先日トヨタレクサスブランドのフラッグシップセダン、レクサスLSのフルモデルチェンジが発表されました。
新型レクサスLSはメルセデス・ベンツ SクラスやBMW 7シリーズ、Audi A8のライバルとなるモデルで、ラグジュアリーセダンの新たなベンチマークとなるべく登場するとのこと。またレクサスLSの駆動方式はFRに加えてオプションでAWDも選択できるとのこと。
カメラマンにとってレクサスLSはどうなのか?写真愛好家が注目する新世代レクサスフラッグシップセダン「レクサスLS」が遂にそのベールを脱ぎました!
今回はこの新型レクサスLSのお話です。
■新型LEXUS LSの特徴
新型レクサスLSは新開発の3.5LのV6ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は421ps/最大トルク600Nmを発揮、これは競合他社のV8エンジンモデルに匹敵するとのこと。
トランスミッションは10速ATを搭載、0-97km/h加速は4.5秒。10速ATとは凄いもんですね。また0-97km/hが4.5秒というのはハイスペックなスポーツカーに匹敵する性能で、「もの凄く速い」と言えるレベルです。これなら撮影地までのスピーディーな移動が可能でしょう。
新型レクサスLSのプロポーションはこのクラスのセダンとしてはかなり低く抑えられています。例えばベンツSクラスが全高1,495mmであるのに対し、レクサスLSの全高は1,450mmとかなり低く抑えられています。全高や全幅はベンツSクラスロングとほぼ同等となっています。
これは先代のレクサスLSと比較して全長で145mm長く、全幅で25mmワイド、全高は15mm低くなっています。
タッチパッドを搭載していますが、タッチパッドでの文字入力はは右手で操作できる左ハンドルでは使いやすいもの、右ハンドル時は左手では文字入力がやりづらいという意見もあります。
インテリアに関しては高い品質感を感じさせ、特にメーター周りギリギリまで張られたレザーはこだわりを感じさせる作りとなっています。
ただしインパクトにはやや欠けるように感じられ、これからまた何年も売り続けることを考えればもっと強烈に次世代を感じさせるインテリアでも良かったのかもしれません。
しかし高品質なインテリアは撮影後の疲れを癒してくれることでしょう。
昨今注目される安全技術としても自動操舵で衝突回避を支援する「プリクラッシュセーフティシステム」を搭載しているとのこと。
ブレーキだけでは衝突を回避できないと判断した場合、車線内の回避スペースに向かって自動的に操舵も行い衝突を回避するという画期的なシステムとなっています。
レクサスLSのドライバーシートは28段階の調整が可能で、功績もヒーター付きの電動リクライニングシートとなっています。また静粛性に関してもクラス最高の静粛性を実現しているとのこと。
ドライバーにとっても同乗者とっても快適に移動できるレクサスLSはモデルさんやスタッフにも喜ばれることでしょう。
■レクサスLSはレクサスNX・レクサスRXに続く「フォトグラファーおすすめ車種」となるか?
新型LEXUS LSは新世代のプラットフォームを採用し、ライバルであるベンツ SクラスやBMW 7シリーズに対抗するべく大幅な進化を遂げて2018年から市場に投入されるとのこと。
かつてレクサスLSが高級セダンの市場で世界に大きな影響を与えたように、新型レクサスLSは高級セダンの世界で新たな基準を打ち立てるべく開発されたそうです。
カメラマン向けのレクサスといえば、「快適」「機材を積める」「道を選ばない」などの点から、これまではレクサスNXやレクサスRXといったSUVが定番でしたが、そこにラグジュアリーセダンの顔であるレクサスLSが名乗りを上げてきたと言えるでしょう。
画像:LEXUS
Reported by 正隆