■SP 85mm F/1.8 Di VC USD（Model F016）の長所

このレンズの大きな特徴である手ブレ補正（VC）は、スイッチでオンオフを切り替えることができ、三脚使用時には簡単にオフにできます。

サイズ感はレビューのため使用したキヤノン6Dに対してバランスの良い大きさとのことでした。全てのコントロール動作がスムーズで信頼性が高く、AFは非常に滑らかであり静かとのこと。

開放から非常に優れた解像度であり、F5.6からF8にかけて解像力のピークを迎えます。歪曲収差は0.151%の糸巻き収差が見られるが、無視できるレベルとのこと。

85mm単焦点レンズとしては珍しい手振れ補正に関してですが、1/125以下のシャッタースピードで一番大きな効果を発揮し、さらに1/15秒程度までは手持ちで撮影出来るとのこと。

期待のボケ味もクリーミーでスムーズとのこと、実写サンプルも掲載されていますが、これはまさにポートレートレンズの面目躍如といった印象です。

中望遠レンズを必要とするポートレートから風景、ストリート撮影など、写真撮影の多くのジャンルをカバーします。防塵防滴ということもあり、屋外のあらゆる撮影で心強い味方となってくれるでしょう。

■私も欲しい。かなり欲しい

タムロンSP 85mm F/1.8 Di VC USD （Model F016）はエディターズチョイスの星5（満点）を獲得しており、ポートレート向きといわれる中望遠レンズの中でも、特に注目度が高く検討の余地のあるレンズと言えるでしょう。

タムロンらしい美しいボケ味が堪能できる、ポートレートカメラマン垂涎の逸品です。

参考：ePHOTOzine
画像：TAMRON