RFマウントファンの皆さんこんにちは。
軒下デジカメ情報局によると、なんとキヤノンがいわゆる大三元と呼ばれるF2.8通しのズームレンズ3本と、さらに高倍率ズーム&ポートレート用F1.2の大口径中望遠Lレンズを含む5本のレンズを発売するとのこと。
- RF15-35mm F2.8L IS USM
- RF24-70mm F2.8L IS USM
- RF70-200mm F2.8L IS USM
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- RF85mm F1.2L USM
RFマウント初代機であるEOS Rの発売から1年を待たずして、キヤノンはポートレートや風景ののプロフォトグラファーやハイアマチュアに必要なメインレンズを揃えてしまうことになります。
■RFマウント新レンズ一覧
RF15-35mm F2.8L IS USM
RF15-35mm F2.8L IS USMは大口径の広角ズームレンズですが、EFマウントのEF16-35mm F2.8L III USMと比較するとより現代的ですっきりとした印象を受けます。
RF24-70mm F2.8L IS USM
RF28-70mm F2L USMだけでも凄いインパクトがあったRFマウントですが、RF24-70mm F2.8L IS USMもすかさず揃えてきたのは驚かされます。
これがなくては始まらないという写真愛好家の方も多いのではないでしょうか。
RF70-200mm F2.8L IS USM
EFマウントのEF70-200mm F2.8L IS III USMと比較すると、RF70-200mm F2.8L IS USMはずんぐりした外見で、まるでEF70-300mm F4-5.6L IS USMのような見た目になっており、この全長を実現できたのはミラーレスならではなのかもしれません。
RF24-240mm F4-6.3 IS USM
RF24-240mm F4-6.3 IS USMはコンパクトな高倍率ズームレンズで、まさにこれ一本で日常の多くのシチュエーションに対応できるレンズとなっています。
RF85mm F1.2L USM
RF85mm F1.2L USMはEFマウントのEF85mm F1.2L II USMに対応するレンズで、単焦点レンズでかつ高価、また重いこともあって本数としては大して売れる種類のレンズではありませんが、プロ・ハイアマチュアの中に熱烈な愛用者がいるレンズでもあり、中望遠焦点レンズで20万クラスというのは、ニコンのAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED同様、真の愛好家向けレンズと言えるのかもしれません。
■キヤノンの驚愕の開発力
一年を待たずして大三元を揃えてしまうキヤノンの開発力
ソニーが初のフルサイズミラーレスα7を発売したのが2013年11月15日、そして大三元レンズを発表したのが、
- FE 24-70mm F2.8 GM:2016年04月28日
- FE 70-200mm F2.8 GM OSS:2016年09月30日
- FE 16-35mm F2.8 GM:2017年07月28日
ですから、ソニーはフルサイズミラーレスを発売してから大三元が揃うまでに4年近い歳月を要したわけですが、なんとキヤノンはEOS Rの発売から1年を待たずして大三元を揃えそうな勢いです。
勿論これも何年か前から開発していたはずで、キヤノンのマーケティング戦略であるわけですが、レンズラインナップの不安を解消するために他社のようにロードマップを出すのではなくいきなり実物を発表することでより大きなインパクトを与えることに成功しています。
この分だと超望遠レンズなども開発も既に開発段階でしょうから、ニコンZマウントにもこのくらいの開発スピードを期待したいところです。
画像:軒下デジカメ情報局
Reported by 正隆