セコニックが次世代型露出計、スピードマスター L-858Dを発表!

セコニック

セコニックが新型露出計、スピードマスター L-858Dを発表しましたのでご紹介します。

スピードマスター L-858Dは入射光式、反射光式両方に対応し、ハイスピードシンクロ時の測定を可能としたセコニックのフラッグシップ露出計となります。



■スピードマスター L-858Dの概要


スピードマスター L-858Dは入射光式、反射光式を備えたセコニックの最上位モデルとなる露出計です。

デジタルマスター L-758の信頼性を引き継ぎ、大型液晶モニターによる操作性の向上や高性能化するストロボに対応した大幅に機能性の向上が図られています。

スピードマスター L-858Dの概要

  • スピードマスター L-858Dはフラッシュ光解析モードを搭載。1/25〜1/20,000秒の範囲で対応。フラッシュ光の閃光時間を測定することが可能です。
  • これまでマニュアルでの露出設定が難しかったハイスピードシンクロに対応。
  • フラッシュ光電波コントロール機能を搭載。別売りの電波送信モジュールを接続し、スピードマスター L-858Dからリモートでのストロボの発光や光量調節が可能になります。(※日本国内発売時はエリンクローム社製スカイポートシステム用モジュールに対応)
  • シネマ・動画記録に対応し、HDシネマカメラモードを搭載。1〜1000fpsのシネコマ数やフィルター補正などに対応しています。
  • 低照度に対応し、入射光で-5EV、反射光で-1EVまでの測定可能になりました。
  • スピードマスター L-858Dは2.7インチカラータッチスクリーン液晶モニターを採用し、頻繁に使用する機能は画面下部のファンクションキーに割り当てられるようになっています。

スピードマスター L-858Dの日本国内発売は2016年12月、メーカー希望小売価格は税別75,000円となっています。

またスピードマスター L-858Dの発売に伴い、従来のデジタルマスター L-758は生産完了となるそうです。

ちなみに私は露出計は物理ボタンの方が好きなので、デジタルマスター L-758の方が好みですが、スピードマスター L-858Dの露出計からストロボ光を無線で調整出来る機能は便利そうなので、これからさまざまなメーカーのストロボに対応してくれればと期待させます。

参考:SEKONIC(※PDF)
画像:SEKONIC

Reported by 正隆