GIZMODEに面白い記事が掲載されていましたのでそちらを簡単にご紹介したいと思います。
ニコンCOOLPIX P900は35mm版換算24〜2000mm相当、超広角から超望遠まで光学83倍ズームを実現したことで話題になり発売当初は1ヶ月待ちという品薄になったカメラです。
GIZMODEは「COOLPIX P900を人間の視力に換算すると一体いくつになるのか?」という実験を行ったようです。
■COOLPIX P900の人間換算視力はまさかの17.3!
- 視力検査用のランドルト環(3.0m用)をCOOLPIX P900にてライブビューにて確認
- ランドルト環の仕様は直径:円弧の幅:切れ目の幅=5:1:1
- 視力2.0のランドルト環を何mの時点で判別出来るかで判定
- スマートフォンの距離計測アプリで確認したところ、26mまで判別可能
- つじもと眼科クリニック院長、辻本真美氏にその結果を報告
- 辻元氏によると「約26m先にある視力表(3.0m用)の2.0のランドルト環が見えたら、視力は…17.3になるんですよ」とのこと
COOLPIX P900の人間換算視力はまさかの17.3!マサイ族もビックリですね。
■月に視力表があったなら
ちなみにGIZMODEによると、日本では5m離れたところから直径7.5mmのランドルト環が見えれば視力1.0とされており、視力17.3は5m離れた場所から直径0.434mmのランドルト環を判別できる理屈になるとのこと。
これを地球と月の関係に直すと、
地球←→月間の距離は384,400,000m(38万4400km)あり、これは5mの76,880,000倍(7688万倍)となります。5m離れた場所から0.434mmのランドルト環を判別出来るのであれば、5mの7688万倍、33,336m(約33.3Km)のランドルト環であれば地球から判別できるという事になるそうです。
もちろん大気やブレの影響を受けますから理屈どおりになる訳ではないでしょうが、COOLPIX P900、凄いものですね。
Reported by 正隆