軒下デジカメ情報局にEOS 6D後継となるEOS 6D Mark IIの基本スペックと製品外観画像が掲載されています。EOS 6D Mark IIはオートフォーカスに45点オールクロスタイプセンサーモジュールを搭載し、最高約6.5コマ/秒の高速連写を実現しているとのこと。
そこで今回はEOS 6D Mark IIの製品外観画像&基本スペックとEOS 6Dとの比較をご紹介します。
■EOS 6D Mark II基本スペックとEOS 6Dとの比較
EOS 6D Mark IIの基本スペック
- 撮像素子:デュアルピクセルCMOS AF
- 画素数:約2620万画素
- オートフォーカス:45点クロスタイプセンサー
- 連続撮影速度:約6.5コマ/秒
- 最高ISO感度:ISO40,000(拡張ISO102,400)
- 動画:フルHD
- 動画手ぶれ補正:5軸電子手ぶれ補正
- 背面液晶:タッチパネル対応3.0型バリアングル液晶モニター
- Wi-Fi機能:搭載
- Bluetooth:搭載
- GPS:内蔵
- 外形寸法:144.0(幅)× 110.5(高さ)× 74.8(奥行)mm
- 質量:765g
EOS 6D Mark IIは何が進化したのか?
EOS 6D Mark IIとEOS 6D、加えてニコンのD750と基本性能を比較してみましょう。
機種名 | EOS 6D Mark II | EOS 6D | D750 |
撮像素子 | デュアルピクセル CMOS |
CMOS | CMOS |
画素数 | 約2620万画素 | 約2020万画素 | 約2432万画素 |
連写速度 | 約6.5コマ/秒 | 約4.5コマ/秒 | 約6.5コマ/秒 |
AF/クロス | 45点/45点 | 11点/1点 | 51点/15点 |
最高ISO感度 | ISO40,000 | ISO25,600 | ISO12,800 |
拡張ISO感度 | ISO102,400 | ISO102,400 | ISO51,200 |
動画記録 | 1920×1080 | 1920×1080 | 1920×1080 |
手ぶれ補正 | 5軸電子式 | レンズ側のみ | レンズ側のみ |
液晶タイプ | バリアングル式 | 固定式 | チルト式 |
液晶サイズ | 3.0型 | 3.0型 | 3.0型 |
Wi-Fi機能 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
Bluetooth | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
GPS | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
幅 高さ 奥行 |
144.0mm 110.5mm 74.8mm |
144.5mm 110.5mm 71.2mm |
140.5mm 113.0mm 78mm |
質量 | 約765g(CIPA) | 約755g(CIPA) | 約840g(CIPA) |
■製品外観
正面
EOS 6D Mark IIの製品画像を見てみると、基本的なデザインはEOS 6Dからキープコンセプトであるものの、若干グリップ側のシルエットが丸まっており、グリップ感も変わっているものと思われます。また、右下にはリモコン端子らしきものあり、側面にあったリモコン端子がフロントに移設されている模様です。
上面
上面も一見すると大きな違いは感じられませんが、シャッターボタン周りの形状やシャッターボタン付近にボタンが増設されていることが伺え、グリップ感や操作性にきめ細かなブラッシュアップが行われていることが分かります。
右側面
右側面を見ると、EOS 6Dでは側面にあったリモコン端子がボディフロント側に移設されているようです。
左側面
EOS 6Dと比較すると、グリップの形状が前後共に変更されており、グリップ感に改良が加えられている様子が分かります。
背面
EOS 6D Mark IIとEOS 6Dの背面を比較すると、ボタンやスイッチ類の形状と配置に変更が見受けられますが、何と言っても最大の変化はバアリアングル式の可動液晶モニターを採用していることでしょう。
■EOS 6D Mark II、再び大ヒットの予感。
期待に応えるキヤノンらしい正常進化
EOS 6D Mark IIとEOS 6Dを比較すると、デュアルピクセルCMOS AFを搭載した新型専用イメージセンサーや劇的にクラスアップされたオートフォーカスモジュール、約6.5コマ/秒と大きく連写性能を上げてきた点など、機能的なさまざまなパワーアップが見て取れます。
加えてバリアングル液晶モニターやBluetooth、グリップ形状やボタン配置など細やかな使い勝手に関するブラッシュアップも行われており、「いかにも売れそう」という予感をさせるモデルに仕上がっています。
Reported by 正隆