーキングやハイキングに最適です。
■zamberlan フジヤマ NW GT(風景撮影・トレッキング)
フジヤマはノルウィージャン製法による本格トレッキングブーツです。
アッパーには高品質なペルワンガー社のハイドロブロック・スウェードレザー、ソールは衝撃吸収性の高いビブラム・ノルトラックソールを採用し評価の高い快適なトレッキングモデルです。生産国はイタリア。
■zamberlanトファーネNW GT(風景撮影・トレッキング)
ザンバランのトファーネNW GTはアッパー(甲)に植物タンニンなめしで加工されたフルグレインレザーを用い、ノルウィージャン(NW)製法によってしっかりとした履き心地に仕上げたブーツ。
トゥ部分にはラバープロテクター、ソール部分には衝撃吸収性に優れるPUフォームを採用しています。
ソールに採用されているビブラム・ノルトラックソールは、テクニカルな登山に向けて開発された衝撃吸収性の高いザンバラン社のオリジナルソールです。
岩へのフリクション(摩擦)を考慮し、
- フラットかつざらつきを持たせたつま先部分
- 不整地を考慮した土踏まず部分
- 他方向に対応する中央部のマルチダイレクショングリップパターン
- 泥を落としやすくするサイド部分のブロックパターン
- ショックアブソーバーにクッション性に優れるポリウレタン
など各所に適切な素材とデザインを採用しています。見た目も非常に美しいトレッキングブーツです。
■hanwag アラスカ ワイド GTX(風景撮影・トレッキング)
しなやかで高密度のオイルヌバックレザーを採用し、高い耐久性とフィット感を実現。
hanwagオイルレザーブーツのベストセラーモデル。また男性用モデルはより足幅の広い方にも対応するワイド木型が新登場。3000m級のテント泊縦走にも対応。
より本格的な山岳撮影に挑まれる方にとって、長く使えて質感も高いモデルとなっています。オイルレザーはもともと防水性の高い天然素材ではありますが、加えて防水透湿素材Gore-Texも採用されています。
■hanwag ユーコン(風景撮影・トラッキング)
hanwagのユーコンはしなやかで高密度のオイルヌバックレザーを採用し、高い耐久性とフィット感を実現。hanwagオイルレザーブーツのベストセラーモデル。
また男性用モデルはより足幅の広い方にも対応するワイド木型が新登場。3000m級のテント泊縦走にも対応。
アラスカ ワイド GTXと基本的には同じですが、こちらはGore-Texではなく内側がカーフになっています。
■LOWA チベット(山岳写真・バックパッキング)
LOWAのチベットはベロを好みの位置で固定しズレを防止するX-LACING、岩場でのグリップ力が強くなり、よりバックパッキング向きになったビブラムMASAIソール、ゆとりのある甲の高さと日本人の足型に合わせて理想的な足幅を実現したWXL木型を採用しています。
アッパーには良質なヌバックレザーを採用し一枚革でできているため、堅牢性・防水性に優れています。テントなど重荷を背負っての縦走ガレ場での登行に適しています。
■いい靴は写真家の友
スナップ写真であろうが風景撮影であろうが、山岳撮影であろうが、はたまた戦場カメラマンであろうが、カメラマンにとって靴は快適に撮影をこなすための大切な友です。
風景撮影や山岳撮影に、是非長く付き合える登山靴を使って頂ければと思います。
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Reported by 正隆