アウトドア撮影ではたくさんの機材や衣類など何かと荷物が増えがち。ショルダーバッグに大量に荷物を詰め込んでは足場の悪い環境ではバランスを崩しやすく、また肩や体への負担も大きくなってしまいます。
大量に荷物を運ぶ際や足場の悪い風景撮影などではバックパックタイプがオススメです。しかし、バックパックは機材の出し入れが面倒で、せっかくのシャッターチャンスを諦めてしまうこともありがち。
バックパックの容量と機動性を持ちつつバッグの上げ下ろしに煩わされることなく機材を取り出せたら…。そんなアウトドア撮影に挑む写真愛好家のためのおすすめのバックパックタイプカメラバッグ、それがPAXIS Mt Pickettです。
今回はこのPAXIS Mt Pickettをご紹介します。
■PAXIS Mt Pickettってどんなバッグ?
北アメリカ北西部で生まれたPAXISは、バックパックの上げ下ろしに煩わされずバッグの中身を素早く取り出せるようにアウトドア愛好家たちによって作られました。
創業者であるポール・ヴァーサラーは、30年以上もの離島での生活の中でデイパックの不満点を解消したいと考えていました。妻キャシーからの後押しを受けて彼は自らPAXIS Mt Pickettのプロトタイプを製作し、その後多くの技術者たちの助力を受けてこの革新的なアーティキュレイティング・ヒンジ・テクノロジー(関節型ヒンジ構造)を完成させました。
アーティキュレイティング・ヒンジ・テクノロジーの操作は簡単です。肩にあるリリースハンドルをゆっくりと引くと、パックの3段目となるシャトルポッド(可動式荷室)のロックが外れ3段目の荷室がスイングして体の手前に回ってきます。戻すのもシャトルポッド(可動式荷室)を後ろにクルッと回すだけで簡単に戻せます。
PAXIS Mt Pickettには20LタイプのPAXIS Mt Pickett 20(ブラック、ブルー/ブラック、オレンジ/ブラック)と18LタイプのPAXIS Mt Pickett 18(グレー/ブラック、グリーン/ブラック、パープル/ブラック、ブライトグリーン)、さらに救助者向けにデザインされたPAXIS First Responder(レッド)などがあります。
■PAXIS Mt Pickettの製品画像
■PAXIS Mt Pickett 20の主な仕様
PAXIS Mt Pickett 20の主な仕様は以下の通り。
- 全体サイズ:51cm(高さ)× 30.5cm(横幅)× 18cm(奥行)
- シャトルポッド(可動式荷室)内寸:13cm(高さ)× 28cm(横幅)× 14cm(奥行)
- 本体重量:約2.5kg
- シャトルポッド(可動式荷室)耐荷重:約2.3kg
- 素材:バリスティックファイバーグラス(高い疎水性、防水性)
- 保証付き
- 調整機能付き、シャトルポッドリリースハンドル
- ARCスウィングテクノロジー
- 防水ジッパー&防水生地
- 自立型デザイン
- パッド付きショルダーストラップ&ヒップベルト
- 人間工学に基づいたデザイン
- タブレット用ポケット内蔵
- 給水ポート
- 内側ジッパー付きポケット×2箇所
- 柔らかい素材の内側ポケット
- 高視認性の裏地
- トライポッド、スキー、フィッシングロッド用ポケット
- 外側アクセサリーポケット
- シャトルポッド
- 外側メッシュポケット
- 内側ジッパー付きポケット
- ビルトイン財布
画像:PAXIS
Reported by 正隆