ヴィクター・ブリリアント・ブラッドです。
The.meにハッセルブラッドのCEO、ペリー・オースティング氏のインタビューが掲載されています。ペリー・オースティング氏によると、ハッセルブラッドは他メーカーとのコラボモデルはやめて、ハッセルブラッドらしいカメラに回帰するとともに、新機種の用意があるとのことです。
■ハッセルブラッドが考える今後の展開
ペリー・オースティング氏のインタビュー内容をまとめると、
- 今後SONYや他のメーカーのブランドバッジを付け替えるだけの機種は出さない
- 今までのハッセルブラッドの戦略は大失敗だったと認めよう
- スェーデンの職人技と象徴的なハッセルブラッドを取り戻す
- 言えないけど新しい機種を用意しているし、それは多くのカメラファンに大歓迎されるだろう
とのことです。
SONYとのコラボモデルを全否定したのは驚きですが、実際市場ではいかに外装に高級感をもたせたとは言え、オリジナルのSONY機との価格があまりに違い過ぎるということで批判されることも多かったように思います。
気になる新機種ですが、SONYと不仲になったわけではなく、最新のSONY製1億画素中判デジタルイメージセンサーの契約も取れているようで、ハッセルブラッドの伝統的モデルといえばやはり6×6のスクエアフォーマットの中判カメラですから、ミラーレスなのか6×4.5なのかは別として、何らかの中判デジタルカメラである可能性が高いように思います。
参考:The.me,Darth’s Blog
画像:PHOTO INFOS
Reported by 正隆