ひらりんなのである。
期待の中判ミラーレス、Flickr(Ming Thein氏撮影)にHASSELBLAD X1D-50cの作例が登場した。今回は特別に、である調でご紹介したい。
なお、過去の記事は下記から参照されたい。
ハッセルブラッドX1D-50c実機レビューが早くも登場!
HASSELBLAD X1D-50c!風景やスナップにさえ使える中判デジタルミラーレス、遂に爆誕!
それではさっそく作例を見ていきたい。
■作例
画面に光源を入れるという悪条件な撮影だが、驚くほどフレアやゴーストを抑え、非常にクリアでシャープな描写を実現している。
逆光のビルや雲といった難しい被写体も、繊細なトーンで描き出している。
夜景であっても緻密な解像感は失われず、画面の隅々まで美しい。
等倍鑑賞が楽しみになる、圧倒的な解像力だ。
深みのある緑を美しく再現してくれた。自然風景の撮影にはもってこいと言える。
人工物もキレのある描写で、青空のヌケ感も素晴らしい。
まさに日常の空間をアートに変えてしまう。
感度が上がらざるを得ないシーンでも、ノイズが気にならずスムースな描写には唸ってしまう。
人工物に命を吹き込む、と言いたくなってしまうのがこのカメラの魅力だ。
豊かな階調は、まるで優れた風景画のようである。
モノクロで撮るという写欲まで掻き立ててくれる、滑らかさとコントラストの両立。
■ハッセルブラッドの使命…それは
「人類史上最高のカメラを作ること」。その使命感に恥じないカメラが登場したのである。ぜひとも手に入れたいカメラなのである。
画像:Flickr
Reported by ひらはらあい