フジフイルムのシニアプロダクトマネージャーである上野隆氏が、BJP on-lineのインタビューで、「フジフイルムは現在中判ミラーレスを研究中である」と発言しました。
果たして世界初の中判ミラーレス機はフジフイルムから登場するのか!?
■上野隆氏の発言内容要約
上野氏の発言を簡単にまとめると、
・フジフイルムは中判カメラを作りには慣れている。
・フジフイルムには中判用レンズの経験もある。
・私(上野氏)も中判が好きです。
・具体的な製品計画は無いが、研究とセンサーのテストをしている。
まあざっくり言うとこんな感じです。残念ながら今のところ具体的な製品化のプランは無いが、研究&テストはしているという事ですから期待は持てそうです。
■中判ミラーレスはフジの切り札になるか?それともSONYが先か?
多分フジがやらなくてもSONYかLeicaがいずれ中判ミラーレスは作りそうですから、もし勝負するなら早いほうがよいのではないかという気はします。
ミラーレスも市場が熟成してきており、フルサイズミラーレスが登場した今、APS-Cセンサー+クラシックデザインというだけはこの先厳しいのではないかと思います。
加えてXマウントはマウント口径がフルサイズセンサーに対応していませんから、今後もAPS-C路線でしょうし、Xマウントユーザーもそれが望みでしょう。
とすると、フジに次の大きな一手が打てるとするなら、それは開発が難航している有機CMOSセンサーではなく中判ミラーレスなのではないかという気もします。
画像:BJP on-line
Reported by 正隆