カメラシェアファンの皆さんこんにちは。
毎年恒例のBCNランキングですが、2019年上半期のシェア1位が発表されました。
そこで今回は、昨年のBCN AWARDのシェアとも比較しながら、2019年上半期のカメラ業界のシェア動向をご紹介させて頂きたいと思います。
■2019年上半期と昨年上半期のシェア比較
ジャンル | トップメーカー | 2019年 | 2018年 | 昨年比 |
コンパクト | キヤノン | 41.6% | ー | 前回不明 |
デジタル一眼レフ | キヤノン | 60.1% | 58.9% | +1.2% |
ミラーレス | キヤノン | 31.4% | 30.1% | +1.3% |
交換レンズ | キヤノン | 21.0% | 20.7% | +0.3% |
ビデオカメラ | パナソニック | 35.7% | 44.1% | -8.4% |
アクションカム | GoPro Inc. | 75.0% | 72.9% | +2.1% |
三脚・一脚 | ベルボン | 17.4% | ー | 前回不明 |
カメラバッグ | ハクバ | 33.7% | 28.3% | +5.4% |
インクジェットプリンター | エプソン | 43.1% | 45.1% | -2.0% |
※上半期のトップシェアが2018年上半期と異なるメーカーとなっている場合は前回不明としています。 |
キヤノン4冠達成。ミラーレスでもさらにシェアを伸ばす
2019年上半期もっともシェアを伸ばしたのはキヤノンで、コンパクト、一眼レフ、ミラーレス、交換レンズとスチールカメラ全部門で1位を達成しました。
また、ミラーレスにおいてもキヤノンは勝利し、+1.3%とシェア1位であった昨年の上半期(通年でも)からさらに他社に差を広げる形となりました。
カメラマニアのうちわの盛り上がりをよそに、「実際売れているのはキヤノンばかり」という現実を受け止められなければ、ミラーレス市場もキヤノンの独占状態となるのはそう遠い日ではないのかも知れません。
参考:BCN
Reported by 正隆