ビットコインを簡単に解説!仮想通貨は日本でも普及するか!?

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ビックカメラ有楽町店およびビックロ(ビックカメラ新宿東口店)が、仮想通貨最大手であるビットコインを導入を開始したとのこと。

ビットコインは現在非常に話題になっている仮想通貨で、これからの時代に新たな通貨として、また投資先としても注目されています。

今回はこのビックカメラのビットコイン決済対応についてご紹介します。



■ビットコインってなに?


そもそもビットコインとは?

ビットコインとは、ネット上に流通する仮想通貨の1つであり、仮想通貨の中では現在最大の流通額を持つ通貨で、既に全世界で約2,000万人が使用していると言われています。

電子マネーと仮想通貨、何が違うの?

Suicaやnanacoのような電子マネーは多くの方が既に使われているかと思いますが、電子マネーと仮想通貨では根本の概念が異なります。

  • 電子マネー:その国で流通している通貨をデジタル化したもの
  • 仮想通貨:インターネット上で流通する仮想の通貨

となります。つまり仮想通貨であるビットコインは日本円をカードにチャージしたような物ではなく、ビットコインという独立した通貨なのです。

つまりビットコインはあくまでも、日本円やドルとは異なる仮想の通貨であるため、「日本円をデジタル化」するのではなく、「日本円をビットコインに換金」したり、「ビットコインを日本円に換金」するといったことを行います。

ビットコインでの決済に対応している店舗等であれば、ビットコインそのもので支払いを行うことが可能です。

なんでそんな面倒なことをするの?

ビットコインはネット上に存在する通貨ですから、銀行等を経由することなく送金を行うことが可能です。支払いや振込みが非常にスピーディーに行えます。

また、銀行等を介さずにお金のやり取りを行えますから、基本的に手数料がかかりません。

リスクはないの?

あります。ビットコインは仮想通貨であるため、例えば日本円をビットコインに換金し後に再び日本円に換金したとしても、その価値は一定ではなく変動しているというわけです。

例えば10,000円分をSuicaにチャージした場合、1年後でも10,000として使用できますが、ビットコインは1年後に日本円に換金しようとした場合、10,000円よりも多い額になる場合も少なくなる場合もあります。

為替変動と同じくビットコインを購入することは、簡単に言うと「儲かる場合もあれば、損をする場合もある」というわけです。

またビットコインはまだ歴史が浅いこともあり、国が発行している一般的な通貨よりも変動が大きい傾向がある点にも注意しましょう。

ビットコインの購入方法

ビットコインと日本円を換金する方法ですが、bitFlyerのようなビットコインの取引を行う業者や、まだまだ少数ですが全国に存在する「ビットコイン対応したATM」で換金することが可能です。

ちなみにビットコイン対応ATMは東京都内では、六本木、渋谷、中野、浅草などにあります。

■ビートビットビット、ビットカメラ!


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ビックカメラがビットコイン対応、家電店で初

この度皆さんもご存知のビックカメラが国内ビットコイン取引所最王手であるbitFlyerのシステムを導入し、ビットコインによる決済サービスを試験的に導入しました。

ビットコインへの対応は家電量販店ではビックカメラが初めて。ビットコインでの支払いは1会計につき10万円相当までとのこと。ちなみにビックカメラのポイントは現金での支払いと同率となります。

海外からの観光客や今後ビットコインの日本での流通量拡大を見越しての対応だそうです。

画像:Wikipedia,ビックカメラ

Reported by 正隆